2024年 10月の記事

October 2024
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
選挙の結果で政治の世界が変わろうとしています。
与党・野党が競い合うことは民主政治の素晴らしいところでもあります。
個人的には投票率が先回よりも低くなっていたのが残念でした。
私達の明日の為にも政治に関心を持ちたいものです。

企業にあっても絶えず変化をしていく事は不可欠です。
社員さん達の「仕事へのやる気」を喚起させていく事も管理者の必要条件のような気がしてなりません。

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現在、僕の仕事にはマネージャーやリーダー対象が多くあります
顧問会社においては経営トップに対しての提言をさせて頂いています。
机上の空論は一切なく、あくまでも具体論・現実論が僕の何よりの特徴です。

最近の研修の中でリーダーたちに対して質問しました。
ブログを目にしておられる皆さんにもこたえて頂こうと思います。
皆さんはさてどのくらいの「はい」があるでしょうか・・・?

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1、信頼関係について
・好き嫌いでメンバーと接しない
・自分に非がある時は頭を下げる
・メンバーに安心して仕事を任せられる
・最近の若者のファッションや流行を理解できる
・理性的にメンバーを叱ることが出来る


2、組織において
・様々なグレーンを持っている
・会社の経営方針を把握している
・自分の役割をしっかりと認識している
・メンバーの価値観や意見を認められる
・理不尽な事に対しては戦うことが出来る


3、認められるリーダーになる
・将来への夢を語ることが出来る
・プロの自覚を持っている
・メンバーの前で暗い顔を見せない
・ささやかな事であっても「ありがとう」と感謝の言葉を口に出す
・メンバーに対して自分から声掛けする
・自分の強いポリシーを持っている
・感情のコントロールが出来る
・メンバーの意見を仕事に活かす


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マネージャーやリーダーも人間ですから全て「はい」ということは難しいでしょうが、立場や役職が人を創っていく事も現実的に考えられます。

仕事上、多くの企業に顔を出させて頂いています。
そういった中で思うことはリーダーやマネージャーがしっかりと企業の中で牽引役をしている企業は経営がしっかりとしているという事です。

顧問先の企業様からは僕に対してそういったけん引役である強いリーダー、マネージャーを作って欲しいとの依頼もあります。

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この先、日本の企業にとっては先の見えない不透明な状況が予想されます。
多くの企業において社員さんのレベル差はそんなに感じていません。
やる気ある社員をいかに築いていくかが求められていると感じています。
強いリーダーの更なる出現を期待してやみません!!




カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
僕の心の中には日本人の生産性を高めて、強かった日本をもう一度との夢があります。
今回のセミナーでもいかにマネージャーやリーダーがメンバーの心に火を付けてやる気を向上していこうという話をしました。

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ご縁を頂いて多くの企業の顧問の仕事をさせて頂いています。
その顧問会社の社員さん達にお聞きします。
会社に顔を出すのは楽しいですか?
残念ながら答えがイエスではない事が多いのです。
ノーであるとも思いませんが。
働き方改革で業績が落ちたら残念です。

会社に出社する事が楽しくならないのでしょうか。
僕が、私が、会社に行かないと(会社で仕事に向かわないと)会社が大変な事になってしまう、つまりは自分が会社に行って仕事に就くことが必要で、自分が会社に行かないと会社が大変になってしまう…となればいいかもですね。
自分の役割、存在感が重要です。

言い方を変えて自分の会社が好きですか?従事している仕事内容は好きですか?
どうでしょう。
果たして「はい」という答えが返ってくるでしょうか?
是非とも「はい」と答えが返ってきて欲しいものです。

会社を好きになるかどうかの答えの一つに会社が自分と同一化しているかどうかということが挙げられます。
経営に自分が参画していると感じると、会社との一体感が出ると思われます。

では、どうしたら経営参画型になるのでしょうか?
経験から申し上げれば、社員さん一人一人の意見を聞くことではないでしょうか。
そしてそういった意見を仕事に取り上げていく事ではないでしょうか。
僕の経験ですが、初めて支店長としてマネジメントを任されたとき、最初に社員さん全員から「改善点」を挙げてもらいました。

