今年4月に入社された新社会人に対しての新人研修も6月で終了しました。
顧問となって8年目を迎える某住宅会社では、5月になって新入社員さん達からの契約も出てきています。
早いですね。
素晴らしいことです。
当然ながら新人さんたちが契約に至る場合は必ずといっていいほど上長のフォローが必要になります。
つまりは新人さんたちの契約が取れている会社はというと、リーダーとメンバーとの関係においていいコミュニケーションが取れているということも言えます。
どの時点で同行営業していいかの判断も大切です。
こういった場合はタイミングも重要ですね。

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 企業によって新人さんたちの結果が早い時期に出てくる会社とそうでない会社に分離します。
新人だからまだそこまでやらなくてもいいよという会社にあっては新人さんたちも甘えてしまうようです。
僕が支店長時代、新入社員さんたちが毎年入社しました。
僕は開口一番、新入社員に期待すると申し上げるのが常でした。
君たちは確かに知識はない、だけど君たちは先輩が忘れてしまっている従順さ、一生懸命さ、元気さ、可愛さ、将来性、行動力があるじゃないか…・お客様は夢を持っている君たちと契約することを願っているに違いないんじゃないかなぁ・・・と語り掛けをしていました。

 知識のなさを嘆かなくてもいいんだよ、わからないことはわかりませんとはっきりと口にして言う勇気を持とう、わからないことは宿題にさせていただくことだね。先輩や同僚に聞いて、なるべく早く答えを持っていくことが大切だね。
君たちは先輩がややもすると忘れかけてしまった、挨拶の重要性、傾聴すること、清潔さ、笑顔、を前面に出して第一印象力を上げていこうね‥‥そんなことを毎年入社してくる新人さんたちに熱く説いた思い出があります。

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 また新人さんたちと3年間毎日の交換日記も継続しました。
そして上司の愛情は必ず結果に結び付くということを実感いたしました。
新人さんたちが1年目から先輩社員に負けない業績を残していってくださいました。

 是非皆さん方の会社において、1対1の人間としてリーダーは新人さんたちに向かう努力をしていただくことをお勧めします。
ある年の新入社員さんとは、単身赴任を僕がしていたということもあって毎日6時半から7時20分まで一緒になってジョギングをしました。
振り返ると大変だっただろうと推測もします。
走り終えた後、僕のマンションで彼と一緒に僕の手造りのブレックファーストを食べて一緒に会社に出社しました。
この彼も1年目からしっかりと契約実績を残しました。

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 少し懸念することですが、日本人全体のやる気度が全国的に落ちてきています。
信頼度の高いアメリカの調査会社ギャラップは世界の従業員を対象として組織への熱意に関する調査を実施しています。
それによれば日本人のやる気度は何と139か国中何と132位です。
大丈夫でしょうか・・・・?
そんな中で行動力のある社員さんたちは結果を残しています。
従順な新人さんたちに日々のOJTで教育して、一緒になって行動すれば契約が取れるようになるということを僕は学習しました。
リーダーは仕事の喜びや楽しみを新人さんたちに説いてあげていただきたく思います。

 今年もまた住宅業界に夢を抱いた数多くの新人さんたちが社会人となって羽ばたき始めています。
期待をもって彼らの力を信じて、一緒になって日々の行動を見つめてあげていただくことをお勧めいたします。
間違いなく1年目から新人さんたちの成果が出てくるに違いありません。