社員さんに教えられる。 (2024/07/09)
カテゴリー: 営業
Author: Masahiko Kato
サラリーマンのプレーイングマネージャー時代、当時の支店長は「加藤君は新人を育てるのが上手いから・・・」と言われ、僕が店長だった10年間の間、毎年僕のチームに新入社員さんを配属してくださいました。
そういった上司の気持ちが嬉しくて、人一倍懸命になって新人さんを少しでも早く一人前にしようと頑張ったものです。
ところが新人さんたちの中には素晴らしい才能を持っておられる社員さんが多く、僕の方が彼らに教えて頂くことも多々あったように振り返ります。
その中でも特に感心したのがO君でした。
なんと彼は入社が決まった内定期間中から自宅周辺の方々に営業を実践していて、入社したとたん「見積もりを出してください」「同行してください」と依頼してきました。
結果は明白でした。
入社早々初契約、その後1年間を通してもダントツの契約で新人賞第1位の栄冠を手にしました。
当時の我々の営業スタイルが「夜討ち朝駆け」だったことに対して、時間の使い方を自分流にして、朝方の営業スタイルを実践し、夕方には自宅へ帰るという、時間管理の素晴らしさを発揮してくれました。
何せ当時の住宅営業の一般常識はお客様が帰宅されてからの夜の訪問や、休日に折衝するのが当たり前になっていました。
また売りっぱなし営業が殆どだった時代、彼は営業折衝のたびに、決まってお礼のはがきをお客様に出してもいました。
当然お客様からの「信頼」もしっかり、紹介営業の成果が出ていました。
そんな彼が僕に感謝してくれたことがありました。
勿体ない言葉を彼から頂き恐縮ですがあえて書かせて頂きます。
「新入社員で入って間もないころ、お客様とのちょっとしたトラブルがあり。落ち込んでいた私を見て言ってくれた上司の言葉が印象に残っています。『積極的な失敗は大いに結構、むしろ消極的な成功よりも価値がある』そしてもう一言、『何かあれば会社が責任を取ってくれる、好きなようにやってみろ・・・』この言葉に本当に救われたと思っています。
きっと、ちょっと生意気な私の性格を見ていってくれたのでしょう。
その後お言葉に甘えて好きな様に行動してみました。
あの時に失敗を恐れて消極的な行動ばかりしていたら住宅営業の成功はなかったでしょう。
とても感謝しています。」
ありがたいですね。
優秀な人は謙虚で「感謝心」を持っておられるようです。
彼はまたこうも言っていました。
「上司や先輩には若い人が失敗を恐れないような環境を作って欲しいものです」と。
伸びている企業には失敗に寛大な上司が存在するものです。
またポジティブにものを考えていく事も徹底されているものです。
若い芽を摘んでしまうようなことはやってはいけませんね。
失敗を良き経験として捉えてメンバーを育てていきたいものです。
多くの社員さん達に多くの教えを頂いたことにあらためて感謝したく思います。
そういった上司の気持ちが嬉しくて、人一倍懸命になって新人さんを少しでも早く一人前にしようと頑張ったものです。
ところが新人さんたちの中には素晴らしい才能を持っておられる社員さんが多く、僕の方が彼らに教えて頂くことも多々あったように振り返ります。
その中でも特に感心したのがO君でした。
なんと彼は入社が決まった内定期間中から自宅周辺の方々に営業を実践していて、入社したとたん「見積もりを出してください」「同行してください」と依頼してきました。
結果は明白でした。
入社早々初契約、その後1年間を通してもダントツの契約で新人賞第1位の栄冠を手にしました。
当時の我々の営業スタイルが「夜討ち朝駆け」だったことに対して、時間の使い方を自分流にして、朝方の営業スタイルを実践し、夕方には自宅へ帰るという、時間管理の素晴らしさを発揮してくれました。
何せ当時の住宅営業の一般常識はお客様が帰宅されてからの夜の訪問や、休日に折衝するのが当たり前になっていました。
また売りっぱなし営業が殆どだった時代、彼は営業折衝のたびに、決まってお礼のはがきをお客様に出してもいました。
当然お客様からの「信頼」もしっかり、紹介営業の成果が出ていました。
そんな彼が僕に感謝してくれたことがありました。
勿体ない言葉を彼から頂き恐縮ですがあえて書かせて頂きます。
「新入社員で入って間もないころ、お客様とのちょっとしたトラブルがあり。落ち込んでいた私を見て言ってくれた上司の言葉が印象に残っています。『積極的な失敗は大いに結構、むしろ消極的な成功よりも価値がある』そしてもう一言、『何かあれば会社が責任を取ってくれる、好きなようにやってみろ・・・』この言葉に本当に救われたと思っています。
きっと、ちょっと生意気な私の性格を見ていってくれたのでしょう。
その後お言葉に甘えて好きな様に行動してみました。
あの時に失敗を恐れて消極的な行動ばかりしていたら住宅営業の成功はなかったでしょう。
とても感謝しています。」
ありがたいですね。
優秀な人は謙虚で「感謝心」を持っておられるようです。
彼はまたこうも言っていました。
「上司や先輩には若い人が失敗を恐れないような環境を作って欲しいものです」と。
伸びている企業には失敗に寛大な上司が存在するものです。
またポジティブにものを考えていく事も徹底されているものです。
若い芽を摘んでしまうようなことはやってはいけませんね。
失敗を良き経験として捉えてメンバーを育てていきたいものです。
多くの社員さん達に多くの教えを頂いたことにあらためて感謝したく思います。