カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
サラリーマン時代の同僚を誘って愛知と岐阜の県境に足を運んでいます。
11月23日から12月1日までの9日間だけのイベントがあって、機会があればいつかきっと見学しようと考えて、ようやくというかその機会に恵まれました。

ここは「愛岐トンネル群」と呼びます。
「未来に伝えたいものがあるんだ」との主催者側のチラシを頂きました。
何でも国の3大廃線トンネル群がここに存在していて(明治33年開通当時のままのものが残されています)丁度秋の紅葉の時期に合わせて、渓谷の秋を満喫しながら散策するというもの、お聞きすると15年ほど前から実行されてきているとのことでした。
ちなみに日本3台トンネル群というと、碓氷峠(群馬県)と、旧北陸線トンネル(福井県・滋賀県)と、今日の愛岐トンネル群を指すようです。
会場には駐車場は一切ありません。
久しぶりに中央線に乗車してカタコト走って定光寺駅で下車します。
普段は乗降客もない中央西線JR「定光寺」無人駅なんですが、このイベントが行われる1年のうちたったの9日間だけは臨時の駅員さんが10人近く立たれ、この日ばかりは普段は止まらない快速列車も止まってくれます。(ありがたいですね)
午後から雨が降ってくるかもしれないとのことで、若干の不安も持ちながら現地に向かうとなんと平日にもかかわらず、ヒト、ヒト、ヒトの列でした。
(見学中の午前中は天気も崩れる事もなく無事に散策が出来ました)
この様子では土曜、日曜、祝日は大変な人でしょうね。
一つだけ残念だったことは期待していた紅葉がいまだ時期早しといった感じでちらほらとした状態でした。
距離としては片道が1,7キロ、リハビリ中の僕としては丁度良い距離だったように思います。
3号トンネル(75m)、4号トンネル(75m)、5号トンネル(99m)、6号トンネル(333m)とあり、中々趣きがあります。
あたかもSJ列車が蒸気を挙げて、「ポー―」と大きな汽笛を鳴らしながら走ってくるのではという感覚に襲われもします。

そういえば幼児期、あの汽笛の音が怖くもありました。
が、今となっては懐かしく、魂の故郷に帰ったような感覚にもなります。
この1,7キロのトンネル群がとても魅力的に創られていたことに感心しました。
開催の年によってもいろいろと趣味嗜好を凝らしているようです。
例えば、ジャングルジム、笹迷路、ボルダリング、ターザンブランコ、大きなSLの動輪が展示され、残存物のパネルも、今年は6号トンネル内が妖怪隧道となっており、おなじみの目玉おやじや一反木綿などの妖怪が出迎えてもくれました。
トンネル内は暗くて、またそれがいい雰囲気を醸し出しています。

トイレにも困らないように、またおなかが空いたときの為にも弁当や飲み物が途中途中に用意もされ、ボランティアで頑張っておられる方々の親切な説明もあり、気持ちの良い想い出作りが出来たように振り返ります。
単純にトンネルくぐりではなく、いろんな付加価値を付けて趣のあるショーを演出している感覚が素敵でした。
なんでもアンケートによると、もう一度この愛岐トンネル群を訪れたいとする人は、ぜひ訪れたいという方が52%、訪れたい人が38%という結果が出ています。
毎年堅実に来場者数が伸びてきており2008年に始まったこのイベントの来場者数は40万人に達しようという勢いです。
知る人ぞ知る…といった感覚から始まりましたが、口コミでの伝道もあり段々と数を増してきているんですね。
片道1,7キロの散歩路が玉野渓谷の流れを見ながら、大自然に抱かれて、おもしろおかしいイベントにも魅了されあっという間の2時間でした。
幸いにして足の痛みもなく、一緒に言った仲間も感動を味わったようです。

1年の内たったの9日間だけのイベントは何か貴重な体験という感じもします。
寒くもなく健康的な仲間との時間の共有が充実時間を作ってくれました。
生きている実感を味わっています。こういった時間に感謝ですね。
11月23日から12月1日までの9日間だけのイベントがあって、機会があればいつかきっと見学しようと考えて、ようやくというかその機会に恵まれました。

