先日ですが、以前から宿泊してみようかと思っていたリゾートホテルに夫婦で宿泊しました。
人気があって全国展開されておられる多くの皆さんがご存じのホテルです。
殆どが若いスタッフで、建物もセンスがあって好感が持てます。
外国人の宿泊客の方々もいらっしゃいました

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チェックインからアウト迄、及第点で特にこれといった気まずい点はなかったように思いました。
帰りの際にはスタッフの方が「写真を撮りましょうか」と声も掛けて下さいました。
ところが…何か心に残るものがないのです。
マニュアル通りに対応されている感覚でした。
つまりは応用が利かないと言っていいでしょうか。
「知識」を身に着けていても、それを応用する「知恵」がない感じでした。

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旅館やホテルに宿泊する場合、価格によってももちろん異なりますが通常こんな評価の基準があるように思います。
・食事
・お風呂
・施設・設備
・客室やアメニティ
・接客・サービス

そしてそれらを束ねた形での全体の満足度で評価されるといいって良いでしょう。

実は個人的にも自分の仕事の関係もあって、この10年間近く自分なりに宿泊先の感想をしたためてきています。
その中には仕事で利用させてもらうビジネスホテルもあります。
忙しかったコロナ禍前の10年間は年間に100泊以上の宿泊を経験しました。
つまりは、お客様満足度アンケートの参考にというわけです。
そしてどんな人がリピーターになるかどうかも知ることが出来ます。

僕たちがリピーターになっている宿もあります。
その宿を利用されたお客様の声の一部を紹介します。

「初めて冬の季節にお邪魔しました。
お宿の前は雪景色でした。
私達の事を以前にお伝えしたことを言う必要のないくらい
スタッフの方が把握
してらっしゃって心地よかったです。
お食事の食材も季節が違うとより一層楽しむことが出来ました。
こちらのスタッフの方はコミュニケーション能力が高く、情報力もあって、お話しする内容が楽しい事ばかり、美味しい果物を教えて頂きお土産も教えてもらって助かりました。
また次の宿泊がとっても楽しみです。
スタッフの皆さん、今回も素敵な想い出を創ることが出来ました。
ありがとうございます。」

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そしてこの口コミに対しての宿からの返答があります。
「この度は雪景色の○○○にお越しいただき誠にありがとうございました。
スタッフの対応とこだわりの料理に高い評価を頂戴いたしまして御礼申し上げます。
○○○でお寛ぎのひとときをお過ごしになられたこと、大変うれしく思います。
また○○さんにお会いできます事、スタッフ一同楽しみにしています。」

宿泊されたお客様の事を忘れない、お客様に関心を持つ、世間話が出来る、ちょっとした気遣いが嬉しい・・・そんな温かみを感じる宿です。

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住宅会社の私達が大切にしたい事が、ここに集約されているような気がしてなりませんでした。
住宅会社においては、社員の対応はお客さん目線で見てとても重要ですね。
自分達こそ何よりの「商品」であることを心に刻んでおきたいものです。