今月は新規の顧問依頼が4社ありました。
愛知・静岡・千葉・東京と地域も様々です。
全ての会社の期待に応えることはできませんが、代表者の方とお会いだけはしています。
時間の関係で夜の9時に食事をしながらなんていう出会いもありました。

 そういった中でいつも感じることがあります。
これは営業時代も、多くの部下を持ったマネージャー時代も意識したことです。
相手との距離をどのくらいに設定するかという事です。

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 この距離には実は4つのタイプがあります。
密接距離・固体距離・社会距離・公衆距離の4タイプです。
ちなみにこの4つのタイプの具体的距離を表現します。
密接距離0~45センチ、固体距離45~120センチ、社会距離120~360センチ、公衆距離360センチ以上です。

 我々が営業に使う距離としては固体距離が有効です。
お客様のみならず、会社の上司も部下に対して程よい距離を取りながらコミュニケーションを図るべきといって間違いありません。

 ある実験で、Aさんを前にして50センチのところにいる人と2メートルのところにいる人で話し合いをすると、この場合Aさんは50センチのところにいる人に好意を抱きやすいという結果が出ています。

 また座ったり、相手を前にして立ったりしたときの位置も影響します。
真正面は敵対関係、斜め前は友好関係を位置するそうです。

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 部下を上手に使う上司や、トップ営業の人達はこの距離感が絶妙です。
信頼関係は相手との距離から出来上がるといってよいかもしれませんね。