2016年 11月の記事

November 2016
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 皆さん気付いて頂けたでしょうか・・・・・?

「住宅会社顧問」「住宅コンサルタント」(株)CAP 加藤正彦のホームページが少しですが変わっています。(変わりました)

20161128-DSC02948.jpg-1.jpg

 横幅を広げて迫力を増した感じがしませんでしょうか・・・・・?

20161128-DSC02953.jpg-1.jpg

 「住宅業界で何かもっとドラマを作れないか・・・!
自分の中で何かまだくすぶり続けているものがあるのです。
まだまだ自分の人生の中でたどり着かねばならない場所があるように思えてなりません。
だけど…それが何か?
よくわからないのです。
でもそれを探しに行きたい。
探さねばならない。
そんな気持ちが今も魂の奥底に脈々と息づいているような気がします。」

 年齢とともに失っていく体力というものに反して、まだまだこれからだという気持ちの部分のもう1つの自分、自分の中で様々な葛藤があり、そんなことを今もなお毎日繰り返しています。

20161128-DSC02954.jpg-1.jpg 20161128-DSC02949.jpg-1.jpg

 自分の著書に偶然ですがサインをして人に捧げることがあります。
そんな時したためる言葉です。
「ただ一つの人生、後悔なき旅路」
愛着ある万年筆からの黒いインクの滴りです。
心の叫びでもあります。

 「人生後悔するものか・・・!」
まだまだです。
健康である限り一歩一歩愚直に歩んでいきたく思います。
愚直という言葉が好きです。

 これからもよろしくお願いいたします。


カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 なんと54年ぶりの11月の雪となったこの日、山梨県・甲府市で講演でした。
あらかじめ天気予報を見ていましたので、昨日の夜立川に泊まって、もしもの時にはと自分なりに備えていたのですが・・・・駅まで来てびっくり松本行きの特急「あずさ」が運休との事でした。

20161126-DSC02926.jpg-1.jpg 20161126-DSC02922.jpg-1.jpg

 慌てましたが、落ち着いて駅員さんに今後の列車の運行状況をお聞きすると11時22分の特急が動くとの事、それにしても講演時間には間に合わない状況で主催者の方と密に連絡を取りました。
あとはケセラセラ・・・・なるようになれです。
少しでも早い時間に到着できることだけを祈りました。

 結果15分の遅れで講演会場へ到着することができました。

20161126-DSC02933.jpg-1.jpg

 今年は意外かもしれませんが8年ぶりに住宅着工件数が100万戸を超える勢いです。
これは金利の低さが大きく影響していると思われます。
賃貸関連の住まいの建築が多くなっていますね。
ただし賃貸住宅の空き家が増えることが懸念されます。
個人住宅も6月までの結果では15万3千戸と年間着工件数30万戸を超えそうな勢いです。

 住宅展示場への来場者が減少傾向にあります。
パナホームは全国的に50か所ほどの展示場を撤退する予定です。
また予想されてはいましたがトヨタがミサワホームを子会社化しました。
もっともブランドはそのまま残すようですが・・・。

 大手ハウスメーカーの住宅坪単価が高すぎる傾向もあります。
三井ホーム坪単価100万、積水ハウス85万は手に届きにくい価格かもしれません。
大手住宅メーカーは住宅のみならず住関連事業に大きくかかわりを深めていますね。
戸建て住宅は住宅ビルダーの時代になって来たように思います。

 そんな中で住宅会社の生き残り手法をお話ししました。
・感動産業たれ
・OB顧客との接触強化
・「待つ」のではなく「攻め」ていく姿勢を
・人材育成
・より地域密着・地域貢献を
・顧客目線で仕事をする・・・・・。

 あいにくの雪の日でしたが来場された皆様の会社にとって業績向上されますよう祈っております。
主催者の会社様とご来場の皆様に御礼を述べたく思います。
 ありがとうございました。




カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 熊本の関与会社です。
半年前、27区画の分譲地の計画を託されました。
営業の声を聴くと場所が良いこともあって土地の価格が高いということで販売に時間がかかりそうとの事でした。

 それなら工夫をしようとの事で僕が考えたのが付加価値を高めることでした。
この分譲地の素晴らしい条件は南だれの土地、日照がいい土地という事です。
また周辺環境も生活の便が大変に良いというメリットもありました。

