関与会社の社員さんとこの会社の建売現場に来ています。
この日は建売販売の手法について学んでいただきました。

 「モノ」から「コト」への時代といいます。
 我々の営業の折衝も建物を売るだけにとどまらず、どういう生活がこの物件を購入した時始まるかをお話しすることが重要です。

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 例えば奥様(今やかつての主人に変わって住宅購入の決定権者)がが一番関心を持つ場所であるキッチン、このキッチンの用途といえば・・・
1、料理をすること
2、奥様の憩いの場
3、食品関係の収納の場
 またキッチンのニーズに合わせて・・・
1、動線 2、収納 3、掃除のしやすさ 4、採光 5、インテリア性を提案することが重要です。
 そしてこの場合、冷蔵庫の配置がポイントです。
冷蔵庫から取り出したものを洗浄・調理・加熱・配膳という作業の流れに合わせられる配置にすることが大切です。
…となるとは、なるべく冷蔵庫は、シンクの近く、可能であれば隣に配置するのが良いということになります。

 またそう提案する前提として、現在お使いの冷蔵庫を引き続き使用する場合、大きさ、幅、奥行き、ドアの開閉方向をお聞きすること、開閉方向によって左右どちらに配置するかが決まってきます。
 冷蔵庫は幅、奥行きともに変わりやすい商品ですので買い替えを予想して余裕をもってスペースを確保すべきでもあります。

 一般に冷蔵庫に入らない食品が一つの家庭で平均400リットルあるといわれます。
ですからパントリーの設置が不可欠といえます。

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 自社の建売についてどこまでこだわりを持ってお客様に対してお話しできるか、その建売を購入されんとするお客様の立場に立てるか、とても重要です。

 建売住宅にはその住宅を販売する住宅会社の提案を盛り込みたいものです。
どういった住まいを創っていくかが、購入されるお客様の生活そのものを変化させることに繋がります。
 
 お客様の幸せは住まいを提供する私たち一人一人に委ねられているといっても過言でありませんね。