ちょっと嬉しいことがありました。
仕事関連の話ではありませんが・・・。

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 仕事柄全国移動が当たり前化して、どうしてもやむを得ない時だけは飛行機を使いますが、あとはほとんど電車に頼っています。(さすがに北海道は飛行機に頼らざるを得ません)
 その移動手段のほとんどが新幹線です。(各種特急もありますが・・・)
多い年には1週間に4回以上乗車していましたからJR各社には随分とお世話になったわけです。(感謝しております)
タレントさんや政治家の方々、ここでたくさんの著名人の方にもお会いできました。
特にJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の車両には感謝です。

 ただ旅という気分ではありませんので(自分の中では可能であればそういう気持ちになりたいという願望はありますが…)決して心ウキウキというものではありません。
 それでも稀に旅しているという気分になれる時があってそんな時は嬉しいものです。
いい仕事について幸せだと思うこともあります。

 通常、時間との戦いで動いていることがほとんどですが、ここへきて体力的な問題もあり、またコロナ関連から毎月仕事としていただいていた講演が無くなって自由な時間ができるようになってきました。(オンラインもありますが)
嬉しい気持ちと何となく寂しい気持ちが交錯しているのですが、日常を旅として捉えたい一心で例えば東京から名古屋までわざわざ「のぞみ」に乗るところをあえて「こだま」に乗車することもあります。
新幹線が単なる移動のための道具というイメージでなく、旅してる感を味わうことができるんですね。

 東京~名古屋間が「のぞみ」だと1時間40分ぐらいですが、各駅停車の「こだま」だと2時間40分ぐらいかかってしまいます。
ところがそれが何となくいいんです。
プロセスを愉しむということでしょうか。
新幹線ライフを結構エンジョイしています。

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 7月から新幹線に新しい車両が誕生しました。
N700系Sです。
従来の車両(N700系A)よりも乗り心地もよいとのことですので、決して僕は鉄道マニアではありませんが乗車の機会を待ち望んでいました。
ところがなかなかネットで調べてもわからない・・・知り合いのJRの社員さんに聞くと、まだあまり走っていないとのことで、なかなか憧れのN700系Sには出会えなかったのですが、つい先日初乗車のチャンスを得ました。

 当然「のぞみ」だと思っていたのですが、なんと「こだま」車両での遭遇でした。
これも駅員さんからの情報で1時間半ほど乗車のために待機をしました。
コロナ感染の関係もあって車内は空いていてまさに新・新幹線を満喫できました。
弁当を頂きながら、雑誌を読み、アイパッドで調べ物をし、少しだけうとうともしていると、いつの間に名古屋駅でした。
楽しい時間はあっというまに過ぎてしまうものですね。

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 今までの車両と比べて乗り心地がよくなっていますね。
シートが今までよりも沈んでいく感覚がありますね。
インターネット対応もできて、大きな荷物も置けるようになって(予約が必要ですが)、電光表示の文字が大きくなって、値段が高くなっているわけではありませんからありがたいですね。
見た目(外観デザイン)はライトが赤くなっていい感じです。
何よりも新幹線はとにかく安全な乗り物だと思います。
これはもう世界に誇れるといって間違いありません。

 ビジネスの話になりますが、安全・安心、そしてスピードがある‥‥ということは企業の見本といって過言でありませんね。
そして絶えず変化していく事もJR各社さんさすがです。
もちろん企業にあっても変化していくことこそ常道です。
変わっていいものと、変わってはいけないものの判断は経営者に委ねますが、絶えず時を見つめ変化のタイミングや経営判断には留意していきたいものです。