20161127-DSC02934.jpg-1.jpg

 そこで考えたことです。
全国初だと思います。
奥様目線の分譲地を企画しました。
3つのテーマを作りました。
1、快適さ
2、安全性
3、家事動線  です。

20161127-DSC02941.jpg-1.jpg 20161127-DSC02942.jpg-1.jpg
20161127-DSC02938.jpg-1.jpg 20161127-DSC02945.jpg-1.jpg

 かつて15年前積水ハウスの東京の支店長時代、「わがまま奥様」の住まいを考えたことがあります。
まさに時代の先取りだったように振り返りますが、今や女性の時代、住まいの決定権者は全国ほとんどどこへ行っても家庭の奥さまです。

 そして今回考えた奥様目線の分譲地、優しい街作りを進めています。
街路樹の設定、道路にはLEDの灯りを埋め込みたく考えます。
センサーでキャッチしての分譲地内の照明・・・生活の至便性…そしてモデルハウス2棟には女性目線で設計した住まいを提供します。

 いつのまにか営業の人たちも売れるに違いないという考えに変わってきました。
この分譲地を検討したいという嬉しい知らせも入ってきました。

 ご存知のように熊本を襲った地震の影響で工事が遅延している状況ですが、来春には完成する予定のモデルハウスには今までの住宅の常識を打ち破ったアイディアを盛り込むつもりです。

 思い出に残る分譲地、記念碑となる分譲地を目指していきます。
ご期待ください。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 岡山にいます。

20161126-DSC02909.jpg-1.jpg

 夜景を見ながらこの日の宿泊先のホテルについて「ホッ」と胸をなでおろしています。
 今月も埼玉・群馬・熊本・東京・千葉・名古屋・仙台・熊本・岡山・東京・群馬・東京・千葉・愛知・甲府・茨城・三重・名古屋・群馬と仕事が動きます。

20161126-DSC02913.jpg-1.jpg 20161126-DSC02912.jpg-1.jpg

 人は移動時間のみならず、移動距離で疲労すると聞きました。
となると随分と疲れもあるのではないかと自分の体を心配することもあります。
そんな自分に(好きで選んだ仕事なんだろう)と囁くもう一人の別の自分も存在します。

 確かにこの今の仕事は自分に合っていると思います。
人からもそういったことを言われもします。
また、この仕事が好きでもあります。
過去にこのブログでも書きましたが、高校生時代に将来旅を日常化したいとエッセイを書いたことがありました。
当時はヒッチハイクや無銭旅行を繰り返していました。
まさにその通りになっている自分を滑稽に感じることもあります。
面白いものです。

 人は思うものになっていくのでしょうか・・・?

 だとしたら、僕が今関与している会社の実績が向上していくことも現実化してほしいものです。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 4年前から顔を出させていただいている熊本の住宅会社に来ています。
市街は震災から半年近くが経過して平穏な日々に移行しています。
少しづつ落ち着きを取り戻していますね。

20161115-caption.jpg 20161115-suizenji-garden.jpg
20161115-caption.jpg-1.jpg 

 この会社、熊本県の住宅会社として一番の進捗率を示しています。
この4年間でも20億の売上げアップをしました。
今後も業績向上が予測され年間売り上げは80億あたりまで伸びると予測されます。
この日も会社のホールに入るや社員さんたちの「おはようございます」の元気な声が聞こえてきました。(いい感じです)

またこの会社の社長も毎回僕を歓待してくださいます。
これもとても嬉しいことです。
そんな社長にも敬服することも多いですね。

20161115-DSC02907.jpg-1.jpg 20161115-DSC02906.jpg-1.jpg 

 この会社分譲住宅と注文住宅どちらも頑張って業績を上げてらっしゃいますが、この日は注文住宅事業部の営業の方々に集まっていただいて久々にロールプレイングを実行しました。

 実はロールプレイングは関与している会社で時折実行いたします。
ロールプレイングといってもいろんなパターンでの状況に応じた手法がありますね。
例えば初回折衝、クロージング、他社競合、クレーム対応、設計同行、上司同行、見積り折衝など様々です。

 この日は初回折衝編での実践でした。
ロールプレイングの実践にはしっかりとした設定が必要です。
お客様の住所、氏名、はもちろんのこと、家族構成、家族の趣味、名前、年収、勤務先、土地の有無、競合先、予算、他にもお客様特性などもあらかじめ設定しておくことが望ましいと考えます。

 お客様役を演じる社員さんも真剣に実行していただくことはもちろんです。
ロールプレイングでの振り返りとして、身だしなみ、マナー、話し方、言葉使い、表情、自己紹介、会社紹介、などもチェックしたいところです。

