2017年 12月の記事

December 2017
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 顧問となってもうすぐ1年半となる名古屋市の会社の研修会でした。
毎月顔を出していますがいつもみんなが明るく気持ちの良い会社です。
そんな若い彼らと顔を合わせることは僕にとってもとても嬉しいことです。

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 大学生の価値観も近年は変化してきています。
かつては給料の多い会社が魅力でしたが、今ではそれ以上に自分の時間が取れることや、そんな仕事の遣り甲斐のある会社が就職先として選ばれているように思います。

 月刊PHP12月号の取材インタビューにもお答えしましたが、個人的に住宅販売は会社1割、商品2割、お客様に対応にする社員7割が決めて要因ではと感じています。
 今日の会社は経験値や知識ではまだまだ他社の社員さんにはかないませんが、従順さにおいては他社の社員さんをはるかに凌駕するものを持っていると感じます。

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 この日は今年1年の振り返りと、また来年度の抱負と計画を発表してもらいました。
発表を聞いての感想です。
結果は随分と甘い、また具体性・現実性に欠くものでした。
彼らに期待を込めて「檄」を少しばかり飛ばしました。

 最近の傾向ですが若い人たちが叱られていない現実を見ることがあります。
企業にあってはコンプライアンス上の問題(パワハラ)も存在するのでしょう。
…ですが、愛情をもって叱ることは大切です。
そしてしっかりとフォローしてあげることです。

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 若い彼らは今年飛躍的に業績アップに貢献しました。
昨年度から比較して少なくとも倍以上の成果を出しました。
全国的にはほとんどの住宅会社が前年割れしている現状です。
「素晴らしい!」彼らをたたえたいと思います。

 そしてまたこういった彼らが成長できる会社つくりをしている上長、社長も素晴らしいですね。
細かなところで気遣いをしている社長の姿を垣間見ることがあります。
今年も社員さんに社長が感謝の気持ちを込めてお歳暮を贈ってらっしゃいます。
僕にも届きましたがそういった心使いは常日頃のモチベーションにも大きく影響するものです。
また一人一人の部下に対してとて、専務が(とても若い専務です)、しっかりと面倒を見てる姿にも感動さえ覚えることがあります。

 今や「働き方改革」が進行中ですが、業績の良い会社には上司の気配りや仲間同士のコミュニケーション、毎日顔を出す会社ですから楽しい時間となっていればお客様の目にも「良い会社」として映るに違いありません。
 
 この顧問会社の来年のさらなる業績向上と発展を祈って、また若い彼らの人生が更に充実したものになることも祈念したく思います。

カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 かつてよく積水ハウス時代には数多くの仕事のゲーム化を促進しました。
そのほとんどが営業中心のものではありましたが、後になってからは営業のみならず全員営業という形で間接部門の社員さんも一緒になって仕事における競い合いを実践したものです。

 そんな形を九州の住宅会社で実践してみようと社長に提案、熊本県下で一番の業績の進捗を示しているこの会社で新年から実行してみようということになりました。
県下で一番の実績アップしただけあってこの社長の素晴らしいことはよいと思ったことはすぐに実践なさることです。

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 この日集まっていただいたのは設計と工事の管理者の皆さん10名、全員営業ということでまず最初は建築現場におけるご近所対応と、お施主さんが建築現場に顔を出された時の応対のロールプレイング、初めてのことだったとは思いますが、さすが皆さん無難にこなされていました。
 僕の点数でも全員が80点以上、多少甘いかもしれませんが皆さんかなり意識は高いようにうかがえました。

 その後、皆さんから今回の仕事のゲーム化に関して、何をテーマアップするか、どういう形で表彰基準を設けるかなどの話し合いをしてもらいました。

・顧客や協力業者さんからの紹介
・残工事の解消
・管理棟数の多さ
・CSアンケートの結果
・工期の短縮
・ZEHの受注件数・・・・などの評価基準が出てきました。

 皆、「うん、なるほど」とうなづけるものばかりです。
1月から営業外社員さんたちのモチベーションアップを期待したいところです。
もちろんそれが業績向上につながることも。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 関東の住宅会社に顔を出しています。
この日は営業外の社員さんたちにお集まりいただいて顧客目線に立っての現場つくりのミーティングでした。
一般に営業社員を直接販売員、営業社員以外を間接販売員と呼びます。