ここは「愛岐トンネル群」と呼びます。
「未来に伝えたいものがあるんだ」との主催者側のチラシを頂きました。
何でも国の3大廃線トンネル群がここに存在していて(明治33年開通当時のままのものが残されています)丁度秋の紅葉の時期に合わせて、渓谷の秋を満喫しながら散策するというもの、お聞きすると15年ほど前から実行されてきているとのことでした。
ちなみに日本3台トンネル群というと、碓氷峠(群馬県)と、旧北陸線トンネル(福井県・滋賀県)と、今日の愛岐トンネル群を指すようです。
会場には駐車場は一切ありません。
久しぶりに中央線に乗車してカタコト走って定光寺駅で下車します。
普段は乗降客もない中央西線JR「定光寺」無人駅なんですが、このイベントが行われる1年のうちたったの9日間だけは臨時の駅員さんが10人近く立たれ、この日ばかりは普段は止まらない快速列車も止まってくれます。(ありがたいですね)
午後から雨が降ってくるかもしれないとのことで、若干の不安も持ちながら現地に向かうとなんと平日にもかかわらず、ヒト、ヒト、ヒトの列でした。
(見学中の午前中は天気も崩れる事もなく無事に散策が出来ました)
この様子では土曜、日曜、祝日は大変な人でしょうね。
一つだけ残念だったことは期待していた紅葉がいまだ時期早しといった感じでちらほらとした状態でした。
距離としては片道が1,7キロ、リハビリ中の僕としては丁度良い距離だったように思います。
3号トンネル(75m)、4号トンネル(75m)、5号トンネル(99m)、6号トンネル(333m)とあり、中々趣きがあります。
あたかもSJ列車が蒸気を挙げて、「ポー―」と大きな汽笛を鳴らしながら走ってくるのではという感覚に襲われもします。

そういえば幼児期、あの汽笛の音が怖くもありました。
が、今となっては懐かしく、魂の故郷に帰ったような感覚にもなります。
この1,7キロのトンネル群がとても魅力的に創られていたことに感心しました。
開催の年によってもいろいろと趣味嗜好を凝らしているようです。
例えば、ジャングルジム、笹迷路、ボルダリング、ターザンブランコ、大きなSLの動輪が展示され、残存物のパネルも、今年は6号トンネル内が妖怪隧道となっており、おなじみの目玉おやじや一反木綿などの妖怪が出迎えてもくれました。
トンネル内は暗くて、またそれがいい雰囲気を醸し出しています。


トイレにも困らないように、またおなかが空いたときの為にも弁当や飲み物が途中途中に用意もされ、ボランティアで頑張っておられる方々の親切な説明もあり、気持ちの良い想い出作りが出来たように振り返ります。
単純にトンネルくぐりではなく、いろんな付加価値を付けて趣のあるショーを演出している感覚が素敵でした。
なんでもアンケートによると、もう一度この愛岐トンネル群を訪れたいとする人は、ぜひ訪れたいという方が52%、訪れたい人が38%という結果が出ています。
毎年堅実に来場者数が伸びてきており2008年に始まったこのイベントの来場者数は40万人に達しようという勢いです。
知る人ぞ知る…といった感覚から始まりましたが、口コミでの伝道もあり段々と数を増してきているんですね。
片道1,7キロの散歩路が玉野渓谷の流れを見ながら、大自然に抱かれて、おもしろおかしいイベントにも魅了されあっという間の2時間でした。
幸いにして足の痛みもなく、一緒に言った仲間も感動を味わったようです。


1年の内たったの9日間だけのイベントは何か貴重な体験という感じもします。
寒くもなく健康的な仲間との時間の共有が充実時間を作ってくれました。
生きている実感を味わっています。こういった時間に感謝ですね。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
一般に仕事の上で話題にしない方がよいのが政治と宗教の話だと言われます。
双方の考えが合致していれば問題ないのですが、そうでない場合は困ったことが多く出てきて商談が円滑にはいかない事が起きてくることが多いようです。
今日はあえて政治の話をさせて頂きます。
先日の国政選挙では与野党が伯仲した結果が出ました。
つい最近では兵庫県知事選、まさかと思われた方もあるかと思いますが、斎藤元彦氏が知事に返り咲きを果たしました。
これはアンダードッグ効果と言われるものではないかと思います。
選挙前の予測で劣勢を伝えられた候補者が、有権者の同情や劣勢挽回の為の支持から、当初の予想以上に獲得票を伸ばしたという現象です。
(ちなみに反対語はバンドワゴン効果といい、事前にマスメディアの選挙予測報道などで優勢とされた候補者の有権者が投票しがちになる現象を言います)
またSNSの影響も大きいと考えられますね。
都知事選の石丸信二氏や、国民民主党の議員数を7から28と4倍に伸ばした戦略も、このSNS効果が大きいと言われています。