 また営業の接客態度として・・・・・
お客様の目を見つめて話してるか、あいさつは、礼儀作法はどうか、笑顔はどうか、専門用語を連発していないか、うなづきや相槌効果は、メモは取れているか、ペーシング技術はできているか・・・・他にもたくさん実施しなくてはならないことがありますね。

 また会話の中から共通点探し、次回のアポイントなども意識されるとさらにレベルの高い営業実績が期待できると思います、

 この日ロールプレイング研修会に参加された方々は延べ11人。
率直な感想をいわせてもらいと皆さんそれなりに高得点でした。
中には感心した営業さんもいましたね。
皆さん、さらなる飛躍を期待しています。

 お疲れさまでした。
第一印象はとても重要です。
「はじめ良ければすべてよし」とも言います。
時間活用をしっかりとして顧客とじっくり商談していただきたく期待しています。



カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 東北・仙台に来ています。
昨日は資料作りに終始していて、夜遅く仙台に到着しましたがコートを着ている人が多いのに気づきました。
いつの間にか季節が動いているのですね。

20161113-DSC02903.jpg-1.jpg 20161113-DSC02901.jpg-1.jpg 20161113-DSC02902.jpg-1.jpg

 そして爽やかな朝を迎えました。
この日宿泊したホテルはJ・Dパワーホテル部門の2年連続10回目顧客満足度NO1のホテルでした。
客室アメニティ・バスお風呂・食事・接客サービス・施設・設備・満足度などの部門において高得点を取っています。
顧客目線でものを考えておられ感心もします。
地域の中でこういった顧客満足の高いホテルが存在すると同業他社である他のホテルのレベルもいやおうなく上がっていくものです。
最近は国外からの観光客の方々の宿泊も多く満員の状態も続いていますが顧客満足度の落ちないように努力をお願いしたく希望します。

20161113-img_main01-pc.jpg

 住宅業界ももっともっとお客様に近づいていくことが大切だと痛感しています。
我々の仕事もまさにおもてなし産業です。
常にアンテナを張ってお客様の声を聴きながら経営に注力したいものです。
会社上げてお客様のことを真剣に考え、お客様の気持ちになって仕事に向かいたいものです。

20161113-DSC02904.jpg-1.jpg

 仙台、この町はいつもきれいですね。
街路樹は紅葉の季節を迎えています。
なんか「ホッ」として心が洗われるような気がしました。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 若手営業社員さんたちが圧倒的に多い名古屋の住宅会社に来ています。
この会社に顔を出すようになってから9回目の研修会になるでしょうか・・・?
毎回、従順な彼らにいい意味での感動もいただいています。
契約内容も随分と改善され、また契約量も増えてきています。
嬉しいことです。
 先回宿題として営業をやっていての問題点(悩み)を列記してもらいました。
いろんな個人の悩みが出てきていました。

20161110-DSC02900.jpg-1.jpg 20161110-DSC02899.jpg-1.jpg

 例えば・・・
・お客様となかなか会えない(そういう方が多いですね)
・アポイントを取るのが難しい
・信頼関係作りが困難
・土地がなかなか見つからない
・商談時間が伸ばせない
・普段の営業活動は何をどのようにしたらよいのか
・紹介のもらい方、どうしたらよいのか
・電話しても訪問しても捕まらないお客様がいるのだがどうしたらいいか
・訪問したが門前払いされた
・土地や建物、資金関連、建物の構造など覚えることが多すぎる
・毎月のノルマが気になっている
・モチベーションが維持されない・・・・・・・

 など、皆さん方から出てきました。
皆さん真剣そのもの、何とかいい答えを提供したく、まずは皆さんに話し合いをしていただいて、その後一つ一つの課題に対してアンサーしました。

 人は(お客さま)他人と契約はしないはずです。
大きな買い物である住まいは「信頼」関係が構築されないと契約できませんね。
ですから他人でなく知人や友人となってお客様にアドバイスができる立場になると良い結果に結び付くことが多いはずです。
つまりは窓口である営業がいかにお客様の心を掴むかにかかっています。
そのためには何かあの人いい意味で違っているというメリットがほしいですね。

 お客様はどんな営業を好むでしょう。
1.信頼のおける人
2、第一印象が良い人
3、役に立つ人
4、便利な人
5、経験値が高い人
6、知識の多い人
7、誠実な人・・・・・

