2018年 02月の記事

February 2018
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 基本がしっかりしていないと応用が利きません。
営業さんたちの契約を取りたいという気持ちは、僕も営業経験者として痛いほど理解できますが、営業の基礎がしっかりと身についているかどうかで結果が大きく違ってきます。
そんなことを味わった研修会でした。

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 営業セミナー講師の加賀田晃さんは僕と共通点のある方です。
年齢的には先輩にあたる方ですがおっしゃってることはもっともな事と共感します。

 「プロの営業マンとは どんなやつのことをいうのか?
それは好感の持てる熱心な営業マンのことである。
この感じよさと熱心さがあれば天下無敵、この世に売れないものはない」
・・・とその著書の中に書かれておられます。
 そして「礼儀」や「話し方」「生活習慣」を重要視されています。

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 ものを販売する以上、お客様を大切にすることは当たり前のことですね。
丁寧に、お客様をほめて、感謝をして、関心をもって、謝るときはしっかりと謝る。
我々はサービス業に従事しているわけですが、サービスの語源をはご存知でしょうか。
サービスの語源は「召使」つまりはお客様の召使になるといって過言ではありません。

 住宅の営業にとってまずはお客様を知ることです。
お客様の住所・氏名・勤務先・家族構成・年収・土地の有無・連絡先・予算・年齢などを伺うことも不可欠です。
 時折お客様の年収や勤務先が聞けないという声をお聞きすることがあります。
我々はお客様のための最良の資金計画も作る義務を負うています。

 契約してから事前審査が通らなくてキャンセルになりました・・・などという話を時折耳にすることがあります。
冗談でなく本当の話です。
聞きにくいかもしれませんが、大切なポイントは確実に自分のものとしてお客様提案の根本にしていく必要があります。
 あとからできませんでしたではお客様からの信頼も失せるし、また結局はお客様にご迷惑をかけてしまうことにつながります。

 急がば回れという言葉がありますが、お聞きしなくてはならないことは前もってきちんと聞いておくことです。

 今回のオリンピックでも努力した人が栄光を勝ち取っているように感じます。
個人的に「愚直」という言葉がいつの間にか好きな言葉になってきていますが、まじめバカになってお客様の心に飛び込んでいく事の重要性を感じざるを得ません。

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 関与先の新人さんがここへきて2月2棟の契約を決めました。
昨年年末から0が続いていて本人も随分と落ち込んでいたのですが、基本を徹底的にやっていこうよとお話しして愚直に営業してくれました。
3月も2棟契約できそうな状況です。
またその後のお客様も育ちつつあります。

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 我々が提供する住宅も基礎がしっかりしていないと建物の崩壊につながるように我々の営業活動もすべては基本に始まり基本に忠実に営業することが大切です。
営業の神様は必ずやそんな努力家の営業に契約というご褒美をくださるに間違いなしと信じています。
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 平昌冬季オリンピックから日本人の活躍が聞こえてきます。
仕事で各地を回りながらもモチベーションが上がっていく自分がいます。
羽生選手から始まり、小平奈緒選手、高木菜那・美帆姉妹、みんな素晴らしい金メダルでした。
そしてまた今大会日本は過去来最多のメダルを取得しました。

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 そんなたくさんの感動の中で一番僕を感動させてくれたのはカーリング女子でした。
なんであんなに笑顔がいっぱいで試合ができるのでしょうか・・。
今までいろんなスポーツを観戦してきましたがこんなに笑顔がいっぱいの選手たちを見たことがありません。
 もうすでに「そだねぇ」の言葉も今年の流行語大賞にノミネートされそうな勢いです。

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 今回、日本チームの主将として縁の下でチームを支えた本橋麻里さんはチームカラーの笑顔の勉強会を開いたそうです。
笑顔は数多くの力を持っています。
免疫力アップ、アレルギー耐性、脳の血流アップ、リラックス効果、モチベーションアップなど様々な効果があることを頭に叩き込みました。
「笑顔にはたくさんの良い影響力がある。それが自分たちのカラーなんだと再確認できた」そうです。
他国の選手からは「笑顔が絶えないね」「とっても楽しそうに試合をしている」といわれるようにもなりました。