以前から企業の営業戦略としてランチェスター戦略が挙げられます。
市場戦略においてよく企業において使われる営業の手法です。
住宅業界に在っては大手の住宅メーカーに対して、地域の工務店やビルダーが用いる戦略として有効だと言えます。
ランチェスター戦略の中では強者の戦略と弱者の戦略という形で述べられています。

仮に強者を住宅メーカーとして、弱者を地域の工務店として考えた場合・・・
強者の戦略=総合戦、広域戦、遠隔戦、確率戦、誘導戦
大きな市場、TV・CM等のイメージ戦略、ヒト・モノ・情報の総合力
弱者の戦略=差別化戦、局地戦、接近戦、一騎打ち戦、一転集中戦
隙間(ニッチ)ライバルがいない市場、顧客とのスキンシップ
…というように分けられ考えられるでしょうか。
地域密着産業でもある地域ビルダーや工務店などの住宅業界に在ってはこのランチェスター戦略は有効だと考えられます。
例えば・・・
1、顧客としては土地なし客をターゲットとする
2、展示場にお客様の来場を促し、看板やCM等を多用、感謝祭などを実施
3、低価格で高性能な建売住宅を展開
4、各エリアごとに拠点を設ける組織体制
5、自己資本比率を高めに設定

現実に僕自身が顧問会社となった住宅会社に対してはこういった戦略を駆使した思いがあります。
また住宅メーカーの支店長時代も意識した戦略だったことも事実です。
基本は・・・
1、自分たちの販売エリアを絞ること
2、販売エリアの情報をしっかりと認知する事
3、同業他社の戦略や販売商品を把握する事
4、エリア内の土地情報や価格の動向の検証
5、地域内の不動産業者や金融機関との協力体制の構築
6、地元に愛される住宅会社への転換・・・‥などがあるでしょうか。

会社としては地域を知る事に徹することが重要ですが、トップである社長は社員さんや取引業者さんとの人間関係つくりをしっかりとして、やる気のある社員さん(戦える社員さん)を創っていく事が不可欠だと思います。
このランチェスター理論、空論とならないようしっかりと現実の企業の営業活動の中で具体策として実らせたいものです。
双方の考えが合致していれば問題ないのですが、そうでない場合は困ったことが多く出てきて商談が円滑にはいかない事が起きてくることが多いようです。
今日はあえて政治の話をさせて頂きます。
先日の国政選挙では与野党が伯仲した結果が出ました。
つい最近では兵庫県知事選、まさかと思われた方もあるかと思いますが、斎藤元彦氏が知事に返り咲きを果たしました。
これはアンダードッグ効果と言われるものではないかと思います。
選挙前の予測で劣勢を伝えられた候補者が、有権者の同情や劣勢挽回の為の支持から、当初の予想以上に獲得票を伸ばしたという現象です。
(ちなみに反対語はバンドワゴン効果といい、事前にマスメディアの選挙予測報道などで優勢とされた候補者の有権者が投票しがちになる現象を言います)
またSNSの影響も大きいと考えられますね。
都知事選の石丸信二氏や、国民民主党の議員数を7から28と4倍に伸ばした戦略も、このSNS効果が大きいと言われています。

以前から企業の営業戦略としてランチェスター戦略が挙げられます。
市場戦略においてよく企業において使われる営業の手法です。
住宅業界に在っては大手の住宅メーカーに対して、地域の工務店やビルダーが用いる戦略として有効だと言えます。
ランチェスター戦略の中では強者の戦略と弱者の戦略という形で述べられています。

仮に強者を住宅メーカーとして、弱者を地域の工務店として考えた場合・・・
強者の戦略=総合戦、広域戦、遠隔戦、確率戦、誘導戦
大きな市場、TV・CM等のイメージ戦略、ヒト・モノ・情報の総合力
弱者の戦略=差別化戦、局地戦、接近戦、一騎打ち戦、一転集中戦
隙間(ニッチ)ライバルがいない市場、顧客とのスキンシップ
…というように分けられ考えられるでしょうか。
地域密着産業でもある地域ビルダーや工務店などの住宅業界に在ってはこのランチェスター戦略は有効だと考えられます。
例えば・・・
1、顧客としては土地なし客をターゲットとする
2、展示場にお客様の来場を促し、看板やCM等を多用、感謝祭などを実施
3、低価格で高性能な建売住宅を展開
4、各エリアごとに拠点を設ける組織体制
5、自己資本比率を高めに設定

