徐々にではありますが、自分の中で日常性が戻りつつあります。
この2か月間出張を自粛していました。
ホテルでの宿泊、新幹線乗車もご無沙汰という状態でした。
何か自分の中で停滞しているのではないかという不安感もありました。
そんな中で今まで経験したことのないオンラインでの研修や顧問活動も実行してみました。
慣れていないことや、未経験なことに人は憶病になりがちです。
実際僕もそぞろ歩きのような仕事になっていた感もありました。

 このブログにも書かせていただきましたが、そんな中で体力つくりや両親の置き去りになっていた不動産の片付けなど、いい機会だと捉えて行動できたことは収穫でした。
相続関係や田舎の負の動産ともいえる問題物件は解決には時間がかかりそうですが、前へ向かっていくしかありません。
家族の支えもあって少しずつ前進しているように感じています。
体の方も毎日の運動で体力年齢が若くなってきたように感じています。

 コロナの影響下、住宅営業の手法も変化を余儀なくされてきています。
業績へのマイナス影響があると答える住宅会社がほとんどです。
営業活動への影響、生産活動への影響、各種イベントの中止や延期、社員の内定取り消しや決算発表の延期まで影響がありそうです。

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 積水ハウスは「お家で住まいつくり」のコマーシャルを流していますが、オンラインによるマーケティングの時代が到来のような気もします。
旭化成も「へーベルリモートミーティング」で「家づくり動画」や「VR間取り体験」を用意しています。
今までと比べてより充実したホームページにしていく努力、オンラインでのなんでも相談、SNSを駆使した窓口の強化が必須になってきています。
セミナーや、見学会など各種イベントもライブで発信していくことも不可欠です。
こういったサービスを手掛ける新しいサービス会社も誕生してきています。

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 最近、出口治明氏の『還暦からの底力』を読み始めました。
ライフネット生命保険会社の創業者でもあり、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長としてご活躍ですが、氏の書の中から生きる勇気なるものを頂けます。
社会とどう向き合っていくか・・・?
老後の孤独と家族とお金の問題にどう対処するか・・・?
自分への投資と学び続けるということ・・・?
歴史や人、旅からの教訓、生きる指針を教えていただいています。

 明日から九州や関東、東京への仕事が待っています。
進化した自分を見せるチャンスでもあります。
出口治明氏は人生の楽しみは喜怒哀楽の総量で決まる!とおっしゃっておられます。
人生100年時代、まだまだこれからです。
いままでの経験からくる足跡を原点に、新しい経験を作っていくための歩みをまた愚直に志していく覚悟です。