2016年 10月の記事

October 2016
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 関西の住宅会社に顔を出しました。
実は今日が最終回、当初の約束は2年48回でした。
その後も延長となって月1回顔を出していました。
順調に推移もして市場占有率NO1にもなりました。

 仕事として実行してほしいことは申し上げました。
あとは実行するのは皆さん方です。
期待したいと思います。

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 時として感情的にもなりながら長いお付き合いをしていただきました。
この長い付き合いの中で有り難かったことは、毎回この会社の社長さん自身が必ず研修に参加してくださったことでしょうか。
なかなかできることではないように思います。
ありがとうございます。(感謝です)

 この日いつものように勉強会を終えてこの会社の玄関に降りると、「加藤先生3年間ありがとうございました」とのボードがありました。
ありがとうございます。(またまた感謝です)

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 そしてその後は送別会が用意されていました。
すっかり皆さんにごちそうにもなりました。(再度感謝です)
本当にありがとうございました。

 翌朝、時間を見つけて以前から一度顔を出してみたかった福知山城に登りました。
3年間の思い出が頭の中をめぐります。
60回にわたって訪れたこの町が天守閣から見渡せました。

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 お世話になったこの住宅会社のますますの今後の発展を祈念したく思います。
「皆さん頑張ってください。皆さん方の努力でこの町に素晴らしい作品を残していってください」

カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 四国の会社に来ています。
今日は設計社員であり営業も兼ねるKさんと共に現場周りをしました。
近日中に見学会を開催するという彼の担当の住まいも拝見しましたが収納が多くていい感じでした。

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 ちなみにこのkさん、大変な努力家、設計業務を務める傍ら今年は15棟近い住宅の契約もこなすスーパースターです。
この1年も大活躍でした。

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 現場周りをしながら目についた看板がありました。
偶然ですが積水ハウスの現場でした。
そこにはこう書かれていました。
「現場は全て展示場です!!美化に努めましょう!」と。
そしてゼロミッション、現場でごみを出さないという姿勢も大切ですね。
また現場監督や建方工事や内装工事担当からの施工に関するコメントも書かれていました。
全てはお客様目線の表現です。(いいですね)

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 この会社の現場も4か所見学しました。
きれいな現場で大工さんも気持ちの良い方でした。
現場はまさに真の展示場でありショールームと表現できますね。
自分の家を作るという気持ちでしっかりと確実に作品として築き上げていきたいものです。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 熊本市の会社へ来ています。
ちょうど震災から6か月がたちました。
ホテルの窓からは熊本城の姿が見えますがかつての面影はありません。
熊本城の修復には20年近くの歳月が必要とされています。

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 現在、夜のライトアップがされるようになっていました。
「頑張っているぞ」と叫んでいるようにも感じられます。
半年たって仮設住宅は94%建築されましたが、被害の大きかった益城町ではまだ一部の方が避難所生活をしてらっしゃるとのことです。(本当に大変です。さらなる復興に期待したいものです)
また最近は阿蘇の噴火もあり、熊本市内には影響はなさそうですが南阿蘇村は心配です。

 そんな中、熊本の会社では社員さんたちの日常のタガの緩みを是正する意味もあって、各セクションごとに他セクションへの期待と要望を出してもらいました。
例えば「営業」から「設計」へ「工務」へ「総務」へ。
「設計」から「営業」へ「工務」へ「総務」へ。
「工務」から「営業」へ「設計」」へ「総務」へ。
「総務」から「営業」へ「設計」へ「工務」へ・・・・という形で。

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 実行してみるといろいろと問題点が出てくるものです。
こういった問題点が出てくることは望ましいことだと考えます。
社内の活性化にも大いに役立ちます。
本来から言えば定期的に見直していくことが重要といえますね。

 日頃の問題点を言葉にして伝えること、そして修正を図っていくこと、社内をよりコミュニケーションできる状況にしていくことで、とても大切なことと位置付けて良いでしょう。

 僕の持論ですが・・・・強い会社の条件です。
1、社員みんながお客様を意識している会社
2、社内のコミュニケーションが良い会社
3、仕事にスピードのある会社

 その中であえて一番重要なものは「社内のコミュニケーションが良い会社」です。

 たくさんの具体策が提言されました。
大変にいい傾向だと判断します。
トヨタ自動車にも「改善運動」というものが存在しますが、我々にも絶えず「改善」していく姿勢が不可欠です。

