5月21日、大変興味深い高校野球のゲームがありました。
岐阜高校と青山学院高等部の野球の試合が岐阜長良川球場で行われたのです。
岐阜高校の創立150周年事業の一環で約140年の伝統ある両部が白熱したゲームを繰り広げました。

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このブログにも時折出没する題材ですが、スポーツ観戦が大好きな僕でして(どんなスポーツも好きなのですが、敢えて言えばアマチュア野球にはいつも夢中になっている自分がいます。(高校野球や六大学野球はその典型です。)

岐阜高校の野球部が1884年創部ということは全くもって知りませんでした。(勉強不足でした)
但し、僕の弟が岐阜高校の野球部に在籍していましたのでとても親近感があります。
何でも青山学院の野球部には1883年に活動していた記録が残っているそうで、今回こういうイベントに繋がったという事らしいのです。
高校の野球部の歴史としては、旧制一高の野球部がもっと古いらしいのですが現存していませんので、今も存続する野球部同士で記念行事をやりませんかうと岐阜高校が青山学院にオファーをして了解を得てのゲームとなったわけです。

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始球式では岐阜高校OBの柴橋正直岐阜市長がピッチャーで、バッターには同じくOBの古田肇岐阜県知事が、これまたOBで元日本代表監督の後藤寿彦氏がキャッチャーを務めるという華やかなメンバーでした。

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肝心の試合は8対3と甲子園に6回出場経験、1949年には準優勝の経験がある岐阜高校が勝利しましたが、両チームの新たな親睦が構築されたようです。

スポーツは良いですね。
昨年は岐阜高校野球部の応援に遠く関東から駆け付けた弟と一緒に岐阜長良川球場に足を運びました。
現在の監督が北川英治監督、岐阜高校の野球部出身で3年浪人して慶応大で野球を経験した熱い魂の持ち主の指導者、数年前には関商工を初の甲子園に導いてもいますので、ひょとしてという期待も湧いてきます。

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世界では悲惨な戦いという現実が存在していますが、スポーツの熱い戦いは大いに歓迎したいものです。