2017年 09月の記事

September 2017
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 住宅会社にもいろいろな変化が出てきています。
2年前、京都の顧問会社においてショールームオープンに合わせて「ペッパー君」を玄関においてお客様に近づく工夫をしました。

 かつて僕自身も積水ハウスの支店長時代にはショールームに当時の人気商品「アイボ」
を置いてお客様のお子様たちにとても好評でした。(18年前の話ですが・・・)

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 最近はVRの勧めを積極的に展開したく考えています。
もともと住宅展示場にも数々の五感へのアピールを重要視してきました。
29年前の話ですが、住宅展示場の店長時代に作った防音室はお客様のりピート化に大成功しました。
 また東京の支店長時代に建設した川崎市の住宅展示場ではセンサーを7か所に駆使し来場されたお客様にいろんな問いかけをしてサプライズの演出をしました。
みなお客様に近づいていこうとの細かな配慮から発した試みでした。
 先日このブログでも紹介した積水ハウスの『住まいの参観日』もお客様に近づいていこうとの発想から始まった行事です。

 バーチャルリアリティの世界はお客様の住まいへの期待感に応えるものと考えます。
お客様の住まいへの期待を高揚して契約にも役立てようとする試みもあります。

 僕の成功体験から言わせてもらうと企業は顧客に対して話題性のあるものを提供していく事が必須です。
メールのみならず、ラインやフェイスブック、インスタグラムなども検討していく事はもはや当たり前になってきています。

 お客様をもっと身近に、お客様をもっと気持ちよくさせていく事、お客様からより大きな信頼を頂くためにもさらなる努力を惜しみないものにしたいものです。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 九州の仕事を終えて四国の会社に向かっています。

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 このブログでもご紹介したことがありますがいつも気持ちの良い工務店さんです。
僕がこの会社の仕事を終えての毎回の帰り際にも社員さん全員で手を振って見送ってくださいます。
まさに地域密着、そして地域貢献をしっかりとしてらっしゃいます。
この工務店さん、直近の決算では過去最高の売上を達成しました。
9人の社員さんで(現在は13名になっています)10億7千万、まさに工務店さんのお手本ともいえる住宅会社です。

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 この夏、この工務店さんでは「大工さんの夏祭り」と称して多くのお客様を招いてのイベントを開催しました。
何ともう18回目を迎えます。
毎年大変なお客様で会場である会社周辺がいっぱいになります。
この催しからもしっかりと地域密着している感が伝わってきます。
イベントの中では子供さんたちに「家」を作ってもらう行事まであり、完成した「住まい」は地域の保育園に寄付もされています。
素晴らしいですね。

 またつい最近もこのエリアの小学校の児童さんを対象にした「バスケット大会」も実行されました。
これもまたこの地域にはなくてはならない定例行事となっています。
地域の少年、少女たちが毎年のこの大会での優勝を目指して頑張ってらっしゃる姿はとても気持ちの良いものです。

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このほかにもこの工務店さんにはたくさんの魅力があります。
地域の人たちを支援するためのギャラリーは地域の方々の癒しの場でもあり、コミュニケーションの場でもあります。
様々なカルチャーパーティがここで行われています。
例えば・・・アロマテラピー、ティタイム講座、籐工芸、各種料理講座、おひさまシフォン、ハンドメイド展、着物リメイク服とバックと小物店、革と手のぬくもり作品展・・・実にたくさんの楽しい催し事がここでは定例で開催されているのです。

 住宅会社の原点、工務店さんの鏡として僕もこの会社の力になれることを喜びにしています。
実は今後県庁所在地にも支店を設ける予定で進行中です。
来春にはまた新しいこの工務店さんの形が魅力を伴って現れるものと期待しています。
また僕も協力を惜しまないつもりです。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 9月14日付け「住宅産業新聞」からのニュースです。
「住宅産業新聞」は住宅業界では一番メジャーな新聞社の一つです。
かつて僕も「住宅産業新聞」に6年間毎週コラムを書いていましたが今では懐かしい思い出です。
毎週1回のコラムは実は結構大変でした。
出張続きで新幹線の中で書いたりもしましたし、宿泊先のホテルで原稿を書きホテルからファクスで新聞社に流したりもしていました。
一回のコラムの量は750文字でしたが全国に情報が流れるのだと思うと真剣勝負でした。
編集長にお世話になりながら奮闘したことが今では良い思い出です。
その折は新聞社様、読者の皆様ありがとうございました。

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 さて大和ハウス工業の記事が一面に書かれていました。
大和ハウス工業の賃貸住宅の何と88、2%が女性向け防犯配慮賃貸住宅となっています。
随分と高い採用率になっている感じがします。
この理由はというとホームセキュリティシステムを採用してるためなんですね。
大和ハウス工業では他にも録画機能付きカラーテレビインターフォン、洗面化粧台、二段可動棚を標準設備としています。
 またシューズクローゼットやサニタリークロークなども標準化し、専有面積の10%以上の収納を確保するなど女性入居者の支持を得られる仕様としているのです。
このためプランニングは1LDKが多く、カップルや単身者まで入居者層も幅広くなります。