 結果は初めての堂々の3位。銅メダル。
彼女たち=カーリング女子の笑顔を見ていると=最高のメダルを取ったようなそんな感じにも見て取れます。

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 営業の世界でも笑顔はとても重要ですね。
私はお客様に危害を与えるものではありません・・・と。
その何よりの証拠が笑顔なんですね。
人は他人が怖いもの、その初めての恐怖感を払拭するのも笑顔からです。

 カーリング女子たちが教えてくれました。
仕事も笑顔で頑張ろうね。
楽しみながら笑顔で成果に結び付けようね・・・と。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 東京での仕事でした。
この何年かよく滞在するのは浅草のホテルです。
個人的に浅草が好きです。
寄席が好きな事から始まっているかもしれません。
そして顧客満足度の高いホテルが気に入っています。
このホテルのスタッフは外国人が多くいつの間にかそんな彼らとも親しくなっています。

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 この日は朝早く起きて浅草界隈を散歩しました。
いつもいつも人でいっぱいのこの町が早朝はほんとにまばら・・・。
気持ちいいですね。
浅草寺さんにも独占して参拝できました。
仲見世にももごらんのようにほとんど人がいない状態です。

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 1時間ほど浅草周辺を散策しましたが、歩いていると発見がありますね。
「浅草神社」にも初めてお参りもしました。

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 この浅草寺のご本尊は隅田川で漁をしていた漁師の網にかかった観音像なんですね。
大きさが約5,5センチの金色の像らしいのですが公開されることのない秘密の仏だそうですので実態は明らかではありません。

 また雷門にかかっている大きな提灯はあの松下幸之助氏の寄付といいます。
松下幸之助氏は浅草寺にお参りしたことで持病が完治したそうなんですね。
その御礼で寄付されたということです。

 歩いているといろんなお店を発見しました。
タイガー餃子会館
箸専門店の「万作」店主がちょんまげ姿です。
内輪のお店「文扇堂」
包丁の店「かね惣」
暖簾専門の「べんがら」
もつ焼き「千代の家」
髪作法「男爵」
手ぬぐいのお店「ふじ屋」
浅草金魚「浅草花月堂」
世界で一番小さな劇場「浅草リトルシアター」
すき焼き「ちんや」
もんじゃ焼きのお店
朝早くからお店を開いている喫茶店がいくつかありました。

 ちょうど1時間の散歩を楽しみました。
心が洗われたような心地よいひと時でした。(感謝)






カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 九州の住宅会社です。
ちょうど顧問になって5年が経過しました。
当初は毎月2回顔を出していましたから随分とお付き合いも長くなりました。
カリスマ性があり、バランス感覚の優れた社長さんが社員をけん引しておられ売り上げも随分とアップしました。(さすがですね。僕も嬉しい限りです)
また受注額も70億を超え今期の目標額は過去最高の80億となってきています。

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 この日は大切な受け皿である建築チームと、設計チームの来期に向けた計画を作成しました。
皆さん真剣に計画を作成されたのですが、僕の方からはそれよりさらに現実性のあるもの、具体性のあるものを求めました。

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 多くの販売会社においてとかく営業部隊が重要視されがちですが、ある程度の規模を超えると間接部門の社員さんたちの協力度具合が大きな影響力を持ってきます。
建築現場の力、設計提案力などがポイントになっても来ます。

 かつてサラリーマン時代のマネージャー時代、半年に1回ずつ社員さんに計画書を作成してもらいました。
当時を振り返ると・・・・・例えば・・・
●着工の平準化
●利益率向上
●追加原価の減少・撲滅
●紹介獲得
●早期の最終図面決定
●外注見積もりの早期回収
●着工可能日の精度アップ
●現場確認の徹底
●お客様に合わせた快適空間の提案
●プロに徹した営業同行
●図面の精度アップ
●日常業務の迅速化・・・

 様々な問題提起があったように思われます。
そして一歩一歩前進していったんですね。
時代と共に新しい課題が問題視され、よりハードルが高くなってきているようにも感じられます。
コンプライアンスの時代です。
顧客目線になって、会社力を強くしていきたいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 愛知県の住宅会社で営業研修会を実施しました。
結果を出している営業とそうでない営業の大きな差は何でしょう。
また会社によって結果が出ている会社とそうでない会社の違いは何でしょう。

