ようやく暖かくなってきました。
オフィスの前のつつじがきれいな花を咲かせてきています。

20180414-yjimage.jpg

 寒かった時期は避けていましたが、久しぶりに妻の両親と一緒に北陸へ旅に出かけました。
今月には93歳の誕生日を迎える父親と90歳の母親にもささやかな孝行となっているようで僕としても嬉しい限りです。
 ありがたいことに90歳を超えた両親がとても元気、食欲も旺盛で、僕も将来こんな風に生きられたらと憧れを抱くこともあります。
 
 僕の両親が二人ともに80歳代で故人となってしまったことが、今もとても寂しく思うことがあります。
両親に対して感謝の気持ちは持ってはいたものの、日々の仕事に追われていて気持ちを行動に移すことができませんでした。
本当はもっともっと親孝行したかったですね。
このブログを読んでくださっている皆さんは後悔のないようにして頂きたく思います。
そんな思いがせめて妻の両親には少しでも・・・という形になっています。

20180414-concept-01.jpg 20180414-o_1.jpg 20180414-10421555.jpg

宿泊した宿は2千坪の敷地に10の部屋。
一つとして同じ部屋はなく、各部屋ごとに露天風呂もついていて風情がありました。
ロビーから一望できる枯山水、その庭の真ん中に万葉の歌碑が佇む湯宿でした。
 九谷焼や輪島塗、金沢漆器の器に盛られた日本海、白山、加賀平野の食材を美味しくいただきました。
 両親も年齢を感じさせない食欲で「美味しい」といってくださり、その言葉が僕にとっては何よりの喜びでした。

20180417-corner01.jpg 20180417-steak02.jpg

 翌日には、父親が40年以上前に訪れ、その時の印象がよほどよかったのでしょう。
金沢市の六角堂というステーキハウスをリクエスト、幸いにして現存する有名店でした。
 朝一番に予約しましたが、満員状態の人気のお店でした。
朝食をおなか一杯に食べたのにこの六角堂のお肉は自然にお腹に納まりました。
45年以上前から創業の老舗のお店で大変な繁盛ぶりでした。
父の嬉しそうな顔が印象的でした。

 ゆったりと2日間の時間が流れました。
ちょっといいことをした感じの素敵な小旅行になった感じがしています。