良くスポーツ選手が「ゲームを楽しみます」という表現をします。
そして、実際ゲームを楽しんでいる人の方が勝利を掴んでいるようにも感じます。
これは仕事にも当てはまるように感じられます。

かつて僕も試行錯誤をして、社員のモチベーションを挙げたいばっかりに色々と工夫を凝らしたことがありました。
どうかすると仕事もマンネリ化してついついぬるま湯的になってしまうことがあります。
「面白くない仕事」をいかに「面白くする」か・・・はマネージャーの腕にかかっているといって過言でありません。

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仕事はどうしても単調になりがちです。
というか、殆どの仕事は単調になるのがある種当たり前かも知れません。
例えば営業マンがお客様に対して電話を掛け続けるのもマンネリ化します。
毎日の訪問活動もついマンネリ化してしまいます。

どうしたらもっと気持ちよく新鮮に仕事に取り組めることが出来るか…色々と考えました。
結果として仕事をゲームにして考える事を実行しました。
例えば・・・契約が月末集中しているのを防止する為、毎月最初の契約を表彰しました。
契約金が少なくて解約が起きることを無くそうと契約金の多い人を表彰しました。
一番大きな建築物(高額物件)表彰。
新規のお客様紹介の多い人表彰。
電話を良く取る人表彰。
オーナー様からのアンケート結果で表彰。
お客様から評判のいい大工さん表彰。
建築工期の短い建築担当者表彰。
全員成約したチーム表彰。
営業の連続契約表彰・・・。

あるいはライバルの設定、コンプライアンス上問題にならない程度での競争。

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各チームリーダーから課題を創ってもらい「改善」度合いに対する表彰もいいですね。
そしてみんなで「見える化」を計るわけです。
販売会社であることを意識して一人ひとりが商売っ気をいかに出すかを考えました。

会社も順調になるとになるとついつい「大企業病」ともいえるような状態になってきてしまいます。
何となく当たり前に売り上げが上がるように考えてしまう社員が増えてきてしまうこともあります。
現実に今顔を出している企業の中にも業績が順調に上がってくると、ハングリーな部分がなくなってきて社員のモチベーションが下落している会社もあります。

かつて僕は仕事は厳しいものとして育ちました、
仕事は生きていく為のあくまで手段として考えられていました。
でも今はそう考えていません。
仕事は自分のために行うもの、仕事は楽しむものという考えです。


だからこそ、工夫をして仕事を面白くしていこうと考えています。
会社として考える、そして個人としても考える事です。
会社のために仕事をしようなんて言いません。
自分の為に仕事をする、そして結果としてそれが会社の為になれば良しと考えます。


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それには変化が必要です。
変わっていく事は重要です。
そしてまずは自分自身が変わっていく事です。
自分を変えてみませんか?