全員の意見を聞いて、緊急度、重要度、必要度等を考えた上ですぐ実行しました。
社員さんの上げて頂いた改善案の中で素晴らしいものは表彰もしました。
社員さんが良い会社にしていこうと考えている事実が理解できて嬉しかったですね。
みんな、心の奥底では仕事で頑張って実績を上げ、ボーナスももっと欲しいと考えている事もいい感じに思えました。

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次には5S運動を取り入れました。
整理・整頓・清掃・躾・清潔の5つのポイントです。
また日頃から思っておられた無理・無駄・斑について社員さんの御意見を伺いました。

様々な改善が利益を生み、生産性を高め、モチベーションを挙げ、福利厚生面の充実にもつながり、社員が元気になり、職場が明るくもなり、お客様からの評判も良くなり。業績の大きな向上に繋がっていきました。

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社長にあってのお客様は社員さん達です。
また会社に出入りされる取引業者の皆さんたちです。
そういったお客様である社員さん達が社内で気持ちよく働いていただくことは社長にとっては何よりうれしいものであるはずです。
ちなみに会社としてのお客様は自分たちの商品を購入していただくお客様方です。

社員さん達が活き活きと仕事に向かえば必ず業績アップになっていくのではと信じています。
会社へ顔を出すのが楽しい、他の社員さんと会うことが嬉しい、やっている仕事にやりがいを感じるとなれば、仕事場が盛り上がるように思えませんか?

今の日本全体に感じる事です。
もっと仕事場に華を、もっと仕事場に熱を、楽しく仕事をする工夫を考えたいものです。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
今月17日に一般社団法人「中部産業連盟」で10:00~17:00迄セミナーを実施いたします。
テーマは『ここが違う!営業マネージャー成功の極意』です。

講義時間は長いのですが、今まで15年間セミナーを実施して、何より嬉しい事は受講者の方々からあっという間の1日だったというご意見をお聴ききすることです。
実は僕自身も物理的には時間が長いと思っています。
体力的にも「大丈夫かなぁ・・・」と若干の不安も正直あります。
事実、この数年はイチローさんではないですが、ユンケルを1本飲んでモチベーションをあげてセミナーに臨んでいます。

そういった現実もありますが、高い受講料を支払ってまでも話を聞きに来られた皆さんにセミナーに顔を出してよかったと感じて頂きたいという気持ちがあります。

僕のセミナーの講義内容の大きな特徴は何かと言いますと、俗にいう「机上の空論」がないという事です。
実際自分自身が経験してきたこと、現実論が全てです。
だからというわけではないですが、どんなに美辞麗句であっても「出来ない事は言わない」、あくまで現実的・具体的な話をするということに徹底しています。
失敗論もお話ししますし、あくまで実際に経験した事実をお話しします。
言葉に重みがあると自負しています。

今回の内容の中でかつて東京支店長時代に実施した世代別グループ営業活性化がありますので紹介します。
ユニークな研修という事で営業本部でも取材されました。

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全体の営業社員を4つのグループに分けました。
① サークルK会 入社1年から6年までの社員さん
② セブンイレブン会 入社7年から11年度の社員さん
③ ファミリーマート会 入社12年目から18年目の社員さん
④ ローソン会(老尊会)入社19年目以上の社員さん


それぞれが活性化を目指して(もちろん業績向上も目指して)コミュニケーションしていこうという主旨ですが、今回は年長者が集まっているローソン会について、どんなことを実行したのかをお話いたします。

当時は今と違うのは僕の会社は退職年齢が60才でした(現在は65才)
ローソン会に属している社員さんは45才から53才のメンバーで構成されていました。
名前のごとく老いを尊ぶ会でもあります。
ではそのローソン会ではどんなことをしたかというと・・・
1、年金勉強会(退職後、自分がいくら年金が受給されるのか意外に知らない)
2、山登り(すぐそばに高雄山がありました)
3、テーブルマナー勉強会
4、パソコンマスター(苦手な人が多かったです)
5、ラップを歌うカラオケ大会
6、温泉入浴と癒しのマッサージ
7、若い人との楽しい会話
8、麻雀大会、
などでした。

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いつもは厳しい営業の叱咤が当たり前の時代でしたが、それとは裏腹におもしろおかしく遊び感覚を導入したこれらの研修は、それなりに効果を上げたことは言うまでもありません。

参考に一番の若手の集まりのサークルK会では
おかまさんから営業手法を学ぶという「ゲイバー研修」なんて言うのもありました。

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