2018年 12月の記事

December 2018
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 僕の仕事は顧問会社を元気にしていくことと考えています。
ところが顧問会社の一つ、関東の会社では逆に僕が元気を頂いています。
どういうことかというと、この会社の代表が70代でとても元気で頑張っておられるということです。
独立してから15年近く数多くの企業に関与してきましたが70歳代の代表が率先垂範で展示場でお客様との接客にあたったり、営業社員の接客に同行したり、社員の範となって元気に動かれる姿を見て感銘さえ受けています。

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 正直なところ人間は自然体で年を重ねていきます。
かつてのバイタリティが自分の中で少しずつですが薄れてきていることを感じることがあります。
いつの間にかかつての仲間たちが仕事からリタイアしていく現実を少なからず見るようになってきています。
自分の中ではまだまだ頑張れるぞと自分に言い聞かせてはいてもついつい弱音を吐きたくなる時もあったりもします。

 そんな中、自分より高齢の方たちが頑張っている姿は自分にとって鏡でもあるし、うれしい事でもあります。

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 先日、年賀状を書きました。
賀状の中に「まだまだ旅の途中です」と書かせていただきました。
少なくともまだまだ自分に負けたくないし、弱音を吐きたくもないし、人生から降りるような感じは嫌だし、もっと前向きにもっと歩んでいきたいし…そんな気持ちからそんな表現をしました。

 あの三浦雄一郎さんが86歳になった現在、次なる挑戦を具体化している話を聞きました。
80歳でエベレストに登頂した素晴らしきチャレンジャーは、2019年1月南米大陸最高峰アコンカグアの登頂とスキー滑降に挑むというのです。
またその先にも90歳で再度エベレストにも登頂したいとの意向もあると聞きました。

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 そんな話を聞くと、なんと情けない気持ちになっている自分が恥ずかしくなったりもします。
そして勇気をもらってまた力を込めて歩んでいこうという心が現れます。

 時々はそういう自分の維持のために「健康」であることの条件付きとお話ししたりしています。
健全な精神は健全な肉体に宿るのであれば、今以上に健康志向を意識して僕もまた偉大な先輩にならって足跡を残していこうと思います。
「まだまだ負けない、旅は途中」

 

カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 またまた新しいニュースが飛び込んできました。
積水ハウスがイギリスの住宅市場に本格参入を発表しました。
日本における工業化住宅のノウハウを生かしてイギリス国内で工場生産による木造ユニット工法の供給をするとのことです。
 今後10年間で毎年30万戸の住宅を供給する体制構築を急いでいる状況です。
このイギリスへの進出は積水ハウスの「社会課題の解決」を目指す企業理念にも合致します。

 この背景には現在のイギリスの住宅事情が影響します。
イギリスでは需要と供給のミスマッチから新築住宅の価格が急騰しています。
年間30万戸の新築需要があるのにもかかわらず、実際は20万戸しか供給できていない状況です。
イギリスの平均年収が350万円に対して住宅の平均価格が約6倍まで跳ね上がっており普通の人では新築住宅に手が出ないのが現実とのことです。

 イギリスではリフォームが盛んですが、こういった影響も関係していると感じます。

 積水ハウスは木造ユニット工法のノウハウは持ち合わせていないはずです。
が、工場を活用した住宅生産の調達や物流、技術、設計、維持管理などのノウハウで協業できると判断したそうです。

 今年度中に100戸の販売・着工が行われる予定といいます。
現在イギリス国内にはEUの離脱や移民流入、政治や経済の諸問題があり、リスクも懸念材料ですが積水ハウスの海外戦略の動向に着目したいものです。
 この戦略が成功するか否かで、住宅業界のさらなる再編成の動きも活発化するかもしれません。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 早いですねぇ。
今年も残るところ10日を切りました。
この1年本当に忙しくさせていただきました。
嬉しいことに関与している顧問会社のほとんどが業績アップです。
昨年比で契約高が3倍になろうとしている住宅会社もあります。

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 そこで伸びる要因についてお話してみたく思います。
一言でいえば社員さんの従順さです。
指導していることをしっかりと愚直に実践する会社が勝ち組企業となっています。
これはもう間違いありません。
一人一人の社員さんに至っても同じ、指導にのっとってお客様に関心をもって接触頻度の高い営業ほど結果に結び付いています。
お客様は正直です。
自分のことをよく知ってくれる営業、関心を持ってくれる営業、身近になってくれる営業を好みます。
そしてまたお客さまにも自分たちをしっかりと知ってもらうことも大切な要素です。
単純ですが人は知らない人と大切な住まいを契約しようなんて思わないものです。

