新型コロナ感染が全国的に広がっています。(皆さんくれぐれもお気を付けください)
そんな中で極力出張を控えてオンラインでの仕事がいつの間にか当たり前化してきています。
ただ個人的には慣れてきてはいるもののやはり直に社員さんの顔を見て仕事をする時と比較するとどうしてもコミュニケーション度合いでギャップを感じます。
出来ればフェイストゥフェイスでと願うことも事実です。
社員さんに会いたいと思うのも現実です。

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つい先日も(この時はまだ緊急事態宣言が発令されている県は少ない状況でした)感染予防に留意して、マスクを2重にして、いたるところに設置してある除菌装置には積極的に関与し、仕事中はフェイスシールドグラス(暑いんですが…そんなことは言ってられません)をして臨みました。

この日は顧客満足について社員さんと勉強会を実施いたしました。
その前に企業の寿命について考えて頂きました。
皆さんは企業30年説なんてお聞きしたことはありませんか・・・。
現実に毎年多くの企業が新しく生まれ、それ以上のたくさんの企業がなくなってもいます。

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住宅は大きな買い物です。
一生で一番大きな買い物と言っても間違いでないでしょう。
あくまで強制はできませんが、自社の商品でもある住宅を建築しようとする社員さんがいるかいないか…会社存続の大きなポイントと僕は考えています。

たとえ自分でなくとも親族・知人・友人に自信をもって薦められるかどうか。
よく生命保険の営業の方々はまずは自分の近辺から契約者を探すとかお聞きしたことがあります。
僕の母親も一時、第一生命の保険外交員をしたことがあってやはり最初は親族の契約から始まっていたように記憶しています。

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自分の勤務している住宅会社を愛しているかどうか・・・?
住宅メーカーの社員の多くは自社の住宅を建築していることが多いと聞いています。
今や大手住宅メーカーの坪単価は110万円を超えてきていますから、建物だけで4000万ほどになります。(土地も踏めると更に高額になりますが、それでも建築する人がほとんどとのことです…すごいですね)

17年にわたって、ご縁を頂き数多くの全国の住宅会社に顔を出させていただきました。
その中には自社の住まいに関心を持たない社員さんが存在したこともありました。
社員さんが自社の住宅を当たり前のように建築する会社とそうでない会社の違いが、住宅会社の強い会社とそうでない会社を表しているように感じてなりません。

もちろん社員さんが自社の建物に興味や関心を持つことや、社内の風土や環境が気持ちの良い事、社内の雰囲気が素晴らしい事なども大きく影響するものでしょう。
そういったことでは社長を始め、上長の社内環境つくりの意識も大切だと思われます。

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仕事をする毎日が楽しい、自分の成長につながっている、そんな会社を創りたいものです。
そして自然発生的に自分の勤務している住宅会社の住まいを人に薦める事が多い、また建築されたお客様からも紹介が来る、そんな会社はたとえ時代が厳しくなっても間違いなく業績を伸ばし存続していくものと考えます。

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お客様が満足する事、そして満足されているお客様の顔を見る事が社員さんが嬉しい事、素晴らしい住まいを提供していることを社員さんが皆誇りに思っていること…大切なことです。

強い会社とはそんなことが出来ている会社を指しているのだと思います。