2021年 03月の記事

March 2021
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 今年もつい先日(3月13日・14日)積水ハウスは全国一斉に『住まいの参観日』を開催いたしました。
 このブログでも過去何回かご紹介したことがありますが、僕にとっては大変懐かしい、また思い出がいっぱい詰まった、また感動に値するイベントでもあります。

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 1989年9月、全国の積水ハウスで第1回の『住まいの参観日』が開催されました。
が、実際はその前から東海3県(愛知・岐阜・三重)では『住まいの参観日』を実施していました。
 その『住まいの参観日』を企画・立案したのが僕を含め7名の当時中部第一営業本部販売促進委員会のメンバーでした。
 毎日仕事に終始した中で、当時の営業本部長から「君らで何か面白いこと考えろ・・・」と声をかけられ、それならといって住宅を建設していただいたお客様のご自宅をお借りして、数多くの展示場ではない実際の住まいを見てもらおうと考えた行事が『住まいの参観日』でした。
大当たりでした。
沢山のお客様が来場してくださいました。
中には入り切れないほどのお客様であふれかえった会場もありました。
住まいをお貸し頂いたオーナー様には感謝、感謝です。

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 積水ハウスは当時勢いのある企業でした。
特に営業力では他社に負けていませんでした。
とにかく量を数多くこなしました。
そしてその中から質が出来ていったように記憶しています。
仕事、仕事の毎日でしたが、自由闊達な雰囲気があって働き甲斐のある企業でした。

 そして、通常現場見学会という形で1件の家を見てもらうパターンでなく、積水ハウスならではのスケールメリットを生かした数多くの住まいを2日間で見てもらおうというこのイベントは我々の熱意が通じたのか、結果として好業績につながり、東海地区のみならず全国イベントとして開催することになったのです。

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 …ですから全国イベントになって32年、我々の企画からは34年ほどの月日が経過したことになります。
 名古屋西営業所の販売促進委員であった僕は春日井店の店長でもあり、率先垂範で住宅営業で販売にも注力していました。
 とにもかくにも多忙な毎日でした。
 それでも、当時販売促進委員に任命されることは名誉なことでした。
 様々な社内の営業行事を考え、積水ハウスという会社を更に業績向上させるための原動力となってほしいという期待を背負っていました。

 そんな中から生まれてきた行事が『住まいの参観日』です。
自分で言うのもおこがましいですが「参観日」という言葉を使ったのは良かったですね。
皆さん、かつての幼かった時代の「参観日」には思い出があるようです。

 この『住まいの参観日』は積水ハウスで住宅を建てられた方々の協力があってこそ開催できる行事でもあります。
 住まいを提供してくださるオーナー様が、「積水ハウスって素敵ですよ!」と応援してくださるイベントでもあると僕は考えていました。

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 人と人との結びつきで新しいお客様が増えていく・・・そんなことを可能にする、そんな一大イベントが『住まいの参観日』であってほしいと、少なからず思い願っている僕でもあります。
 いつまで継続していく行事かどうかはわかりません。
自分たちが作った『住まいの参観日』、住宅営業の素晴らしさを感じてもらえるものであってほしいなとも思うこの頃です。



 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 昨年初めからずっと自分の健康に役立てばとパソコンとにらめっこしています。
大正製薬が「あすけん」という名称で行っているアプリです。
健康管理を考える人にとってはありがたいもので、さすが大正製薬さんですね。
 まず毎日の体重と体脂肪を入力します。(日常化しています)
そして朝食から昼食、夕食、間食についてどんなものを口にしたかも入れていきます。
入力後、「アドバイスを見る」をクリックすると、その日のカロリー計算からもろもろを検証して点数を出してくれます。
 また日々の運動量も計算してくれ、自分なりに健康チェックの材料となっています。

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 年齢と共に徐々にですが、体重や体脂肪、体年令、血圧、脈拍などが多少とも気になるようになってきました。
 各々目標数値を頭にして年内の達成を目指しています。
例えば体重は現在76キロ、年内に72キロ以下にするのが目標です。
体脂肪も28%を何とか25%まで下げたいですね。
体年令は現在63歳、60歳にまで挑戦したいものです。(あくまで希望ですが・・・)

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 さて企業にも同じように健康体であるかどうかが問われます。
例えるとすれば・・・
・社員のモチベーションはどうか
・生産性は向上しているか
・同様に収益性は良いか
・離職率の推移はどうか
・企業のイメージは向上しているか

更に早急に処置が必要な企業には・・・
・従業員満足度が低い会社
・離職率が高い企業
・従業員の平均年齢が高い会社
・残業や休日出勤が多い会社
・有給休暇取得率が低い会社

もっと身近な表現をすれば・・・
・同じフロアの社員にメールで連絡する
・社員も管理職も含めて人を気遣う人が減った
・会社の人間と飲食する機会が少なくなった
・自分で考えず指示がないと動かない人間が増えた
・職場に元気さがない・・・
なんてことも健康体でない企業に当てはまることでしょうか。

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 積水ハウスのマネージャー時代、元気企業の代表みたいだったように記憶しています。
「いつでも、どこでも、何かをやっている積水ハウス」を合言葉に生き生きと動いている会社を目指しました。
お客様からもあなた方の会社はいつも活動的なんだねと言われることが多かったように振り返ります。
「全員営業」「みんながお客様係」「一人一人が経営者」を意識して、積水ハウス全国一の支店を築くことができました。
 仕事は大変…だけどやりがいがある。
毎日懸命にやっていて何か自分が成長している感覚になる。
社員の皆さんにそう感じてもらえることが何より嬉しかったように記憶しています。

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 大変だった日々が振り返ると充実していた毎日と感じられます。
働くことが楽しいと感じた時代でした。
そんな状態だったからこそ6年間で売り上げも60億から120億に上昇したのでしょう。
人間的にも成長できたと感じられたし、いい人生を送れたとも振り返ります。

 健康に勝るものなし。
自身の体も、そして企業も健康体でありたいものです。