現実に僕自身が顧問会社となった住宅会社に対してはこういった戦略を駆使した思いがあります。
また住宅メーカーの支店長時代も意識した戦略だったことも事実です。
基本は・・・
1、自分たちの販売エリアを絞ること
2、販売エリアの情報をしっかりと認知する事
3、同業他社の戦略や販売商品を把握する事
4、エリア内の土地情報や価格の動向の検証
5、地域内の不動産業者や金融機関との協力体制の構築
6、地元に愛される住宅会社への転換・・・‥などがあるでしょうか。

会社としては地域を知る事に徹することが重要ですが、トップである社長は社員さんや取引業者さんとの人間関係つくりをしっかりとして、やる気のある社員さん(戦える社員さん)を創っていく事が不可欠だと思います。
このランチェスター理論、空論とならないようしっかりと現実の企業の営業活動の中で具体策として実らせたいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
住宅業界で育った僕が、現在のコンサルタントの仕事をするようになってからは,ある種当たり前ですが、住宅業界以外の企業にも数多く接するようになりました。
大きく2分すると、個人のお客様を相手にする企業と、法人のお客様をお客様とする企業があります。
その営業手法には相違もありますが、企業が生き物であることは同じです。
ご存じでしょうが、企業に永遠はありません。
国有化の企業が民間へと変化する事もありますね。
国鉄から8つのJRに変わったり、郵政の民営化が顕著な例です。
ちなみに日本の企業の平均寿命は34.1年というデータがあります。
倒産した企業の平均寿命は23,8年というデータも事実の様です。
反面、10年以上継続している企業は4559社存在しているという現実もあります。

このブログでも、お話したこともあるかもしれませんが、金剛組という企業は何と創立1400年という世界でもまれな古い企業です。
実は世界の長寿企業の約半分が日本に存在しています。
東京商工リサーチでの調査では池坊華道会や、温泉旅館、宗教用具小売業や、清酒製造業などが多いようです。
日本企業が創業からの歴史が長い要因は日本独特の家督精度の習慣に起因していると言ってよいでしょう。
さて、僕がマネージャー時代、3つの大切な事を掲げていました。
いわば、強い組織になる為の絶対条件です。
その一つは・・・社員みんながお客様目線で物を考える事・行動する組織
その二つは・・・社内のコミュニケーション度の高い組織
その三つは・・・やろうとすることをすぐ実践する組織

ご縁を頂いて多くの企業様に顔を出させていただいて思う事です。
お客様目線で(自分自身がお客様になったつもりで)仕事が出来ていない事が多々あります。
またその以前に「組織」になり切れてない、つまりは「集団」のままの企業が多いという事です。
よく社員さんたちに質問するのですが、残念ながらほとんどの関連企業が「集団」のままで、「組織」になれていない状態でした。
もっともそうであるからこそ僕の出番があるのかもしれませんが・・・。

毎日の1つ1つの行動を検証してみましょう。
お客様の立場に立ってみた場合、気持ちの良い行動になっているでしょうか。
最近はカスハラの言葉が先行していますが、お客様との信頼関係がしっかりしていれば、そういった問題もそう頻繁には出てこないように思います。
かつて僕がクレームに悩んだ時期がありました。
3年間ストレスで苦悶した日々が継続していました。
クレームが大嫌いで、大嫌いで避けていたように振り返ります。
クレームがお客様からの期待であると理解するまで時間がかかりましたが、クレームをポジティブに捉えるようになってから随分と気分も楽になりましたし、また業績向上にもつながりました。
いつまで継続できるかわかりませんが、ご縁を頂いてかかわりを持っている経営者の方には外からお客様目線でその企業を見つめていく事をお薦めしています。
本を読む人が減ってきています。
電話の応対も苦手な社員さんが多くなってもいます。
つまりは客観的に判断する力が弱くなってきていますし、またコミュニケーション能力も落ちてきています。
日本人のやる気がかつてと比べて随分と落ちてきている今こそ企業の業績向上のチャンスと考えています。
マネージャーやリーダーの腕の見せ所でもあります。

