2018年 01月の記事

January 2018
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 1月25日のカンブリア宮殿に大学の同学年の小澤さんが出演しました。
株式会社コロンバン代表取締役社長、小沢俊文さんです。

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 いやぁびっくりしました。
法政大学時代、存在感のある人間で親しい間ではありませんでしたが個性的だったせいもあって彼の顔はよく覚えていました。
その後コロンバンの社長になったことは風のうわさで聞きました。
ですがまさかカンブリアに出演とはサプライズでした。

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 番組では大学卒業時入社した三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)からコロンバンに出向して経営が危機に陥っていた会社を立て直したことを中心に『原宿ロール』や『原宿焼きショコラ』、大学の校章入りクッキーなどの数々のヒット商品を生み出している現状などが語られました。

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経営状況が思わしくなかったかつてのコロンバンを伸ばすための最優先課題は売り上げを伸ばす事でした。
宮内庁ご用達など文化的遺産はあったものの創業者が亡くなってからは売り上げが大幅に落ちていました。
売上・店舗数などの縮小が起きると一時的に固定費は下がりました。
それの繰り返しから表面的な利益は出ます。(減収増益経営)
販売拠点が減少し、商品数も減り、売る商品がなくなるので売り場が減り人が減り技術者や技術そのものもなくなっていったといいます。
新卒の採用もなく、人材と組織・仕組み・モノがなくなってしまう状態でした。
設備の老朽化、社員の退職…成長している組織では会社についていけない人が辞めますが、縮小傾向の会社では優秀な人材が辞めていきます。
社員の不満を上げた300項目の改善、中長期計画の実践、PDCAサイクルの活動…やれることを実行していきました。
社内の様々な抵抗にもあったこと、それでも強い意志でけん引していったこと、少しづつ結果が出てきて経営が順調になり社員のやる気も上がってきたこと・・・・よく理解できます。
 
 積水ハウス時代でも僕も感じたことです。
社内で日本一になった時ももちろん簡単ではありませんでした。
もちろん抵抗勢力もありました。
社員さんや取引業者さんたちの声を聴き改善に役立てました。
自分から降りて行って社員の心を掴むこと、そのためのコミュニケーション、根気比べ、我慢比べいろいろありました。

 だからこそ小澤社長に共感もできます。
またかつての同級生ということもあって親しみも感じました。
感動もしました。

 番組の中でも小澤社長の率先垂範な態度や営業活動、商品開発が目立ちました。
リーダーが動けば社員さん達も動くものです。
そして経営もよくなっていくものです。
70歳までは継続して頑張るということですが応援していきたいですね。

カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 この3日間は九州のビルダーさん、四国の工務店さん、愛知の住宅メーカーと顔を出しました。
 それぞれが新しい年を迎え、新しい試みにトライし、さらなる業績向上に向かおうとしています。

 九州では新しい分譲地を視察、あの悲惨だった地震から少しずつですがず復興の兆しが見えてきています。
 ただし地震後の駆け込み受注は少しづつ減少傾向にあり地元の住宅会社は今年が正念場でもあります。

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 四国の工務店さんは関与して3年目を迎えました。
売上は社長はじめ社員の皆さんの頑張りで7億だった売上が12億まで来ています。
今年は7月に新しい支店がオープン、社員数も9人から20人へと大幅に増員してさらに飛躍を狙います。
 簡単ではありませんができないことではありません。
 住宅業界は今後着工戸数が間違いなく減少しますが、生き残ることは十分可能です。
 地域密着と地域貢献、そして顧客密着を確実にやっていく事です。

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 地元の住宅メーカーにも行ってみました。
どうやら今年の正月来場者数は昨年と比較して少なかったようです。
積水ハウスは各展示場でVR(バーチャル・リアリティ)を展開し始めました。
顧客目線になって考えることは大切ですね。

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 少しずつではありますが、かつてと比べると確実にスピードを増して時代が動いていると感じています。
 変化を怖がらないこと、変わっていいものと変わってはいけないものの判断をしっかりと理解することが大切だと考えます。
 
 個人の意見ですが社会全体がいささかオーバーコンプライアンスにも感じられることがあります。
働き方改革は時間の使い方が試される改革でもあるように思います。
熱意をもって、情熱を忘れず、顧客目線になって経営していく事が肝心、勝ち組のパターンだと考えています。