2017年 02月の記事

February 2017
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 つい先日、関東での仕事を終え夕方から翌日の九州熊本での仕事に向かって成田空港へ向かいました。
 成田空港までは順調でしたがこの日はあいにくの強風・・・。
空港内に流れたアナウンスは・・・・「強風のためフライトの見通しがつきません」
また北方向へのフライトは「欠航いたします」でした。
僕のこの日の予定は成田空港から福岡空港へ、その後博多へ地下鉄で移動して九州新幹線で熊本入りする予定でした。

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 しばらくすると機内へ移動OK。
ただこれからが3時間以上の待機となってしまいました。
CAさんが何かと乗客の我々に対して気配りをしてくださって、僕も日ごろ読まないスポーツ新聞に目を通したり、音楽を聴いたりして時間の経過をただひたすら待ちましたが、この日は結局行けたのは福岡まで、予約していた熊本のホテルを急きょキャンセルし博多駅前のホテルに申し込み、まさかの博多宿泊となりました。

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 ふと頭をよぎったのはかつての長野県松本からの帰りの特急「しなの」号、急な積雪(しかも大雪)で、なんと34時間もの長時間、車内に缶詰状態になったことでした。
途中、4回の食事(おにぎりとお菓子でしたが)の支給があり助かりましたが、心身ともに疲れ切ったことがありました。

 今回の客室乗務員さんたち、かつてのJR乗務員さんたちがそんな中必死の思いで乗客の安全を思い気遣いする姿に感動をしたことがあります。
そこにはプロと断言してもよい行動が見て取れました。
そんな彼らの働きぶりに疲労感が薄らいだ気持ちになったものです。

 さて、翌日の僕は朝早くに熊本へ移動、熊本の顧問会社の新規の分譲地予定地を視察、午後は研修会に参加して夕方からは名古屋へと移動しました。
僕もまたコンサルのプロフェッショナルを意識しました。

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 次の日は名古屋の会社にて若い社員さんたちとコミュニケーションの重要性を学習。
いつもながら真摯に受講される社員さんたちの姿に講師でありながら感銘を受けました。
自分の日常から、様々な人にいろんな形で刺激を受け、生きている実感を感じさせていただいています。(感謝)

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 早いですね、本当に早いです。
あっという間に今年も6分の一が終了しようとしています。
よく口にするのですが「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」
だんだんと加速度がついて時間という旅人が僕を追い抜いてしまおうとしています。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 群馬と茨城での仕事でした。
となるとそこは東京経由ということになります。
学生時代、東京は憧れの都市でした。
そして積水ハウス時代の3年間の生活の場、東京はいつも僕にとって今も興味・関心の場です。

 茨城の仕事を終えて、浅草のホテルへチェックイン、仲見世通りを抜けて目的地へ直行。
もうそこには長蛇の列が・・・・30分並んでようやく購入できました。
『亀十』のどら焼きです。

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 1個360円、値段も値段ですが味わい深い美味しさが多くのファンを作っています。
ちなみに東京の絶品どら焼きといえば・・・・・
浅草 「亀十」 とにかく生地がふわふわ、パンケーキの中にあんこがずっしりという感じ、手亡豆の白あんと十勝産の粒あんの2種類、連日多くの人が行列を作るのもうなづけます。
ほんの少し苦みがありましたが、これもポイントでしょうね。
1日3000個限定販売、予約は今だと4月以降、90年以上の歴史、あえて焼きむらをつけた皮、お土産には最高に喜ばれる、ネット通販は不可、デパートでの催事では購入可、独特の皮は伝統の技・・・・・人気の秘密がわかるようです。

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 他にも東十条 あの岸朝子さんが著書「東京5つ星の手みやげ」でその本の表紙を飾っている「草月」の「黒松」、毎日夕方には売り切れてしまう池袋「すずめや」、どら焼き発祥の店といわれる1914年創業の上野の「うさぎや」、溢れんばかりのあんこに感動する日本橋「清寿軒」の「大判どら焼き」、など・・・・・。

 どら焼きを美味しくいただいて、19時からは劇団ドガドガプラスの「浅草ロミオとジュリエッタ」2時間半に至る公演を鑑賞しました。
 望月六郎氏の演出によるこの劇はダンスあり、歌唱あり、華麗なケレン味をまとったネオアングラ劇、2006年に旗揚げされ11年目を迎えた集団です。