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 ごくまれにですが、こちらの指導に反発される方もいらっしゃいます。
結果を見れば納得できるのですが、そういう営業に限って成果も出ていませんね。
売れない人は決まっていつも売れない理由を創るものです。
また反発もされます。
売れないから面白くなくて行動しない、お客様のことに関心を持たない・・・負のスパイラルが始まります。
 売れるようになると仕事が面白い、お客さまにも会うことが楽しい、面白いから行動することが苦にならない‥‥結果に結び付くということになっていきます。
またそういう人は自分をさらに高めていきたいから人の話を聞きます。
素直になってじっと人の目を見て、また話を聞いて成長につなげていくものです。

 そういう人はこちらも気持ちがいいものです。
指導にも力が入り、心から成長を祈りたくなるものです。

 従順さは成長のもとです。
そういう僕も成功者や人生の先輩の意見には素直さを持って臨むようにしています。
松下幸之助師も「素直」の大切さを色紙に書いておられます。

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 今年も残るところ大阪の会社、千葉の会社、山梨の会社の仕事のみとなりました。
悔いのないように、また2019年に結び付くように頑張りたく思います。


カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 ご縁を頂いて全国の住宅会社に出向いています。
今年も残り少なくなりましたが随分と忙しくさせていただきました。(感謝)
ありがたいことですが、僕に対して多くの住宅会社は業績向上を期待されています。

 僕としては組織を強くする手法、社員さんをやる気アップする手法など指導させてもらいますが、こと営業力向上ということでお話しすることも多々あります。

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 実は今、日本人はかつてと比較して仕事に対してのモチベーション(やる気)が随分と落ちてきているように感じられてなりません。
裏返せば、やる気があって行動力アップすればそれが実績向上に結び付くということです。

 では、どうすれば社員さんたちがやる気になってくれるでしょう。
まずは仕事を面白くすることです。
楽しい仕事となることです。
そのためには仕事をしたことが結果に結び付くことが肝心です。
上司との関係も重要ですね。
というか、そういう環境を築いていくことが上司の務めでもあります。
社員さんたちのコミュニケーションも必要です。
朝会社に出社したときに「さあ今日も頑張ろう!」と感じる会社がの雰囲気、これはとっても大切ですね。

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 最近某住宅会社で、住宅営業の基本をお話ししました。
まずは自分が常日頃管理している顧客カードを整理することが挙げられます。
この辺りの意識から変えていくことが肝心です。
自分が会社を代表してお客様に関与していくこと、そのために毎月どれだけの顧客と接触するかの数値を設定します。
どうでしょう、経験やその営業のポジション(役職)にもよりますが月間100件あたりが目安でしょうか。
若い営業は量を稼ぎたいですね。
量をこなすことで営業の質が高まっていくことを学んでほしいものです。

 トップ営業やベテランはアポイント面談に徹したいものです。
時間効率を意識しましょう。
そして1日のうち顧客とあっている時間を増やしていきたいですね。
僕としては1日の仕事時間の半分は顧客との折衝時間にしたく考えています。
ほかにも電話での折衝、メールの利用も忘れないようにしましょう。

 当然ながら契約を意識することはとても大事です。
このあたりの生産性が最近とみに少なくなってきています。
行動力や情報力をしっかりと駆使したいですね。

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 契約が取れて結果が出てくるとうれしいものです。
仕事が喜びに変化していくものです。
住宅営業はお客様を幸せにする仕事です。
お客様の笑顔に触れることが、やる気アップにつながったことを僕は今も鮮明に覚えています。

 契約をできれば毎月取得すること、そのための行動をおろそかにしないこと、楽しく面白く営業するための工夫をしていくことを忘れないようにしたいものです。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 「困ったことがあったら何んでもいい、相談に来なさい」
そういった言葉をかける上司がいます。
部下に対するこういう姿勢は大切なことです。

 ところがです。
現実にはなかなか相談事に行く形になっていません。
僕の経験上でお話すれば、こういったケースはまずもって相談にはいきませんね。
社員さん達にしては本当に相談に行っていいかどうか迷いがあります。
上司の言葉はあくまでも建前ととらえてしまっています。

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 上司に必要なこととは何でしょう。
自分から部下の社員さんのもとへ「どうだい調子は?」と声をかけにいくべきです。
そして具体的に仕事の話を聞くことです。
何に悩んでいるのか、どうしたら解決するのか、一緒になって考えてあげることです。

