スポーツ観戦が大好きで,その中でも特にアマチュア野球に夢中です。
今年も熱い高校野球の季節がやってきました。
この日はおりしも故郷岐阜代表の大垣日大高校が戦いました。
去年甲子園に出場したメンバーが今年7人残っていることで勝利を確信していました。

 また今年は大垣市代表の西濃運輸が都市対抗野球で初めて優勝しました。
高校野球もとついつい期待をしてしまいます。

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 この大垣日大高校の坂口監督のことを、かつて2007年4月に当時僕が連載していた「住宅産業新聞」に記事にさせていただいたことがあります。
 かつては愛知・東邦高校の監督として全国優勝の栄冠もある甲子園で著名な監督はかつては鬼監督でした。
 ところがその指導方針を「鬼」から「仏」に変えて、7年前には楽しむ野球で大垣日大を全国準優勝に導きました。
 まさにEQマネージャーといって過言でありません。
 70歳となった今、坂口監督は少年の日に帰ったように野球を楽しんでいるようにも感じられます。

 この日大垣日大は1回にまさかの8得点を許し敗戦濃厚、ところがその裏4点を返し逆転の希望をつなぎました。
 ところが5回に2点を追加され6点差になってさすがの坂口監督も「勝負あったな」と思ったそうです。

 ところが徐々にその差を詰めると、なんと8回にはホームランで大逆転、奇跡とも思われるゲームを演じてくれました。
 何と夏の高校野球史上タイ記録となる8点差をひっくり返しての逆転劇となりました。

 坂口監督としては池田高校蔦監督に並ぶ甲子園通算37勝、鬼の目じゃない・・・仏の目に感動の涙が光りました。