僕の仕事のターゲットは全国です。
おかげさまで沖縄を除く46の都道府県で仕事をさせていただきました。
地域密着の住宅業界の現実が理解できました。
そして多忙な年には年間のホテル宿泊日数が183泊ということもありました。
それだけ全国のホテルにお世話になっていたことも事実です。

 ところが今や様相はすっかりと変貌しています。
コロナの影響はすこぶる大きいですね。
全国各地に出掛けていくことへついつい足がすくんでしまうこともあります。
今月も予約していた東京のホテルはキャンセルさせていただきました。
仕事よりも命がどうしても優先してしまいます。

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 最近のホテルの現状です。
ホテルライフがかつてと比較して随分と変化してきていますね。
もちろんホテル側としては徹底的な感染予防は不可欠です。
消毒・衛生管理の取り組みは万全が義務化されます。
・サービススタッフのマスク着用
・パブリックスペースの3時間ごとの消毒(エレベーター・トイレ・手すり)
・消毒液の設置と来客への消毒の協力依頼
・ソーシャルディスタンスの確保
また、食事の際の感染防止対策や三蜜回避の対策も必要です。
・ソーシャルディスタンスの確保
・レストランやラウンジ入店時の消毒依頼
・ブッフェスタイルの提供禁止

 またチェックイン時の「宿泊に際してのお願い」の提示と健康チェック
付帯設備(カラオケ・マッサージ・バー)のクローズもあります。
普段1000円のDVD視聴費用は半額になっていました。

 従業員さんたちに至っては・・・
・出勤時の検温の徹底
・通用口・トイレ・従業員食堂利用時の消毒の徹底
・勤務時間外における不要不急の外出自粛などです。

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 先日もホテルで朝食をとレストランへ顔を出すと、お客様が誰もいない現実、ホテルスタッフの方が食事を部屋で食べるようにとお弁当スタイルの包みを渡してくれました。
あれほどお客様に溢れ、順番待ちだったレストランが随分と変貌してしまっています。

 楽しみだったバイキングスタイルのブレックファーストの姿は現在は見られません。
スタッフの方々の対応はすこぶるいい感じで、それだけに宿泊客の少なさが寂しい限りです。

 22日から東京を除く全国でGOTOキャンペーンが始まります。
経済を優先することがいいのかどうか・・・いまはただ2次感染の広がりを危惧するばかりです。
宿泊業の方々の大変さ理解できます。
飲食業の方々の切実な思いもわかります。
1日も早く安心して安全に、全世界の人たちが行き来往来できる状態になってくれることを祈るような思いです。

皆さん、命だけは大切にしてくださいね。
生きていれば何とかなります。
生きててよかったと、また新しい感動を味わいましょう!!