関東地方の顧問会社が分譲地を検討しています。
注文住宅における受注が順調になってきたことからさらなる飛躍を目指します。
僕にもアドバイスを求められました。

 分譲地は単に土地を販売するという感覚のみならず街を作っていくという発想が必要ですね。(土地の販売区画数によっても違ってきますが・・・。)
また分譲地の購入に至っては周辺環境をしっかりと調査することが不可欠です。

 かつて積水ハウスの営業時代には随分とたくさんの土地の販売に携わりました。
高額な物件をよくもまあ若い未熟な自分たちに任せてくださったものと振り返ります。
改めて「感謝」の気持ちでいっぱいになります。

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 そんな会社の期待に応えようと若き情熱を振り絞った思い出がよみがえります。
20代の時、まだ僕が一営業マン時代のころです。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンに28区画の分譲地を販売することになり、その販売にかかる広告宣伝全体を任せられました。
 当時のパンフレットが手元にあります。(懐かしい思い出が詰まっています)
そして表紙と裏表紙を僕の作ったコピーが飾っています。
今振り返ると稚拙な文章でよくまあこんな文章を書いたものだと恥ずかしい限りですが、分譲地販売に一生懸命だった当時が懐かしくもあります。
 その分譲地は南だれの日当たりの良い場所で、健康をテーマにしてパンフレットに表現しました。

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『 いらっしゃい!健康家族 〈ヘルシータウン高蔵寺〉』

(表表紙コピー)
 朝焼けの空に向かって走る。
今日はきっと素晴らしい一日になるはずだ。
スポーティな風を受けてのジョギング。
もう、緑の大地は心の友。
笑顔がだんだんヘルシー色に変わっていく。
流れる汗もいつのまにか白く光って
散歩の人たちについ「おはよう」と声をかけたくなる。
今までの自分とちがう自分が見えてきた。

(裏表紙コピー」 
 子供たちと「夕焼け」の歌を口ずさんだら
どこからか自然の奏でるメロディもハミングしてきた。
白い歯を見せながら子供たちは
「おなかがすいたよ」とわが家へ駆け出す。
「よおし、パパと競走だ」
いつのまにか空には一番星。
こんなに暮らしを愛せるなんてやっぱり健康っていいものだ。

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 情熱は人の心を動かすものですね。
「健康」をテーマにしたこの分譲地は高額にもかかわらず順調に売れていきました。
28家族の新しい生活がスタートしていったのです。