 業績の良い会社は営業だけでなく、間接部門の社員さんも含めた全員がお客様目線で仕事が行われているものです。
いわゆる「全員営業」ですね。

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 積水ハウス時代もよく「営工一体」と表現して、社内の統一・一体感や連帯感を強化することを課題にしていました。
 半期ごとにお互いの意見交換をして社内の改善に向けて努力した経験があります。
 営業・設計・工事・総務経理の大きく4つのチームに分けてお互いに向けて意見を申し上げてより良い会社つくりを目指しました。
 そこには現実的にはお互いの立場もあって、意見の食い違いもあり、時には感情もあらわに意見のぶつかりもありました。
 但し社員のみんなの心の奥底にあったものは仕事への情熱、顧客満足への挑戦でした。
そんな意見のぶつかり合いの中から、さまざまな「改善」行為が提議されて社内の業績は右肩上がりで進捗していきました。

 組織は規模が大きくなればなる程にコミュニケーション度は低くなっていくものです。
人数が増えれば増えるほど日ごろからのコミュニニケーションを全員が心する必要があります。

 建設現場は実に正直です。
建設現場の充実している会社は企業姿勢がしっかりとしていると断言してもよいですね。
展示場やショールームはお客様を呼び込む施設ではありますが、建設現場はうそを言いません。
住宅を考えられるお客様に対して僕は建設現場見学をお勧めしています。

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 この日、全員から活発な意見が飛んだように記憶します。
逆に営業の社員さんたちに対しての要望もお聞きしました。
意識が変われば行動に変化が起こり、業績向上の大きな起爆剤になるものです。

 現場の人たちの意識をさらにアップして頂ければ、相乗効果で営業の社員さんたちの気持ちもアップするものです。
 この日の発表から更なる業績向上を期待しています。


カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 四国の顧問先の住宅会社がこの11月が決算でした。
僕にもその結果の連絡が入りました。
この会社、僕も顔を出し始めて3年目になります。
昨年も過去最高の売り上げを伸ばし9人の社員さんで10億7千万の契約を達成しました。
このブログでも紹介したことがありますが、この会社には専門の営業担当者はいません。
全員営業の姿勢で仕事に取り組まれています。
あえて言えば設計担当者や工事担当者がお客様との契約業務にあたります。

 ことしの契約については外構工事も含めて12億4百万、過去最高の実績でした。
感心したのは社長の意欲もさることながら設計担当者3名と工事担当者1名の全員が契約目標数字を達成したことです。(これはもう素晴らしいの一言ですね)

 この11月までの契約目標数字が11億5千万でしたから104.71%の達成率になります。

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 最近もこの会社が地元のテレビに取り上げられました。
僕もそう思うのですが、住宅会社の見本になる会社であると感じています。
社長の住まいと地域にに対する熱い思いが一番です。
それが何よりも地域密着と地域貢献につながっていることが魅力でもあり、是非全国の住宅会社の方々にも真似してほしいと口に出したい工務店さんです。

 社長の夢は広がっています。
来年7月には高松市に新しいオフィスの感性が決まっています。
今まで会社のターゲットでなかった人たちを取り組んでいこうとの意向もあります。
おそらく今までとは違って簡単な道ではないであろうと判断します。

 ただ全員営業というスタンスをしっかりと守り、「攻め」の営業にもチャレンジしていく事も大切だろうと思います。

 僕もまたこの会社に対して思い入れがあります。
素晴らしい会社であるからこそ、しっかりとアンテナを高くしてお手伝いをしていこうと考えています。

 過去最高の契約、売り上げを成したこの会社に会ってもまだまだ伸びしろはあります。
更なる紹介の獲得もそうですし、土地のないお客様への対応がまだまだ不十分でここにも更に契約増大のヒントが隠されています。

 来年には社員さんも現状の2倍に増えることが決まっています。
全国の住宅会社の範となるよう、そしてまた住宅会社をけん引していくべく今後の努力を期待したく思いますし、僕もまた側面から応援をしていきたく考えております。