振り返れば随分と多くの住宅会社とのご縁を頂きました。
沖縄県以外の全国46都道府県で顧問や講演、セミナー等をさせて頂いたことは人生の充実の何よりの要因になっていて、その思い出の1つ1つは私の宝物でもあります。
改めて感謝したく思います。
また100%には及ばないまでも多くの住宅会社の業績アップのお手伝いもさせてもらいました。(手前味噌ですが…)

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業績向上の一番のポイントはと言えば、顔を出させていただいた会社の「今迄」を検証させて頂いたうえで「これから」に変化させていただいた事だと断言できます。
顧問としてかかわらせていただいた住宅会社の中には年間売上が30億から400億近くまで進捗した住宅会社も現実に存在します。

実は往々にして変化を望まれない方々が多いのも事実です。
人は変わらないことが一番楽なようです。
私としては生産性を高める為に変化を求めます。
ですから時折社員さんと衝突することも出てきます。
心底、業績向上を願う社長さんはそこをぐっと我慢もされて従順に対応されます。
多くの業績向上される住宅会社の社長さんは実に懐も深い方が多いものです。

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先日プロ野球の野村克也氏の書『リーダー論』を読みました。
そんな中に記載されていたのが
「今一つ、伸び悩んでいる人間は、たいてい変わろうとする意欲に欠ける」
「良くなったということは、裏を返せば変わったという事なのだ。変わる事=進歩なのだ」
という表現がありました。
まさに同感です。

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書の中で、かつての部下=山﨑武司選手の事を好事例として挙げておられました。
中日ドラゴンズ時代、1996年にはホームラン王にも輝いた山崎選手ですがその後は移籍したオリックスから戦力外通告を受け、その後、誕生したばかりの野村監督指揮下の東北楽天に入団します。
その時の年齢は36才、そして野村監督の指導の下、2007年には43本塁打、108打点を挙げ2冠を獲得しました。

野村監督のボヤキにじっと耳を傾け、データを活用とした配給を読み、変わる勇気を持ったことが成功の要因になったのです。

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皆さん方の部下の方が期待値より低い結果しか出さない時は「今のやり方、考え方、仕事の仕方ではだめだ、変わる勇気を持て」と言い続ける事が重要なんですね。