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 営業の基本ができているかどうかに尽きるように思います。
営業の皆さんに申し上げます。
住宅を建てる場合、基礎がしっかりしていないと心配ですね。
営業活動の基本をしっかりと実践していきましょうと。

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 基本行動の一つ。
PDCAです。
計画(立案)・実行・検証・行動の流れです。
少なくとも1週間先までの予定は作っておきたいものです。

 基本行動の一つ。
顧客管理です。
1枚1枚の名簿の取得費用は安いものではありません。
広告宣伝費・販売促進費・展示場建設費など経費が多くかかっています。
名簿を大切にするということは、名簿をランク分けしてランクによって顧客対応を考えることです。

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 お客様は会社を選び、商品を選び、営業を選びます。
お客様から期待される営業になるためにも日ごろからお客様との良いコミュニケーションを心がけたいものです。

 僕はいつも営業には神様がいるとお話しします。
まじめに仕事をすれば神様が契約というご褒美をくれえると申し上げています。
基本行動こそが何よりの近道だと信じています。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 
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 この日は日ごろの勉強会を離れて営業に同行しました。
実際に対応している個々のお客様のご自宅に顔を出したわけです。
これはロールプレイングの域を超えています。

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 多くの企業においてロールプレイング(役割演技)はよく実行されます。
もちろん多くの学びがあるのは事実ですが、意外に効果が無くなっていることもあります。
お客様の役を演じるのも自社の社員であることも原因の一つかもしれません。
 現実に営業に同行してお客様のご自宅に訪問してみるといつもと違った営業の姿が現れてきました。
 ある営業はついついお客様に対して臆病になっている感じでした。
自信のない自分が露呈されていました。
またある営業は時間を無視して仕事外の話で話し込んでしまいました。
雑談で盛り上がることは決して悪いわけではありませんが、時間効率は大切です。
何のために訪問しているかを意識することが重要です。
新人営業に対しての上司からの日々の指示ができてないことも実感しました。

 ちなみにこの日はアポイントを取っての訪問ではありませんでした。
現実に9件の具体的見込み客宅への訪問をしました。
時間帯は10時から17時半まで、9件中5件までが留守でした。
その際、留守宅には訪問した証を必ずおいて行きたいですね。
ちゃんとした封筒にお客様への手紙と、何かしらの資料を入れてポストインしておくべきです。
そして可能であればその日の夜にでもお電話をするようにしたいものです。
その旨も同封した中に書き込んでおくのが良いと思います。

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 この日の同行から新しく学んだことが多々ありました。
次回への課題が見つかりました。
 OJTは大切ですね。
上司は部下への同行を真摯に実行するべきだと感じました。


カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 大阪へ新幹線で向かうと伊吹山が雪に覆われているのがはっきりとわかります。
・・・というか関ケ原周辺はまだまだ・・・多くの積雪がありました。
今年の冬は全国的に寒さが厳しいですね。
インフルエンザにはくれぐれもご注意ください。

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 大阪ではあべのハルカス美術館で「ジブリ立体建造物展」が開かれておりましたが、2月5日で終了とあって大変な人・人・人でした。
 午後8時終了のところをは延長して午後10時半まで開場していました。
見たかったのですが、残念ながら今回は見学できませんでした。

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 地元では、愛知の仕事先の社員さんと仕事終了後、帰社の途中で「COCO壱番屋」の記念すべき一号店に立ち寄りました。
ここは今「壱番屋記念館」と併用されており壱番屋の歴史を学ぶこともできます。
但し予約制ですので事前に予約が必要です。

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 壱番屋は1978年この地(愛知・西枇杷島町)にオープンしました。
創業者は宗次徳二さんと奥様直美さん。
1948年石川県生まれ。
生後間もなく孤児院に預けられ、また幼いころは苦労の連続だったとお聞きします。
 小牧高校卒業後、不動産業界、そしてその後大和ハウス工業へ(奥様と社内結婚)、そして、2年後独立して不動産業を営みますが、喫茶店に転業します。
1975年コーヒー専門店を開業、そのメニューにあったカレーが大好評、貸店舗の一室にカレーハウスをオープンさせたというわけです。

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 1987年にはアンケートはがき導入。
1988年100店舗達成。
1994年農林水産大臣賞。
1996年宅配開始。
2004年中国進出。1000店舗達成。
2005年台湾一号店。
2008年韓国一号店。
2010年香港一号店。
シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンへも進出。
2014年10月1400店舗達成。

