先日のなでしこJAPANの大活躍には本当に感激しましたね。
女性の社会進出もありますが、スポーツにおいてもまさに実践をしてくれました。
この背景には男女雇用機会均等法なども影響を与えているように思います。

 今回の女子サッカーの佐々木監督の指導法にも共感する部分が多かったのですが、こういった選手への指導(社員の指導もしかりですが・・・)も時代とともに随分と変わってきたように思われます。

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 かつて日本の女子バレーは「東洋の魔女」と呼ばれ世界におそれられました。
当時の監督は大松博文監督、「鬼の大松」と呼ばれました。
監督率いるチーム、ニチボー貝塚は258連勝という最強のチームでした。
そして当時は完全なスパルタ指導でした。
その指導のもと、東京オリンピックでは強敵ロシアを下し金メダルに輝きます。(ちなみにこの時のテレビの視聴率86,5%はいまだに破られてはいません)
その後も中国にバレーの指導に招かれ現在の強い中国バレーの礎を創りました。

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 時代は変わりました。
今回の佐々木監督、選手とのやり取りを聞いていてもとてもフランク、おやじギャグで選手の気持ちをやわらげ、コミュニケーションを円滑にするといいます。
テレビを見ていても何か友達のようなそんな関係ですね。
 企業においても社員の心の動きを重要視したマネジメントが大切になってきているように思います。

 僕自身も積水ハウスの岡崎支店長時代は鬼の支店長でした。
ところが現在はEQマネジメント、感情指数の高い指導へと指導方法を変えています。
一人ひとりの社員の心をつかむことがとても大切な要因となっていますね。