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 この1週間はオンラインでの仕事が3回、地元の顧問会社のみ従来通り顔を出しました。
徐々にではありますがオンラインでの仕事が日常化してきています。
 個人的には直に皆さんにお会いしての仕事の方がコミュニケーション度も高く、出来ればフェイス・トウ・フェイスと行きたいところです。

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突然ですが、皆さんに質問です。
赤い色の部屋と青い色の部屋では時間の感覚が違うことをご存知でしょうか?
赤い部屋に入っていると30分の時間の経過が1時間いたような感覚になる、青い部屋に入った場合、1時間の滞在時間が30分位に感じられる。
赤い部屋に入った場合、脈拍や血圧が上がり暑く感じられるのに対し、青い部屋に入っていると脈拍や血圧が下がり涼しく感じられるともいわれます。
店舗でのお客様の滞在時間を短くして回転率を高めることに役立つ情報ですね。

 また色によって飲食の味が変わってくることはご存知でしょうか・・・?
珈琲を飲む際に赤や茶色のカップで飲むと濃く感じるのに対し、黄色や青色のカップでの飲食では味が薄く感じるといいます。

 人は何と87%を色で判断しているというデータも出ています。

 私たちの生活の中には数多くの色があふれています。
そしてその中には様々な意味や効果が存在します。
私達は色を上手く活用することによって、心身共に健康で満ち足りた日々を送ることが可能となってくるのです。

 人は感覚を大切にして生きています。
私達は五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)に対して敏感です。
住宅展示場や分譲住宅に意識しておきたい事があります。
それは感性に訴えるつくろいをするという事です。
展示場や分譲住宅に関しては、他には生活感や季節感も工夫して取り上げたいものです。

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 私自身も営業時代、クロージングによく用いたネクタイの色は赤でした。
不思議とクロージングが速やかにできたように記憶しています。
赤はアドレナリンを分泌させて全身を奮い立たせる効果があるといわれます。
また赤色はかつてアメリカ大統領ケネディ氏がよく使用したそうです。
経営者のトップたちが赤いネクタイをして集まるパワーランチといわれる食事会も存在します。

 よく取り上げられるアルバート・メラビアンの法則では、お客様に伝わる比率は、55%が視覚、38%が声のトーンや話し方、皆さんが一番お話ししたい肝心の内容がたったの7%といわれます、
お客様との接客の上手な営業はこういったところを、ちゃんとわきまえていて、お客様の心をいち早くつかんでしまうんですね。

 順調に売れている商品にはよくこういった配慮がされており、売れ残っている物件には意外と感性への訴えができていないものが多いのが実態です。
 ただ単に住まいだけをお見せするのではなく、お客様の気持ちを十分汲むよう感性に訴える工夫にぜひとも力を入れていきたいものです。

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 普段何気なく使っている色、気にしていない色への関わり方をちょっとだけ変化させて重要視していきたいですね。