楽しい会社にすること、会社へ顔を出すことが嬉しいと思う会社にすること、そんなところに業績アップの秘訣が眠っていますよ。
大きく2分すると、個人のお客様を相手にする企業と、法人のお客様をお客様とする企業があります。
その営業手法には相違もありますが、企業が生き物であることは同じです。
ご存じでしょうが、企業に永遠はありません。
国有化の企業が民間へと変化する事もありますね。
国鉄から8つのJRに変わったり、郵政の民営化が顕著な例です。
ちなみに日本の企業の平均寿命は34.1年というデータがあります。
倒産した企業の平均寿命は23,8年というデータも事実の様です。
反面、10年以上継続している企業は4559社存在しているという現実もあります。


このブログでも、お話したこともあるかもしれませんが、金剛組という企業は何と創立1400年という世界でもまれな古い企業です。
実は世界の長寿企業の約半分が日本に存在しています。
東京商工リサーチでの調査では池坊華道会や、温泉旅館、宗教用具小売業や、清酒製造業などが多いようです。
日本企業が創業からの歴史が長い要因は日本独特の家督精度の習慣に起因していると言ってよいでしょう。
さて、僕がマネージャー時代、3つの大切な事を掲げていました。
いわば、強い組織になる為の絶対条件です。
その一つは・・・社員みんながお客様目線で物を考える事・行動する組織
その二つは・・・社内のコミュニケーション度の高い組織
その三つは・・・やろうとすることをすぐ実践する組織

ご縁を頂いて多くの企業様に顔を出させていただいて思う事です。
お客様目線で(自分自身がお客様になったつもりで)仕事が出来ていない事が多々あります。
またその以前に「組織」になり切れてない、つまりは「集団」のままの企業が多いという事です。
よく社員さんたちに質問するのですが、残念ながらほとんどの関連企業が「集団」のままで、「組織」になれていない状態でした。
もっともそうであるからこそ僕の出番があるのかもしれませんが・・・。

毎日の1つ1つの行動を検証してみましょう。
お客様の立場に立ってみた場合、気持ちの良い行動になっているでしょうか。
最近はカスハラの言葉が先行していますが、お客様との信頼関係がしっかりしていれば、そういった問題もそう頻繁には出てこないように思います。
かつて僕がクレームに悩んだ時期がありました。
3年間ストレスで苦悶した日々が継続していました。
クレームが大嫌いで、大嫌いで避けていたように振り返ります。
クレームがお客様からの期待であると理解するまで時間がかかりましたが、クレームをポジティブに捉えるようになってから随分と気分も楽になりましたし、また業績向上にもつながりました。
いつまで継続できるかわかりませんが、ご縁を頂いてかかわりを持っている経営者の方には外からお客様目線でその企業を見つめていく事をお薦めしています。
本を読む人が減ってきています。
電話の応対も苦手な社員さんが多くなってもいます。
つまりは客観的に判断する力が弱くなってきていますし、またコミュニケーション能力も落ちてきています。
日本人のやる気がかつてと比べて随分と落ちてきている今こそ企業の業績向上のチャンスと考えています。
マネージャーやリーダーの腕の見せ所でもあります。

楽しい会社にすること、会社へ顔を出すことが嬉しいと思う会社にすること、そんなところに業績アップの秘訣が眠っていますよ。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
住宅生産団体連合会が「2023年度戸建て注文住宅顧客実態調査」をまとめました。
主だったところを並べてみました。
2020年から2023年度への推移を見つめてみましょう。
世帯主の年齢は39,6才から40,2才と徐々にですが上がってきています。
世帯人数は3.22人から3,01人と減ってきています。
世帯年収は964万円から1148万円へと上がってきています。
延べ床面積は126,8㎡から123,5㎡へと少し小さくなってきています。
住宅取得費に至っては5337万円から6681万円へと大きく上昇です。
建築費は3815万円から4566万円へとこれも大きく上昇です。
自己資金は1293万円から2047万円へと増えてきています。
贈与額は1535万円から1286万円へと減少です。
借入金は4601万円から5859万円へと膨らんでいます。
借入金の年収倍率は4.77倍から5,1倍へと変わってきています。

