このところ一躍脚光を浴びているのは軟式高校野球ですね。
軟式野球はボールが飛ばないことでなかなか点が取りにくいという現実があるのですが、まさかここまでといったとにかく凄い状況でした。
 もうすっかり感激しました。

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 通常9回で終了する野球の試合がまさかまさかの再試合、再試合、再試合で何と決着がついたのが50回、岐阜の中京高校と広島の崇徳高校の長ーい長ーい白熱の試合は、こんなにも高校生を投げさせていいのかという問題にも発展もしました。

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 勝利した中京高校の主戦の松井投手、4試合目も途中からリリーフ、準決勝に勝利したまた直後に決勝戦に臨んで2対0でチームを優勝に結び付けたわけですがすごい気力ですね。
投げた玉数は1000球を超えました。
よくまあ体がもつものだと感心することしかりです。
本当に感動しました。
試合を観戦しに行こうとさえ思いました。

 この試合には後日談もあります。
試合を終えて地元へ帰った中京高校の選手達、究極の試合を戦った広島のチームに対して、今回の土砂崩れを見舞うチャリティーも全校生徒で行ったというまたまた嬉しい知らせが入ってきました。

 感動はまた新しい感動を生んでいくのですね。
高校野球はいつも硬式野球のほうに興味や関心がいってしまいがちですが、この夏の一番の感激をどちらかというと地味な軟式高校野球が味あわせてくれました。

 松井投手をはじめ選手の皆さん、監督、応援団、ゆっくり体を休めてください。
感動をありがとうございました。