 部下の社員さんはそこで思うでしょう。
この上司は本物だ、この日とは信じられると。
この上司とともに仕事をすることの喜びを。
組織の中にいる存在感を。

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 会社は家族だと考えます。
社長は親、社員さんたちは子供たちです。

 そういった上司がどうやら少なくなっている感じがしてなりません。
「熱意」という言葉がどこかへ行ってしまったような感じさえします。
寂しいことです。

 上司は部下に対して期待してあげることが重要です。
その前にまず「認めてあげる」ことが肝心です。 
 不思議なものです。
人は期待してあげるとその期待に応えようと努力するそうです。
逆に、期待しないと期待に応えることに至らないそうです。

 そんなお話を講演で語らせていただきました。
皆さん真剣にお聞きくださり講師としては嬉しい限りでした。
また今回の会場が岐阜だったこともあって、お聞きくださった人の中に私の高校の(岐阜県立関高校)後輩の方がおられ講演後に私のもとへおいでくださいました。

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 サプライズでしたが、嬉しいことですね。
思わず握手をいたしました。
来月は横浜で講演を依頼されています。
小さな感動でもいい、ちょっといい話ができれば幸いです。

 


カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 9月28日に名古屋にオープンした「ららぽーと名古屋」、オープン時から気になっていましたがようやくこの日、CFP(ファイナンシャルプランナー)の後輩と一緒に顔を出してきました。
 偶然ですが夜、TV「カンブリア宮殿」でちょうど「ららぽーと」が取り上げられていて世間の関心の深さが伝わってきました。

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 まずその大きさに(広さに)驚きました。
敷地面積が83200平米あるんですね。
これは東京ドームが6個以上入る計算になります。
そしてまたここに入っているテナント数が217店舗、ららぽーと内を巡っていて随分と新しいテナント、僕の知らないテナントの数が多いのに驚きました。
時代が動いていることを実感します。

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 消費者の立場に立って考えた時、存在していてほしいテナント、また地域に根差しているお店、話題性のある店舗などが盛りだくさんという感覚です。
ららぽーと名古屋に顔を出したこの日は平日でしたがお客様はいっぱい、特に若い人、女性が目立ちました。
お洒落であること、行ってみたいお店が存在することは大切ですね。

 特に目立って人気があったお店がありました。
なんと平日のこの日でさえ1時間待ち、台湾ティーカフェ「ごんちゃ」です。
すごいですね。
待ち時間の長さにこのお店での飲食はあきらめて「EGGS`N THINGS」のパンケーキを頂きました。(このショップも興味津々です)
このパンケーキも見た目がすごいですね。
(甘すぎないかなぁ・・・)という心配は食べたとたんに吹っ飛びました。
重い感じはなくてさっぱりした感じ、周りを見渡すとほとんどのお客様が同じパンケーキを食しておられました。(つかみは重要、見た目はとっても大切です)

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 「ららぽーと名古屋」内を散策、これはいい勉強会です。
仕事へのヒントがいっぱいという感じですね。
「ららぽーと」を手掛けた三井不動産は三井ホームの親会社でもあります。
かつてから「日本で初めて・・・・」のものを数多く創造してきました。
改めて、その挑戦力、不動産の力すごいですね。

 時代はスピードを増して変わっていきます。
できるだけ長生きして時代の変遷をずぅーと見つめていたい感じもします。
企業にとっても、自分にとってもつくづく変化は重要ですね。

 

 
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 積水ハウスを早期退社して16年目を迎えています。
もっとこういう生き方をしていればよかったと思うこともありますが、自分の人生や生き方についてはほぼ満足しています。
 
 現在の住宅会社顧問の仕事にも誇りをもってとり組んでいるつもりです。
嬉しいことに関与している住宅会社(顧問先はすべて住宅会社です)のほとんどが業績向上となっている現実です。
 実際大学を卒業して以来ずっと住宅業界一筋に仕事をしてきた現実があります。
それも積水ハウスという住宅会社で多くを学んできたこと、また住宅営業として18年間トップ営業として販売活動にいそしんだこと、いちばん大きなことは支店長として愛知と東京で多くの社員さんや協力業者さんと一緒になって業績向上に注力した事実です。
 愛知県の支店長時代は社員さん108名で年間120億の売り上げで一人当たりの生産性は全国トップでした。
 また東京時代は」120名の社員さんで160億の売り上げを達成できました。
 稀に住宅に携わったことにないコンサルティング会社や、住宅経験の全くと言ってない方々がさも住宅を知っているかのような感覚で指導されている状況を見ると唖然と感じることもあります。