建築費や住宅取得費が上がってきていることから、住宅の延べ床面積が抑制されてきている感じがします。
平均世帯年収が少しずつ上がってきている現実がありますが、住宅購入者の資金繰りが厳しくなってきている状況も感じられます。
住宅の坪単価が平均114万円と人件費や原材料費の高騰の影響が出ています。
もちろん住宅の質も随分と良くなってきている事もあるのでしょうが・・・。
最近は13,7%と年を追って平屋住宅が増えてきている実態もあります。
住宅ローンの金利タイプは全体の88%が変動金利で占めています。
ここへきて金利が上昇の傾向ですが、現状は影響が出ていない様子です。

日本においては戸建て住宅割合が89.6%と共同住宅の6,4%を大きく上回っています。
ちなみにアメリカは戸建て住宅65,5%、共同住宅24,1%です
韓国では戸建て住宅64,2%、共同住宅26.7%となっています。
これから先、日本においても戸建て住宅の割合が減少していく事が予想されます。
住宅の着工数が年々減少してきています。
年を追うごとにに私達の手に届かないものと化している状態です。

住宅を販売してきた人間として思う事です。
住まいづくりは夢づくりでした。
夢づくりのお手伝いをすることは仕事の何よりのやりがいでした。
お客様の一生で一番大きな買い物のお手伝いをしてきました。
頑張れば何とか理想の住まいが創ることが出来ました。
住宅が夢から夢でなくなっていく状況になろうとしています。
現実として災害国である日本の家は頑強さも要求されます。
「手取りを増やそう!」というテーマで国民民主党が議員数を4倍に増やしました。
国の住宅施策にもいろいろと期待したいこともあります。
日本国民の年収が増えていき、努力次第で住まいが現実化できるような現実を望んで止みません。
「家」は日本人の家族の幸せの根幹であるように思います。
戸建て住宅が建てられる時代が継続してほしいものです。
主だったところを並べてみました。
2020年から2023年度への推移を見つめてみましょう。
世帯主の年齢は39,6才から40,2才と徐々にですが上がってきています。
世帯人数は3.22人から3,01人と減ってきています。
世帯年収は964万円から1148万円へと上がってきています。
延べ床面積は126,8㎡から123,5㎡へと少し小さくなってきています。
住宅取得費に至っては5337万円から6681万円へと大きく上昇です。
建築費は3815万円から4566万円へとこれも大きく上昇です。
自己資金は1293万円から2047万円へと増えてきています。
贈与額は1535万円から1286万円へと減少です。
借入金は4601万円から5859万円へと膨らんでいます。
借入金の年収倍率は4.77倍から5,1倍へと変わってきています。


建築費や住宅取得費が上がってきていることから、住宅の延べ床面積が抑制されてきている感じがします。
平均世帯年収が少しずつ上がってきている現実がありますが、住宅購入者の資金繰りが厳しくなってきている状況も感じられます。
住宅の坪単価が平均114万円と人件費や原材料費の高騰の影響が出ています。
もちろん住宅の質も随分と良くなってきている事もあるのでしょうが・・・。
最近は13,7%と年を追って平屋住宅が増えてきている実態もあります。
住宅ローンの金利タイプは全体の88%が変動金利で占めています。
ここへきて金利が上昇の傾向ですが、現状は影響が出ていない様子です。

日本においては戸建て住宅割合が89.6%と共同住宅の6,4%を大きく上回っています。
ちなみにアメリカは戸建て住宅65,5%、共同住宅24,1%です
韓国では戸建て住宅64,2%、共同住宅26.7%となっています。
これから先、日本においても戸建て住宅の割合が減少していく事が予想されます。
住宅の着工数が年々減少してきています。
年を追うごとにに私達の手に届かないものと化している状態です。

住宅を販売してきた人間として思う事です。
住まいづくりは夢づくりでした。
夢づくりのお手伝いをすることは仕事の何よりのやりがいでした。
お客様の一生で一番大きな買い物のお手伝いをしてきました。
頑張れば何とか理想の住まいが創ることが出来ました。
住宅が夢から夢でなくなっていく状況になろうとしています。
現実として災害国である日本の家は頑強さも要求されます。
「手取りを増やそう!」というテーマで国民民主党が議員数を4倍に増やしました。
国の住宅施策にもいろいろと期待したいこともあります。
日本国民の年収が増えていき、努力次第で住まいが現実化できるような現実を望んで止みません。

「家」は日本人の家族の幸せの根幹であるように思います。
戸建て住宅が建てられる時代が継続してほしいものです。