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 大和ハウス工業では現状のままでは賃貸住宅の成長はないとの危機感を持っており新たな市場の開拓を模索しています。
その中には外国人アパートなどの需要の対応や「ハード」と「ソフト」を兼ね備えたアパートメントホテルの展開も検討段階になっています。

 時代はますます女性目線、また住宅業界のメインターゲットも女性である傾向が徐々に高くなってきています。
この現象は個人住宅だけでなく賃貸住宅においても鮮明です。
 
 建設業界では毎年その数2500~3000社が淘汰されている現状が存在します。
ですが住宅業界で生き残ることは決して困難な事ではありません。

 企業にとって重要な事は「顧客に近づいていくこと」です。
市場を知り、時代を読み、顧客目線に立って邁進していきたいものです。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 9月9日・10日、またやってきます・・・積水ハウスの『住まいの参観日』が・・・。
もう30年以上になるでしょうか・・・懐かしいですね。
まさかこんなに長く続くとは思いませんでした。

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 30年以上も前、若き中部地区の展示場の店長たち7名(僕も含めて)は思案していました。
積水ハウス中部第一営業本部販売促進委員会のメンバーです。
 当時の中部営業本部長(現CEOであられる和田会長)からの期待がありました。
「君たちで何か面白いこと考えろ、好きなことやってみろ!」・・・・何がいいんだろう・・・?
 当時、積水ハウスには自由闊達な雰囲気がありました。
大きな経費を我々に預けてくれる寛大さもありました。
「そうだ、積水ハウスでなくてはできないことをやってみよう。積水ハウスの数多くのOBのお客様にご協力願って一斉に100所帯の住まいを見てもらったら、スケールメリットが生かせるに違いない」「それはいいね」

 (何というネーミングがいいかなぁ・・・?)
家を建てたいと思われるお客様が行ってみたい、顔を出したい、参考にしたいという何か・・・「そうだ!『住まいの参観日』はどうだろう」「あっ、それいい」「賛成」「いいんじゃない」
ひょんなことから始まった『参観日』は愛知・岐阜・三重の3県だけで3年間行われました。
それも当時の名称は『ほのぼの住まいの参観日』でした。
地元中日新聞の朝刊漫画の主人公「ほのぼの君」を題材にしたのです。
結果は・・・大成功でした。

 3年後東海地域の業績アップに大いに貢献したのがこの『参観日』ということから
全国イベントへと移行します。
キャラクターもその後はバーバパパになりました。
そして今も多くのお客様に支持されて継続しているというわけです。

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 では、今回の『住まいの参観日』の魅力ポイントを案内しましょう。
1、全国1000の会場を公開、あなたらしい暮らしを探すチャンスです。
2、実力派の設計士があなたの夢をプランにします。
3、住まいのプロがあなたの土地を診断します。、
4、間取りを考えた土地探しを住まいのプロがサポートします。
5、ご入居後の住まいで実際の住み心地を実感してもらいます。

 完成後の住まい、建築中の住まい、入居後の住まいの3種の住まいを見学できる絶好の機会です。
 どうぞ皆さんご家族ご一緒にお出かけされてはいかがでしょう。

 毎年、春と秋に行われる『住まいの参観日』
自分たちが企画し、立案した、懐かしく思い出深いイベントです。

カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 8月末は東京での大手建設会社の社員さんの研修会でした。
・・・とはいっても今回の主役は間接部門、設計社員さんがメインです。
営業社員さんも飛び入り参加してくださいました。

 この日の勉強会は3回目、
第1回 聴き方の基本と応用
第2回 クレームへの対応と顧客満足度の高め方
第3回 ビジネス傾聴のススメ
・・という感じで、この日は講義のあと、参加者30名全員のロールプレイングも実行していただきました。
実はロールプレイングは皆さん初めての方ばかり、営業社員さんがまずはお手本演技をしてくださって、その後はまずグループで一人一人がお客様との商談を学び、最後の1時間を使って各チームの代表が全員の前でお客様を前にしてお話ししていただきました。

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 感心したのは最初は躊躇しておられた方ばかりでしたが、皆さん熱心にお話しされること、会話の上手下手はさておき、真剣みが伝わってとてもいい感じで聴かせていただきました。
受講された設計社員さん達も、他の社員さんたちの会話がおそらくは随分と参考になったのではないかと思われます。
いい意味での刺激になってくださったものと思います。
会話は習うより慣れの部分もあります。
自信を持ってお話しすることが何よりです。
今日ご参加の皆さんにもいい経験をして頂いたものと、そして日常の仕事にも生かしていただきたく期待しております。


 さていつの間にか9月になりました。
早いものですね。
もう今年も3分の2が終わりました。
月初恒例の両親への挨拶、お墓参りも少し涼しくなって顔を出してきました。

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 墓前に手を合わせるといつもながら両親の声が聞こえるようでもあります。
僕にとっては心が洗われるような感覚で気持ちの良い時間です。
声のない声として僕の心に飛び込んでくるものがあります。
そんな声を支えにしてまた自分に鞭打って新しい一歩を歩んでいきたく思います。