2018年 10月の記事

October 2018
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 積水ハウス時代、営業を18年間経験しました。
辛かった3年間が貴重な時期だったと振り返ります。
そういった時間を過ごすことも人生においては必要なのではと感じています。

 僕はとても生意気な営業だったかもしれません。
愛知県・春日井店、店長時代の僕は、転勤拒否宣言に近いことを口にしていました。
ただし業績は落としませんとの前提のもとです。
10年間のプレイニングマネージャーの時代は春日井地区のエリアの販売強化に懸命でした。

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その後岡崎支店への転勤が決まります。
今回は支店長というマネジメントの仕事であり今までとは変わって責任も違ってきました。
営業のみならず、現場・設計・総務・経理・積算・発注・アフターすべてにおいての責任者です。
また社外の数多くの工事店はじめ職人さん、関連業者さんたちとの関係もしっかりと構築していく必要がありました。
大変ですがやりがいだけは随分とありました。

 そんな中で売れる環境はどうして作ったらよいのかを学びました。
試行錯誤を日々繰り返す中で努力した分が形になって出てきました。
それはもう毎日が戦いの連続だったという思い出があります。

 一番重要視したことはというと社員のモチベーションをアップすることでした。
大変な仕事であっても面白いと思わせることがポイントです。
人は自分のためになる仕事(自己成長につながる仕事)には大変であってもやりがいを感じてくれるものです。
また遊び感覚を仕事に導入することも考案しました。

 結果として108名の社員で年間売り上げ120億円の支店が構築できました。
6年間で60億円のアップ、社員一人当たりの売り上げ全国第1位になりました。

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 今、住宅会社の顧問として多くの企業に顔を出しています。
皆さん本当に頑張ってくれていてほとんどの会社が業績向上しています。
これはもう営業手法もありますが、いちばんは何といっても社員さんたちのやる気といって過言でありません。
つまりは僕の仕事の一つは社員さんたちに仕事の喜びを知ってもらって業績アップにつなげることでしょうか。
もちろんほかにも僕の仕事はたくさんありますが・・・。

 不思議なものです。
同じ社員さんたちなのに…こんなにも業績が違ってくるものかと・・・。
業績アップしていく企業は社員さんたちが元気ですね。
社員さんたちが明るいですね。
社員さんたちがコミュニケーション度が高いですね。
社員さんたちがプラス思考でもあります。
また社長のEQ度が高いですね。
(ちなみにEQとは感情指数のことを指します。こころの知能指数とも表現されます。)

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 やる気のある社員さんたちの会社にしていくことは簡単ではありませんが、そういう環境にしていくことが社長の務めであると考えます。
経営者の顧客は社員さんであることを理解したいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 
 今週も大阪から千葉・名古屋・山梨・東京・三重と動いています。
まさに体力勝負になってきている現実を痛感しています。
関与先の社員さんたちの元気な顔を見ることが活力の源でもあります。

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さて、今年になって新しく顧問となった会社があります。
そういった顧問会社の業績が、飛躍的に向上しています。
僕としては大変にうれしいことでもあります。
一体何が原因なのでしょうか。
一言で表現すれば一人一人の社員さん達の動きが違ってきた事といって間違いありません。
関与する前までの「当たり前」が違う形の「当たり前」になってきたということと判断しています。

 人間にとって一番楽なことは何でしょうか・・・?
それは、日々変わらないことです。
昨日と同じことを今日も繰り返すことが一番楽といっていいでしょう。
ですが、刻一刻と変化していく市場にはついていけません。
これは負け組となってしまうパターンです。

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 関与会社の社員さんたちに申し上げました。
成果が出てこそ仕事です・・・・と。
結果が出ないものは仕事ではなく、仕事をしているふりだけなのですよ・・・と。
その為には自分を変化させましょう。
もっともっと結果にこだわりましょう・・・・と。
どうせ頑張るならば,結果が出るまで頑張りましょう・・・・・と。
どうしたら結果に結び付くのか考えましょう・・・・と。
また仕事をやり遂げた時の喜びは大きいものですよという話もしました。
仕事で結果を出して自己実現した人の話もしました。

 結果が出るまで頑張って仕事をする人をプロと言います。
プロと言う言葉の響きが僕は好きです。
プロになると自信がつきます。
仕事への思いも強くなります。
顧客からの期待も大きくなりますが、その分仕事のやりがいも上がっていくものです。

 強い組織にはプロと言われる人が数多く集まっています。
プロは時間の活用の手法が上手です。
プロはモチベーションを上げる方法を知っています。
プロはやり始めた仕事をやり遂げようと工夫・努力します。
そんなプロの仕事人が少しづつ増えていくと集団だった職場が強い組織となって業績アップとなっていくものです。

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 組織を変化させようとする行為には根気が必要です。
まさに社員さん達との根気比べと言って過言でないように思われます。
僕の使命は根気比べに負けないことです。
「当たり前」を一つ上の「当たり前」にするためには情熱が必要です。

 情熱!挑戦!感動!は僕の会社の社是でもあります。
頑張ります。
さらなるもう一つ上の「当たり前」のために。



カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 もうかれこれ12年以上になります。
愛知県に母体を置き全国展開している『中部産業連盟』にてセミナーを実施しました。
僕のテーマは「強いチームで成果を出せる営業マネージャーの役割と実務」
 営業管理者としての役割と実務について学んでいただきます。
部下のやる気を喚起するための仕組みづくりと現場での組織づくり、そのための部下指導法を具体的に伝授します・・・・と営業研修の案内には紹介してありました。

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 嬉しいことはこのセミナーに受講される人たちが、とても意識が高いことでしょうか。
かつてテレビのカンブリア宮殿に取り上げられた滋賀県、びわこホームの上田社長(現会長)もその熱心な受講者のおひとりでした。

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 また愛知県江南市で住宅会社を経営する「安井建設」の安井社長もまた地元で順調に業績を伸ばしてらっしゃる優秀経営者のおひとりです。
最近では愛知県のみならず岐阜県にも新しく拠点展開されていますが、いつも勉強家であるその姿勢には頭が下がりますし、また社員さんを思う態度にも好感を感じています。
業績アップする条件をしっかりと満たしてらっしゃいますね。

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 そして現在僕が顧問となっている大阪の住宅会社「中商」の中島社長もまた学ぼうという意識にたけた素晴らしい経営者ですが最初の出会いはこのセミナーが発端でした。

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 今日も参加者は業種が様々で僕としてはやりにくいところも多々ありましたが、実際に自分が経験してきたことを熱を持ってお話ししました。
正直にサラリーマン時代、業績が上がってきた事実を気持ちを込めて口にしているだけです。
おそらく受講された皆さん方は感じてらっしゃるのではないかと推測します。
それは決して特別なことをやってきたわけではないということです。
ただ部下の社員さんたちに対して叱るところは叱り、ほめるところは褒め、そしてそこには必ずと言ってよいのは愛情があったということでしょうか。

 この日もお話ししました。
EQマネージャーたれということを。
EQとは感情指数のことです。
心の知能指数とも表現できます。
社員さん一人ひとりの心をしっかりと読んで指導する営業管理手法です。

 人は皆感情の動物です。
またみんな認められたいと思っているものです。
そのあたりをしっかりと理解して愛情をもってマネジメントしていきたいものです。
受講者の皆さん長時間の受講お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
今後の皆さん方のご活躍を祈っています。