 ところで皆さんは壱番屋さんの社是をご存知ですか・・・?
「ニコ・キビ・ハキ」です。
ニコニコ笑顔を大切に、きびきび動こう、はきはき答えよう、ということです。
簡単な事のようですが凡事徹底、大切なことです。
社員の対応も味のうちということで会社が成長をしてきたのです。
素晴らしいですね。
この壱番屋記念館、来場されて営業の原点を学んでいただくことをお勧めします。

 宗次さんとは何度かご一緒に本を書かせて頂いています。
昨年は東京駅でばったりとお会いしました。
現在は宗次さんは夢だったコンサートホールを経営されています。
自ら率先して掃除もなさっておられます。(頭が下がります)

 宗次さん、今日もカレーを美味しくいただきました。
ありがとうございます。
今後もご活躍を祈っております。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 早いものですね。
今年もすでに1か月が経過しました。
本当に時間の流れるのが早いと実感します。

 ブログには書いてはいませんが、今年の目標を年初に立てました。
大きな特徴の一つは仕事中心であったスケジュールから、健康を重要視した計画にチェンジしたことでしょうか。
あえて今年を「健康元年」と位置付けました。
昨年仕事先で2度調子を落としたことが起因しています。
年末に受診した人間ドッグの結果も影響しています。
体重を落とすことが急務だという結論にも至りました。

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 そこで元旦から出張時を除いてウォーキングをすることを自分に課しました。
幸いにしてオフィスの近くにはには春日井市の「ふれあい緑道」が存在します。
市を代表する落合公園から朝宮公園までのロードです。
 ここは約4キロ続く木陰の緑道、大きな道路はトンネルでくぐるので信号待ちなし。
100メートルごとの表示があってタイム計測もできます。
平行して川沿いに未舗装道路もあって4キロのダート道を走ることも可能です。
何か所も公園やトイレ、水場もあり、休憩にも最適、条件がそろっています。

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 実行して1か月、気になる体重は、1,2キロ落ちました。
目標値は6キロダウンですから、まだまだ今後の努力次第であることは事実ですが・・・。
1日30分から50分の運動ですが、歩いていてたくさんのジョギングやウォーキングしておられる人たちに出会います。
 すれ違うたびに勇気を頂きモチベーションアップします。
また親子の触れ合いや、熟年の夫婦愛を感じることもできます。

 かつての僕は走ることにこだわっていました。
ジョギングからウォーキングへ。
今は無理をしないことを一番に考え歩くことに専念します。

 自分との戦いです。
あとは食事療法も考えていかねばならないですが・・・。
頑張ります。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 突然に驚きの人事発表がありました。
積水ハウスの会長、社長交代劇です。
何と52歳の若い新社長の誕生です。

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 現会長の和田勇氏が相談役に、現社長の阿部俊則氏が会長に、そして新社長に一番若い取締役の仲井嘉浩氏が抜擢されました。
 大阪市内で記者会見した仲井社長は中高級住宅を中心とした路線を引き継ぎ、デジタル、IOT(モノのインターネット化)など他社との技術提携もオープンに実行していく考えを述べました。

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 仲井嘉浩氏=京都大学卒、昭和63年積水ハウス入社、経営企画部長、執行役員から取締役常務執行役員。京都府出身。

 和田勇氏はかつて僕の上司でした。
強い指導力で、他社に負けない営業部隊を構築し、大和ハウス工業と共に日本の住宅業界をけん引してこられました。
その和田体制が終焉を告げ、一つの時代が終わり、新たな時代が始まろうとしている感もします。
 今回の人事は住宅業界のこれからを占うリトマス試験紙の役割をも表しているように思われます。
 また変化せねばならない住宅業界の現実が今回の人事に露呈されてるように思います。

 今回の人事の背景には急速な市場環境の変化があるといえます。
今後の国内市場は少子高齢化に伴い、住宅着工件数の減少が予想されます。
 仲井社長はインターネットで家電をつなぐスマートハウスなどで、他社ととの技術提携に意欲を見せています。
 若さとスピード感で次世代の住宅づくりにに手腕を発揮することが期待されています。

 積水ハウスの明日に光あれと祈らずにおられません。