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 会場の東洋館は300名ほどのお客様でいっぱい、舞台狭しと役者さんたちが走り回りました。
終演後のフィナーレはいつも感動的ですね。
望月さんを筆頭に劇団員さんたち全員が観客の我々を送ってくださいます。
この瞬間が「あぁ・・・また見たいなぁ」という気持ちを喚起するんですね。

 いつまでも体のどこかで「青春していたい・・・」ではないですが、人生をそれなりに謳歌している自分がいます。
情熱の源がそこにあるように感じてもいます。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 いろいろな会社に顔を出すたびに自分たちのエリアの話をよく題材にします。
地域密着産業である住宅業界において自分たちが住むエリアを熟知することは不可欠なことといっていいでしょう。
 実はこの自分エリアに対しての理解度が随分と低いように思います。
住宅産業に身を置くものとして、とても残念な気がしてなりませんね。

 この日訪れた四国の住宅会社はいつも気持ちの良い、地域にしっかりと根差し地域貢献もされている工務店さんでした。
 気持ちの良い会社に向かう道程もまた気持ちの良いものです。
そして車窓から眺める景色も爽快です。

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 今日の工務店さんはこの1年業績の向上をしっかりとされました。
そしてさらなる展開で高松市に新たな拠点展開を考えておられます。
僕も新しいエリアに対しての興味・関心があって新拠点の街に顔を出してみました。

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 今まで自分が知らなかった新事実を知りました。
高松市は街のすぐそばまで海が来ていて、またそこにお城があるんですね。
山国で育った僕にはお城が海に面しているということは大きな驚きでした。
人口42万のこの町はかつて四国の中心であったこと、また今も周囲の街も含めると84万以上の人口を擁しており四国最大の都市圏を作っていること、四国の入り口にあることから全国の主要な企業がこの町に拠点を置いていることなど・・・・・。

 新たに拠点展開するに至って、街の歴史、土壌、イベント、行事、風土、有名出身者、主たる企業、主要幹線、人口推移、世帯数・・・・・様々な地域情報をしっかりと理解したうえで、更にまた同業他社の動きも認識することも重要な気がします。

 僕個人としては今日顔を出す工務店さんのような住宅会社が新たな展開をしていくことには大賛成、顧客満足のみならず、顧客感動にまで意識した工務店さんが、さらなる拡大をしていくことに拍手を送りたく思います。

 さらに頑張ってほしいものですね。

 

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 お付き合いが始まって4年になる九州・熊本の住宅会社です。
毎月顔を出すたびに嬉しいですね。
いつも気持ちよく社長が迎えてくださいます。

 その社長から嬉しい報告がありました。
地元の「企業情報ネットワーク」のデータからこの会社の売上の話でした。
昨年度売上ランキングで住宅会社の熊本県ランキング第2位になったのです。
 2年前も地元「熊本日日新聞」に企業成長率全業種で第4位、住宅業界では第1位と紹介されました。
ですから今回また2重の喜びですね。

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 ご存知のように熊本は昨年4月大きな地震に見舞われました。
大きな需要が喚起されたことも事実ですが、そんな中でも既存客への対応をしっかりとなし、地域密着、地域貢献に徹してきたこと、また社員さんや業者さんに対しての愛情、指導も真摯に実行されたことの成果でしょう。
昨年度売上総額58億1千万、今までのライバル会社数社を引き離して堂々の結果です。
1位の住宅会社とは20億以上の差がありますが(社員数も2、5倍ほど違います)社長をはじめ社員さんたちの日頃の頑張りの成果といって過言でないでしょう。

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 僕自身、関与し始めたころ多少の社員さん達との確執があったように記憶しています。
人は皆「変化に対して抵抗を感じる」部分を持っています。
僕もこの会社の成長・進捗に対して懸命だったように記憶します。
そんな時、社長が間に入ってくださり一つ一つの障害を乗り越えました。
 厳しさと優しさの双方を併せ持つ社長の魅力を感じています。
また僕もこの会社の社員さんとパートナーであるという意識・自覚をもってお付き合いを繰り返しました。

 現在、以前にもまして僕もすっかりこの会社の皆さんと親しくなってきました。
一緒になって業績向上しようとする一体感を感じることもしばしばです。
更に社員の皆さんと心を併せて業績アップを成し遂げたく思います。