 熊本は今、震災後の特需な状況もありますが社内をしっかりと筋肉質な状況にしていく努力だけは常日頃から意識しておきたいものです。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 今月21日東京で講演します。
講演テーマは『住宅業界 勝ち抜くための条件』です。
どんな話をするかをここで少しお話しておきます。
いわば講演のエッセンスですが公開しておきます。

 住宅業界で勝ち抜くためには現状を理解することが重要だと言わざるを得ません。
確か1972年に住宅の着工戸数は186万戸だと記憶しています。
ところが2015年は92万戸でしたね。
40年以上経過して着工戸数は半分となりました。
 
 需要と供給の観点からお話ししますと2004年に72000社あった住宅の事業者数は2014年に35000社と半減しています。
日本の人口が今後もどんどん減少していくことは明確です。
今後住宅の着工戸数は近い将来60万戸当たりの数になっていくものと予想しています。

 逆に毎年増え続けているものがあります。
空き家です。
なんと現在820万戸、なんと7件に1件は空き家という勘定になります。
すごいですね。
そしてこの空き家は今後もさらに増え続け2000万戸以上にもなっていくと予想されています。

 そんな空き家事業を仕事に結び付けていくことも重要ですね。

 今や皆さんご存知のように今やリフォームの時代となってきました。
13年前、独立して今の仕事に就いた時、これからはリフォームの時代の到来ですね…とお話ししていましたが、まさに今ほとんどの住宅事業者が真剣にリフォーム事業の取り組みをしています。

 ありがたいことに(本当にありがたいことに)北海道から九州までほんとに数多くの(300社近く)住宅会社に(工務店さんから大手住宅メーカーまで)顔を出させていただき仕事に従事させていただきました。

 そんな中で住宅事業者の皆さんがこれからも今の仕事に働く喜びを得ながら頑張っていかれるならば、こんな姿勢で仕事に従事していただくと望ましいなと思うことがあります。

 一番のポイントはOB顧客を大切にしていただきたいということです。
可能ならばOB顧客からの紹介で次の仕事が生まれてもらうことを望みたいものです。

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 仙台の会社に来ています。
この住宅会社、地域に根差して発展してきました。
ただ今日までどちらかといえば「待ち」の姿勢が強いのも事実のようです。
「待つ」姿勢から「攻め」=お客様に近づいていく会社になっていきましょうという話をしました。
 
 今、自分たちからOB顧客を中心にした地域のお客様に近づいていくことの大切さ、重要性を申し上げています。

 自分が建設した住宅会社にリフォームを依頼する人は残念ながら17.9%というある意味悲しい数字が出ています。
住宅会社が売りっぱなし産業だった現実、売り逃げ産業であった事実がそこに露呈されているといっても過言ではありません。

 住宅業界のさらなる地位向上、住宅業界が本当に愛される業界になるためにも私たちの姿勢を変化させていく努力が必要な気がしてなりません。

 住宅業界に対する僕の思いをお話しする機会を作っていただきました。
10月21日、東京・立川でお会いしましょう。

 

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 新しく東京都知事になられた小池百合子さん難題を抱えながら頑張っておられます。
民進党は蓮舫さんに党の明日をゆだねました。
 ヨーロッパでは女性の首相の活躍が目を引きます。
まさに女性が活躍する時代の到来です。

 住宅業界では積水ハウスや大和ハウス工業は撫子企業となっています。
18年前僕が積水ハウスの東京の支店長だったころ初めて新卒の女性営業を採用しました。
男性ばかりの環境の中で大変だったとは思いますが、その女性営業Bさんは本当によく頑張ってくれました。(結果も出しました)新人賞に輝いたのです。

 23年前愛知・岡崎支店長時代、女性社員の優秀さを身に感じていました。
そして全国の積水ハウスに先駆けて女性社員の委員会を発足しました。
ひと月に1度彼女たちは自主運営で積極的に経営参加してくれました。
女性社員だけの家の見学会をはじめ、どうしたらお客様から愛される会社になるかを学習してくださって顧客満足度が全国第1位になりました。
 また電話応対や接客マナーのコンクールにも参加して下さり随分と接客のレベルが向上もしました。
ふりかえるとただひたすら「感謝」の気持ちでいっぱいです。

 3か月ほど前から顔を出させていただいている関東の会社です。
女性社員の第1回研修会を実施しました。
全員で20人、彼女たちの力が発揮されるかどうかで会社全体が大きく変わっていきそうです。
不慣れな中で一生懸命に研修に取り組んでいただきました。

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 女性社員が輝いている企業は往々にして業績がいいですね。
今後もまた女性社員さんたちの動向を見続けていきたく思っています。
女性の力を形に、経営に生かすことですね。
期待しています。