2018年 06月の記事

June 2018
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 「あたりまえのレベルを上げよう!」
4月に初めて顔を出しての僕が放った言葉です。
西関東の会社に来ています。

 期待を込めて課題を与えました。
「いつまでにやるんですか?」営業部長が聞いてきました。
「次回までに実行しておいてください」僕が答えます。
「そんな、できません」「無理です」
「ほかの会社でもみんなやって頂いています。必ず実行しておいてください。皆さんに重要な事は変化です。もっと時間を有効に使えばできます。あとはやる気の問題です。」

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 抵抗を見せていた社員さん達でしたが、まずは一歩を踏み込んでいただきました。
ひと月に2回顔を出す会社ですが、なんと6月は新記録達成、正直申し上げて結果が出てくるのが早すぎるのですが・・・とはいっても嬉しい気持ちに変わりはありません。
営業部長を筆頭に皆さん本当によく頑張られました。

 ただしまだ有頂天になってはいけません。
契約する社員がまだ過半数に至っておりません。
売る社員さん達が頑張って結果を残したにすぎません。
また、契約してから着工までの日数が長すぎます。
もっともっと業務サイクルを短くしていく工夫が必要です。

 そうはいっても皆さん方の成長は喜ばしいことです。
あとは継続です。
幸いにして6月の結果だけでなく7月の契約予定も着実に育っていてこれも嬉しい誤算でした。

 様々な企業に(僕の場合は住宅会社ですが…)顔を出していると、かつての自分の営業時代が懐かしく思い出されます。
大変だった思い出が多いですね。
悲しいことや苦しいこともたくさんありましたが、今となってはみんなとても良い思い出となっています。
住宅営業を始めたばかりの人に申し上げます。
住宅営業の仕事の奥の深さ、そして大変であるからこそ味わえる大きな喜びを信じましょう。

 大学を卒業して住宅業界一筋に生きてきました。
住宅営業と経営面で多くのことを学び、また成功体験も数多く経験しました。

 今日の会社のように業績アップしていく事の喜びを人一倍知っています。
この会社もしっかりと業績アップさせて会長・社長の夢をかなえていきたいですね。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 この仕事をやっていて嬉しいことの一つが様々な企業に顔を出せることでしょうか。
いろんな企業の顔を見ることができることは興味深いことです。
ああ、日本には同じ仕事をやっているにしてもこんなにも違いがあるのかと感じます。
僕の場合は住宅業界なわけですが随分と温度差があることに驚嘆します。

 そんな中で感じることがあります。
頑張っている会社には(業績の良い会社)に仕事を楽しんでいる社員さんたちが多いという事です。
ここで重要なことは仕事量と業績は一般には比例するはずで、仕事を楽しんでいる人たちの多くは仕事量が多いのだけれど、その仕事をこなしていく喜びや達成したやり遂げ感を喜びと考えていることです。

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 僕自身の経験からもそれは感じています。
よくまああれだけ仕事に時間を費やしてきたなあと振り返ります。
一言でいえば充実した会社員生活だったと言い切れます。
ですが、いやだったかと問われれば、そうじゃないですね。
途中途中で嫌気がさしたり、くじけそうになったりすることは誰しもありうるものです。
大変だったけれど結構楽しんで仕事をやっていたなあと、自分自身をほめてあげたい気持ちにもなったりもします。

 そんな中で、よくよく思うことの一つに人は変化することを望まないんだという事です。
誰しも変わらないことが楽な事の様です。

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 そこを変化していきましょうよとある種のくさびを打ち込んでいく事がを僕の仕事だろうと思います。
負け組から脱して勝ち組企業になろうとするならば、当然そこには仕事量の変化が必要にもなります。
その際、さあ挑戦していこうとポジティブに行動すると最初は大変ですが結果に結び付くものです。

 結果にこだわることも重要な要素ですね。
勝ち組企業は数字を重要視しています。
そして結果第一主義であることが多い。
信賞必罰まではいかないにしろ、できる人をほめ、努力不足の人を叱咤することも大切ですね。

 そこには上司の情熱も必要になります。
叱ることも実は大変です。
怒ることと叱ることとは違います。
自分中心で考えるか、部下中心で考えるかの違いがあります。
愛情をもって叱ることです。

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 「厳しい上司でしたね。」とよく言われます。
僕の心の中では厳しさと優しさは同居するものです。
大きな数字を任されているのに厳しさを持ちえない上司の方が不思議でなりません。

 この日もまたついついそんなことを思わずにはいられない一日でした。
誰かが起爆剤となって企業の突破口にならなくてはならないものです。
多少悪者のように思われても業績が回復してからあの人は正義の味方だったと思っていただけるように、自分の使命を捉えてもいます。
僕もまた自分に負けないように頑張らなくては・・・。

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カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 早いものでいつの間にかもう6月ですね。
毎月恒例の両親のお墓参りに行ってきました。
墓石を丁寧に拭いて、お花を植え、蝋燭と線香に火を、ゆっくりと手を合わせ両親と会話します。
「お父さん、お母さん・・・」心が洗われる時間です。

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 昨日、尊敬する人生の先輩山川修平さんから新しく出版された書が届きました。
山川さんは岩手県生まれの81才、早稲田大学で哲学を学んだ後出版業界と住宅業界で活躍されました。
今回の書は『自分に仕掛けるモチベーションの力』です。
最近お会いしていませんが、住宅業界の先輩、コンサルタントとして独立してから何度かお会いさせて頂いてますが素晴らしいお方です。

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山川さんは今年81歳になられました。
何よりも感心するのはその情熱の凄さです。
今回もまた、前向きに生き抜くための知恵が満載、86の話が集大成されています。

 エピローグからの抜粋です。
「人生は所詮自分との闘いである」
81年間生きての実感である。
自分との戦いに勝ち抜いてこそ目的が達成できる。
生命力とは単なる偶然とは思えない。
現実においても日々戦いが続いている。
10代の肺結核で療養生活を送っていたころは自分の人生は30歳までと思い続けていた。
その後の出版業での挫折、急性心筋梗塞など生死の間を彷徨いつつ奇跡的に生き延びた。
そして80代、正直自分に驚いている。
しかし省みれば生き抜くために自分なりのモチベーションを仕掛け続けていたことは間違いない。
おそらくそれは私だけではなく誰もが意識的無意識的を問わずに仕掛けているものだと思う。・・・・・

 僕の本の出版も自分の忙しさを理由にそのままになってしまっています。
山川さんの情熱の凄さに「ガーン」と頭をたたかれた感じになりました。
しっかりとモチベーションを維持し、自分に克己して更なるステージへ歩みを進めていきたく思います。
「負けてたまるものか!」
山川さんの健康を祈りながら自分へ「喝」を入れたく思います。