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 この会社にはまだまだ伸びしろがあります。
実はリフォーム事業がまだ十分に軌道に乗り切れていません。
そんな理由もあってこの日は新しいリフォーム事業部の研修を実施しました。
やる気のある社員さんたちばかりで気持ちの良い勉強会ができたように感じました。

 研修の最後にリフォームの明日を発表していただきました。
皆さんのモチベーションが伝わってきました。
1年後、さらに飛躍したこの会社を見ることができるように思います。
楽しみです。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 北関東と、東関東の会社に顔を出しました。
 一つの会社では社長はじめ幹部との打ち合わせ、もう一つの会社では幹部とのミーティングののちにチームワークについて研修会を開きました。

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 会社の存在とは何か・・・・企業ですから営利目的も当然ですが、そのためには社員一人一人が輝くことが望まれます。
 お客様の「眼」から見て「ああ、あの会社はいい会社だなぁ」と思われる会社は、そこに働く社員さんたちが生き生きと輝いている会社のような気がします。
 もっと言えば社員さんたちが仕事に誇りをもって働いている会社ではないでしょうか・・・。

 私たちが生きていくためには当然「収入」も必要です。
が、「人に喜んでもらう」「自分自身が成長していくことができる」ことも企業に身を置き、日々働くための存在意義のように思われます。

 社員さん一人一人はみんなそれぞれに良い点を持っており、それを理解して生かしてあげるのが上司の役割です。
 そして上司は時として愛情をもって叱ってあげることも重要に思われます。
持論ですが「厳しさ」と「優しさ」は同居するものだと思っています。
 社員さんたちのモチベーションはその上司によって随分とギャップが生まれるものです。
上司の役割はとても大切ですね。

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 チームワークの研修会では参加者の皆さん全員に自らの「パーソナルヒストリー」を発表していただきました。
言い換えれば社員さんの今までの歴史(思い出話)といってもいいかもしれません。
 他の企業でも過去何度か実施したことがありますが皆さんがお互いを理解するためにはとても有効な手法だと感じています。
 常日頃は人に話していない自分の過去の話、思い出を面白おかしく発表してもらうとそこには自然とコミュニケーション度がアップしてくるものです。
 そして仕事面のチームワーク向上にも役立つことが多いものです。

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 時には「えー・・・そんなことあったんだ」「嘘だろ・・・?」「すごーい」「なるほど・・・」などと驚いたり、納得したり、改めてその人の人間性を再発見することもあります。
 人はみんな「認められたい」と思って生きているのだと思います。
お互いがもっともっとお互いを理解しあうことって大切ですよね。

 ついつい自然体で時間延長になってしまいましたがチームの結束力を高めて、コミュニケーション度を上げて業績向上に結び付けていただくことを期待してやみません。
 皆さん頑張りましょう・・・。


 
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 学生時代から映画が好きでした。
当時は1日に3本の映画を見た日も数多く「疲れを知らない少年」だったように振り返ります。
映画を見終わった後のあの何とも言えない、あたかも自分が主人公になったのごとき気分にご満悦でした。

 今年になってから自宅にいる時間を活用して4本の映画を観ました。
その4本は「マグニフィセント・セブン」「ザ・コンサルタント」「海賊と呼ばれた男」そして「君の名は」です。
今後また近いうちに観たいと思っているのが「人生フルーツ」「恋妻家宮本」「本能寺ホテル」「沈黙」なのですが・・・・どうなるかはわかりませんね・・・?

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 「君の名は」は皆さんご存知のように377億円の興行収入、これはもう「千と千尋の神隠し」を抜いてすごい人気ですね。
日本だけでなく中国・韓国・フランス・今後は北米にも・・・・。
何故またそんなにという不思議、期待感、そして若者心理の理解も手伝って観客の一人に仲間入りしました。

 住宅営業も時代と共に変化してきています。
観客に受ける映画がなぜ受けるかも興味津々のところです。
 また個人的に故郷飛騨が舞台になっていることも観たい理由の小さな一つになっていたように思います。
 現実に飛騨古川の街や美濃太田行きの列車が画面に出てくると懐かしさもあって心が躍りました。

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 新海誠監督は長野県出身の43歳、中央大卒ですから後輩にあたります。
幼少期からSFや宇宙関係のものが好きだったそうですね。
住宅会社に務める予定を断って立川のゲーム会社、日本ファルコムへ就職、ロールプレイングゲームのパッケージ制作を担当、徐々にアニメの世界に携わっていきます。
そんな中「ほしのこえ」を発表、その後数々の賞を受賞するようになっていったようです。

