関東の住宅会社に顔を出しています。
この日は営業外の社員さんたちにお集まりいただいて顧客目線に立っての現場つくりのミーティングでした。
一般に営業社員を直接販売員、営業社員以外を間接販売員と呼びます。

 業績の良い会社は営業だけでなく、間接部門の社員さんも含めた全員がお客様目線で仕事が行われているものです。
いわゆる「全員営業」ですね。

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 積水ハウス時代もよく「営工一体」と表現して、社内の統一・一体感や連帯感を強化することを課題にしていました。
 半期ごとにお互いの意見交換をして社内の改善に向けて努力した経験があります。
 営業・設計・工事・総務経理の大きく4つのチームに分けてお互いに向けて意見を申し上げてより良い会社つくりを目指しました。
 そこには現実的にはお互いの立場もあって、意見の食い違いもあり、時には感情もあらわに意見のぶつかりもありました。
 但し社員のみんなの心の奥底にあったものは仕事への情熱、顧客満足への挑戦でした。
そんな意見のぶつかり合いの中から、さまざまな「改善」行為が提議されて社内の業績は右肩上がりで進捗していきました。

 組織は規模が大きくなればなる程にコミュニケーション度は低くなっていくものです。
人数が増えれば増えるほど日ごろからのコミュニニケーションを全員が心する必要があります。

 建設現場は実に正直です。
建設現場の充実している会社は企業姿勢がしっかりとしていると断言してもよいですね。
展示場やショールームはお客様を呼び込む施設ではありますが、建設現場はうそを言いません。
住宅を考えられるお客様に対して僕は建設現場見学をお勧めしています。

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 この日、全員から活発な意見が飛んだように記憶します。
逆に営業の社員さんたちに対しての要望もお聞きしました。
意識が変われば行動に変化が起こり、業績向上の大きな起爆剤になるものです。

 現場の人たちの意識をさらにアップして頂ければ、相乗効果で営業の社員さんたちの気持ちもアップするものです。
 この日の発表から更なる業績向上を期待しています。