日本中の多くの住宅会社に顔を出させていただきます。
ありがたい事だと思います。
大きく分けるとオファーを頂くのは業績が良くてさらに上を目指そうという意識の高い社長のおられる会社と、経営が厳しくて何とかしようともがかれている会社でしょうか。

ある会社の社長は「会社がつぶれる寸前です。何とかなりませんか。すぐにでも来て頂きたい」と連絡が入ったこともありました。
すぐさまその会社に行き社長から問題点をお聞きしました。
その後、社員さんに集まっていただきお話を伺ったのち、現実の状況と解決策をお話しし賛同を得て、今現在は順調に経営をなさっておられます。
内なる目で会社を見るのでなく、外からの眼で見つめる事が大切な事ですね。
僕の話を素直にお聞きくださって実行なさった社長はじめ社員さん達の努力のたまものだと感心します。

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そういう私自身、自分の勤務していた会社の中の停滞していた事業所のトップを任せられました。
それまで営業として販売一筋でしたが、初めて経営を経験することになったわけです。
やりがいもありましたが 責任の大きさを痛感しました。

まずは現状から「変化」することに力を入れました。
「働き甲斐のある環境をつくろう」がテーマです。
1、仕事のメリハリをつける
2、明るく元気な職場
3、契約量の増大
4、契約の質の向上、
5、地域密着の推進
6、顧客満足度のアップ
7、他事業所との交流

そんなことを意識付けしました。

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そして
・活力のないところに成果はない
・工夫・改善・改革こそ日常
・時間は命、時間は金
・お客様の建築現場こそ真の展示場
・「思ったことを言う」「言ったことを行動する」「やり始めたらやり抜く」


そんなスローガンのもと、トップである自分が一番動けば必ずみんながついてくるに違いないと信じて動きました、
「何かあったら相談して下さい」ではなく、自分から社員さん一人ひとりに同行することで問題点を探り、解決の方向へもっていく様務めもしました。

「具体的である事、現実的である事」を意識付けしました。
厳しく叱りもし、褒めもし、社員さんの感情に働きかけをしました。

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1年間経過して結果が出ました。
本社から成功事例として活性化の状況を全国会議で発表するように依頼がありました。
光栄なことで、社員さんと共に壇上に立ちました。

ご縁を頂く住宅会社にも、多くの悩みが存在します。
客観視し、透徹した眼で、成功体験を伝授して、改善策を創っていきたく考えます。