映画の中の画像がとてもきれいですね。
名作品だった前作品「秒速5センチメートル」と比較するともう一つの部分があったのですが、全体に気持ちよく楽しめました。
ラストが近づくにしてほんの少しですが「ウルウル」気分も訪れました。
自分の中でもうすでに失いそうになっている恋愛というものへの郷愁もあるのでしょうか・・・。
アニメの世界の現実を超える表現にも感銘を受けました。
年甲斐もなく不思議に徐々に気持ちよくなっていく作品でした。

 皆さんもよければ「新海ワールド」に埋没してみてください。

 

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 地元の住宅会社です。
この会社の顧問となって7か月が経過しました。
営業社員は若い人ばかり・・・・正直のところ、心配、懸念から出発しました。
経験がない、知識も乏しい、販売力も弱い・・・・・・。

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 ところがです。
彼らの別の力を発見しました。
「従順さ」です。
月に2回の勉強会なのですが、回を重ねるたびに彼らの成長度が著しく、この会社に顔を出す事が自分の中で楽しくなってきました。
「感動をありがとう」とお礼を言うと、彼らからも「僕たちも毎回感動をいただいています」と嬉しい返事もいただきます。

 もちろんまだまだ未熟な点も数多く存在しますが、それ以上に彼らの行動が気持ちがいいのです。
お客様にもそういった事実は伝わるのでしょう。
営業成績も目に見えて徐々に向上してきています。

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 この日は第2回目のロールプレイングを実施しました。
営業全員がお客様役の内務社員さんに対してあらかじめ設定したレジメに従い役割を演じます。
全員から忌憚のない意見を伺い、僕もよい点、改善点を指摘します。

 終了後皆さんからレポートをいただきました。

みんなの「誓い」がうたわれています。
・今後週1回のロールプレイングの実施
・トーク内容を録音して聞く
・話過ぎの傾向を改め聞くことをもっと意識する
・年収や勤務先・自己資金など聞きにくい点をしっかりと聞く
・口癖に注意する
・お客様に関心を持つ
・笑顔を忘れない
・いい表情で接客する
・苦手な相手を作らない
・アイコンタクト・身振りに気を付けて対応する
・早口にならない
・お客様をほめる
・お客様に気持ちよく話してもらう

・・・・などいろんな意見が書かれてありました。
嬉しいですね。

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 まだまだ力はありませんが、全員の心は一つ、組織としての一体感があふれています。
さらなる成長を期待したいですね。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 年齢とともに昔が懐かしく思われます。
同時に食べるものも懐かしい味が美味しく感じられるようになってきました。
また懐かしい人との再会もまた嬉しいものです。

 2年ぶりに懐かしい人が僕を訪ねてくれました。
積水ハウスの会社員時代(愛知県・春日井店長時代)の新入社員さんです。
せっかくですから、少し遠出してあのデヴィ夫人もお気に入りというステーキ屋さんでゆっくりと懐かしい話に終始しました。

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 実は10年間の店長時代(プレーニングマネージャー)毎年僕の元へは新人営業さんが入りました。
当時の上司が僕が新人教育が得意と評価して下さり毎年必ず一人は配属したんですね。
僕も新入社員さんは大好き、経験値よりも、知識よりも従順さに重きを置いていました。
言い換えれば誠意や創意も大切ですが、それ以上に熱意を重要視していたとも言えます。
僕も上司の期待に応えたい思いもあって一緒になって仕事をした思い出があります。
 
 新入社員さんが僕のもとに入社してくると決まって僕はこんなことを言っていました。
「会社に内定してからもう半年以上たっているんだし住宅営業をやることもわかっているんだから、契約予定のお客様ぐらいもう探しているだろ・・・?」
新人さんたちは決まって「えっ!」と驚きの表情に変わります。
ほとんどの新人さんたちはこれからゆっくりじっくり住宅営業を教えてもらえるんだぐらいに考えていたような気がします。

 僕としては最初が意識改革の絶好の機会だと考えています。
意識を高く持つことがなんといっても肝心ですからね。

 店長になって5年目だったと記憶しています。
今日僕を訪ねてくれた0君が新人として春日井店にやってきました。
「内定してから随分ともう時間が経っているよな、契約予定のお客も作っているかい」
例年通りの意識改革質問を発した時に帰ってきた答えに僕の目が点になりました。
「はい。近所の人ですが契約してもらう予定です」
「ええー!すごい!」