 この時期の大きな特徴は「お客様目線」で営業活動をしていくことです。
絶えず自分がお客様だったらどう考えるかを自問自答したいですね。

 この会社の営業さんたちに対してこんなこともお話ししました。
長い人生においてはいろんなことがあります。
辛い時期、迷いの時期、苦しい時期もあるに違いないと思います。
でもそんなことが出てくるのは真剣に人生を生きている証のような気がします。
 
 大変だと思う時期も人生には必要ではないでしょうか。
僕自身も3年間苦しくつらい時期が存在しました。
人生における目標である山に登るために、途中いくつかの谷を通ることは避けられません。
強い自分、軸のぶれない自分を構築するためにもしっかりとこういった時期を乗り切っていってほしいと希望します。

カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 PHP研究所から経営トップ113人が綴る「今届けたい『感謝』の言葉」が発刊されます。
(僕にとって16冊目の書となりました。)

20161105-DSC02894.jpg-1.jpg
 
 全国の各界13人の経営者の方々と共に僕も「お客様の激励に心より感謝」と題して書かせていただきました。
内容は積水ハウスに入社した1年目の時の経験話です。
僕にとっては随分とつらい時期でもあったのですが当時の僕を一番激励してくださったのは折衝していた多くのお客様たちでした。
その当時の思い出を感謝の心で書かせていただきました。

20161105-DSC02896.jpg-1.jpg 20161105-DSC02895.jpg-1.jpg

 心が折れそうになっていた僕を激励してくださったお客様たちが16組、その方たちがなんとその後に僕と「住宅」の契約してくださいました。
本当に有り難いことです。

 皆さんにもこの本を読んでいただきたいのですが実際の発売は11月10日です。

 この本の執筆者には大和ハウス工業の大野直竹社長もおられます。
「私を形つくる経営者の目」と題して石橋オーナーについてのお話が綴ってありました。
さすがですね。
経営者らしいいいお話でした。

 松下幸之助氏はこうおっしゃっておられます。
「感謝とか謝恩とかいうと、何となく窮屈なものと思いがちな今日この頃。しかし日々かわす「ありがとう」「お蔭様で」の一言がどれほど人の心を豊かにし、暮らしに潤いと喜びをもたらしていることか。窮屈に考える必要はない。感謝の気持ちをあるがままに素直に表せばよいのである」

 身に受けた喜びを素直に『感謝』の心にしてこれからの人生歩んでいきたく思います。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
高崎に来ています。
偶然ですがこの日宿泊したホテルが夜のテレビに取り上げられていました。
マツコ・デラックスさんの番組でした。
なんでも顧客満足度NO1のホテルということだそうです。
そういえば確かにこのホテル、満足感が高いという感じがしますね。

20161105-img_access_01.png
20161105-img_roo1_2.jpg 20161105-img_spa1_pic.jpg
20161105-img_spa2_pic.jpg 20161105-img_spa2_oth.jpg
 
 確かに宿泊費用はリーズナブルなのにサウナがあります。
なんと女性に嬉しい岩盤浴まで存在します。
アメニティも充実していますし食事も要求水準に近いものが提供されています。
どの部屋にもマッサージチェアが置かれてもいます。
 実は現在なかなか全国のホテルの宿泊予約が取れない状態が現実で、僕も極力早くホテルの予約をしていますがこの高崎のホテルはそんな中で例外かもしれませんね。

 ホテルが顧客満足度が高いことは、そのエリアの顧客の満足度への意識にも影響をするような気がしてなりません。
この日訪れた会社ではちょうど建設現場の充実のお話をしました。
「建設現場こそ展示場であり、ショールーム」という勉強会です。
お客様目線で物事を考えようという試みです。

 僕は講演やセミナーの機会のあるたびにお話しします。
企業(住宅会社)にとって大切なことは顧客に近づいていくこと、お客様の気持ちに立った戦略を考えることの必要性です。

 顧客目線の現場作りを作ろうと社員さんたちの話し合いを実行していただきました。
現場の充実は近隣配慮にもつながります。
地域密着産業である住宅業界にあっては大変重要なことといえます。

20161105-DSC02883.jpg-1.jpg 20161105-DSC02882.jpg-1.jpg

 感心するのは皆さん熱心なことです。
嬉しいですね。
住宅業界は感動産業であるべきだと考えています。
現場は正直です。
建築している住宅会社の企業姿勢を表現しているといってもいいでしょう。

 現場からの改革が会社の生き残り戦略になるように感じています。
工事担当の社員さんや職人さんたちの意識改革を促して愛される建設現場としていきたいものです。