「継続は力なり・・」というとかっこいいかもしれませんが、僕のホームページ上のブログが16年6か月続いています。
 稚拙な文章をよくもまあ…といわれるかもしれませんが、現実に多くの方がブログを手掛けてらっしゃいますが10年以上というものはあまり見たことがありません。
だからという訳ではありませんが、自分なりにはちょっとだけ褒めてあげたい気持ちもあります。
 
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 かつて『住宅産業新聞』と『日本住宅新聞』で延べ7年間新聞連載をさせて頂きました。
『情熱コンサルの元気日記』『情熱コンサルのやる気アップ作戦』『工務店必勝法』です。
特に『住宅産業新聞』では『情熱コンサルのやる気アップ作戦』と題して6年にわたって毎週750文字ではありましたが住宅経営や住宅営業をテーマとしたコラムを書かせて頂きました。(感謝)
 忙しい時期には、不思議なものでさらに忙しさが拍車をかけるものです。
ほとんど休日がない状態の時もありました。
新幹線の中や、宿泊しているホテルの部屋でペンを走らせた充実した時期でした。
何と言っても新聞は公共性がありますから一字一句正確に句読点にも気を使って、神経を集中して懸命に書いたものです。
新聞社の編集長からもちょいちょい朱ペンを入れられ助けても頂きました。

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 それと比べるとこのブログは緩やかな部分があって多少リラックスしながらパソコンに向かっています。
 
 先日部屋の整理をしていたら僕の小学校1年生の時の「絵日記」が出てきました。
つい笑ってしまうような内容でしたが、両親からの勧めもあってコツコツと毎日書いていた思い出があります。

 そんな習慣が今のブログにも影響しているような気がしています。
振り返れば2004年8月からブログは始まりました。
独立したのが3月1日ですから5か月目からですね。
当時は月1回の文章のみのものでした。
回数が進むにつれて写真を入れることが当たり前になって2007年3月から写真入りとなっています。
今では時には動画も取り入れたりもして徐々にですがブログはすっかり日常化してきました。

 毎日書いていた時期もありました。
多少無理をしながら書いていたということあって、今は自然体で週1程度のペースで書かせて頂いています。
たまにかつてのブログをのぞいたりしてみると独立してからの自分の動きが鮮明になって、(ああ、あの頃はあんなことがあったんだ)と懐かしくもあります。

 2007年12月4日の僕のブログにはこんなことが書かれてありました。
この日は公の場での仕事だったのですが前日遅くチェックインした僕はネクタイを忘れてしまいました。
当日タクシーに乗車してネクタイを購入しようとコンビニを3か所巡りましたが残念ながらどこも置いてありませんでした。
諦めようとした時、タクシーの運転手さんがご自身の首に巻いていたネクタイを外すと「お客さん、これ使って」と僕に差し出してくださいました。
「運転手さん、それはだめだよ」「いや俺の自宅はすぐ近くだからすぐとってこれる」
結局、運転手さんに頂いたネクタイで無事に仕事が務まりました。
運転手さんありがとうございます。
まさに感動でした。


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 いろんな人に助けられながら、ささえられながら、ここまでやってきました。
そんな多くの人に対する感謝の気持ちを心にして、僕もまた、どこかでなにかしらのお役立ちができれば仕事冥利に尽きるというものです。
 
 このブログを読んでくださった方に御礼申し上げます。
つたないブログですが、これからも継続していく予定です。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。