 案の定、入社早々契約が決まりましたし、当然というか意識の高い彼はその年の入社した新人の中で営業成績は断トツの第1位でした。
またこんなことも言いました。
「皆さん夜遅くまで仕事なさっておられますが僕は定時に帰っていいですか」
「50歳まで仕事してあとは余生を楽しみます」
随分と生意気な新人が入ってきたものだと驚嘆しましたが、彼の時間観念の素晴らしさに感心せざるを得ませんでした。
「結果さえ出せば時間は自由にしていいよ」と答えた僕の期待に彼は十分こたえてくれました。

 結局彼は46歳5か月で仕事を辞め、今は株と為替に興味を持ったり、またご両親の介護もしながら余生を送っている様子です。
住宅も親孝行で両親に1件、自分たちの家をもう1件建築しましたし、素晴らしい奥さん(春日井店の女性事務社員さんです。きれいで、性格もいいし、仕事もできるしいうことなしの女性)と結ばれて子供さん3人、現在49歳ですがすでにお孫さんまでいます。
 彼の奥さまも展示場へ来場されるお客様から愛される素晴らしい女性社員さんでした。
彼女に会いたいがゆえに展示場まで足を運ばれる方もいらしたぐらいですし、あるアパートオーナーのお客様は孫の嫁にぜひと懇願もされました。
 そんな素敵な女性のハートをつかんでしまったのも彼の魅力なのでしょう。

 人生90年計画が彼の心にはしっかりと立てられていて、年下であるにもかかわらず僕も感心してしまいます。
 人生とはこうやって生きるんだというある種のお手本を演じていてくれるようにも感じられます。
住宅のトップ営業としてお客様を大切にして「紹介営業」を展開もしました。
確か100か月連続契約も記録したように振り返ります。

 この連続契約も大変な偉業ですね。
彼からある月、月末27日まで契約予定がなく諦めかけて「今月で連続契約が切れます」と相談を受けたことがありました。
「まだ3日間もあるじゃないか、諦めないで頑張ろう」といったことがあります。
結果は27日に出会ったお客様を残り3日でクロージングして連続契約が途切れなかったんですね。
運の強さもあるような感じがします。
結局は頑張っている人には運も味方するのではないでしょうか・・・。
 
さらなる残りの人生の充実も彼のことですからしっかりと考えているに違いありません。
また時々は会いたいと心底思う、尊敬に値するかつてのキラキラ新入社員さんの訪問でした。

 
 
 
 



カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 僕の両親はすでに二人とも他界して10年近くになろうとしています。
今にして思うのは生前もっと親孝行しておけばよかったということ、できなかった理由もありますが悔やむこともしばしばです。
(皆さんは後悔無いようにしてくださいね。)

 そんなことも手伝って妻の両親を時々温泉に誘っています。
もう91歳と89歳になる高齢な二人なのですが、まだまだ元気で、しっかりと食欲もあり、もっと長生きをしてもらいたいなと希望しています。
昨年も長野や三重に3回ほどご一緒しました。

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 ・・・とはいってもあまり遠方へはということで、今回は愛知県伊良湖岬の先端に位置する6所帯限定の旅館に向かいました。
車で3時間、島崎藤村の♪名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ「椰子の実」に歌われた場所です。
近辺には灯台もあって、またこの周辺は太平洋と伊勢湾に囲まれて多くの船が往来します。
季節によってはサーフィンに興じる若者の姿も多く目立ちます。
恋路ヶ浜という浜に「幸せの鐘」があり、ここで愛の告白や誓いをする人も多いと聞きます。
ロマンが漂って素敵ですね・・・。
 渥美メロンやイチゴ、キャベツの栽培などでも知られていますが、年間通じて温かいエリアだとお聞きします。

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 旅館の女将さんがとっても気さく、またご親切な方で帰りには植木鉢の花や、足袋もくださいました。
 食事やお風呂、部屋の満足感のみならず、触れ合う人の温かみは大切ですね。
満足がもう一つレベルアップした感動にまで高まるのはこういった動機からと思われます。

 全体にはのんびりできたのが何よりでしょうか・・・。
海の幸と新鮮な野菜を堪能していただいて少しは親孝行できたかな・・・?というところです。
お父さん、お母さんもっともっと元気でいてくださいね。
そして、またご一緒してくだされば幸いです。