毎月月初は両親の墓参りに行くことが当たり前の行事となっています。
いつの間にかお墓の前に立って両親といろいろと会話するようになってきています。
家にいるときも決まって仏壇に向かって語り掛けしています。

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 父親が仕事を辞めたのは確か72歳の時だったと記憶しています。
60歳で定年を迎えて教育長の話には辞退し、地元の大学に助教授として赴任いたしました。
そして72歳の時、詳しい訳は不可解ですが「学生が最近俺の話を聞かなくなった」という理由で大学を辞め実質的に仕事から離れました。

 カエルの子はカエルと言いますが、親のDNAを引きずって生きている僕としては、せめて父親越えと言いますか72歳までは働いていきたいという、そんな願望を持っています。
(仕事が今のように継続していくことが何よりの条件ではありますが)
 また家にじっとしていることが自分自身を失ってしまうのではないかという若干の懸念も正直存在します。
 人は皆、心のどこかに自分自身の存在証明を見つけていたいものだと思います。

 今回、お墓の前で仕事よりも身体を重要視していきたいという思いを両親に話してきました。
もちろん仕事を継続はするのですが、健全な精神は健全な肉体に宿るといわれるように、健康上に一抹の不安も感じないではありません。
今年になって恒例ではありますが、人間ドッグや脳ドッグの結果を意識するようになっています。

 正月とゴールデンウィークは決まって自分自身を見つめなおす良い機会です。
特に今年は新しい元号にもなっていつも以上にフレッシュな気持ちになってもいますね。

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 毎日どこかで運動を実行できないか、全国各地に出かけているときも体を使う努力をしよう…そんな気持ちで4月30日から毎日1時間の運動を意識して始めました。
オフィス近くの遊歩道を歩き始めました。
ここには同じような仲間の人たちがたくさんいらっしゃいます。
ありがたいことに、なんだか勇気づけられているような感じさえ得られます。
そしてほんの6日間で変わってきたことがあります。
ジョギングで始めた運動が多少のランニングを交えられるようになってきたことです。
もっとも、無理はしないつもりですが・・・。

 今後どう社会とつながっていくか・・・生き生きした老後を迎えてる人は2割未満だとお聞きします。
仕事中心の生活から充実した人生への転換も課題でもあります。

 好きな野球のたとえで恐縮ですが人生の最後を良きホームスチールで終えたい、ラストランに向かって準備を始めていこうかと・・・少しづつ自分を変化させていこうと・・・そんなことを言い聞かせている現在です。