2016年 07月の記事

July 2016
 感謝です。
松江で講演の機会をいただきました。

 今回は1日の仕事ではありませんので時間的余裕があり観光のひと時もありました。
昨年国宝になった松江城へ足を延ばしました。
お城の周辺には(堀川というのですね)船が出て、50分ほどの遊覧も可能です。
 この日は松江も大変な暑さで汗をぬぐうのに大変、ペットボトルの水は離せませんでした。
 皆さんもどうか熱中症にはお気をつけください。

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 松江市での講演にはたくさんの方がご来場されました。
ありがたいことです。
主催者様(今回は島根銀行様)に感謝するばかりです。
また受講された皆さんには熱心さも感じました。

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 松江の印象です。
ご存知、島根県の県庁所在地です。
落ち着いた風情のある街という感じを受けます。
列車の中でも気軽に声をかけて下った人もおられて優しい人が多いようにも感じました。
かつては小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)もこの地に英語の教師として過ごしています。
様々な怪談話でも有名ですね。

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 近辺には日本で7番目の面積を誇る宍道湖がありここではシジミが取れるそうです。
宿泊したホテルからも朝早くから宍道湖でシジミ採りの船の姿が見受けられました。
朝食にはシジミのいいダシが出た美味しいみそ汁をいただきました。

 常日頃は疎遠になっている山陰地方に縁をいただいたことに改めて感謝しております。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 今回を契機に5回のシリーズで講演を依頼されています。
まずは出雲市でスタート、その後松江、浜田、鳥取、米子と続く山陰の旅です。
島根県での仕事は初めてで多少の緊張感もありました。

 この日のテーマは「『住まいの参観日』を考えた男が語る現場見学会の成功法」
受講者の方々は年齢はお若い方々から、お年寄りまで様々でした。
皆さん真剣でお話しするこちらの気持ちも高揚しました。

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 たっぷり90分、もう少しお話ししたい気持ちが出てくるようでもありました。
見学会といってもいろんなパターンで展開できますね。
ポピュラーな形は完成現場の見学会ですが、それ以外にも工事途中の見学会、入居宅見学会、建築10年後の住まいを見せる見学会などもありますし、工事担当だけで展開する方法もありますし、女性社員のみで行う見学会も大いに賛成です。

 場合によっては設計だけで行うものもあってもいいし、予約制の導入や、お客様を巻き込んでの見学会も有効です。

 社員さんや協力工事店さんなども連れてこれないと全体の盛り上がりにも欠けてきてしまいますね。

 またお客様対応の良さをぜひ見てもらいたいと感じています。
ですから、見学会の準備をしっかりとして社員のみんなで楽しみながら実行するという事が不可欠なように思われてなりません。

 また「待ち」の姿勢が強い見学会は賛成できかねます。
自分たちの市場に「打って出る」くらいのモチベーションがほしいものですね。

 見学会だけで十分経営も出来ると考えます。
大切なお住まいをお貸しくださるお客様との人間関係も重要です。
可能ならばそういったお客様の協力を得ての見学会を開催したいものですね。

 今後もあと4回同じテーマで場所を変えて講演いたしますので、山陰地方の方奮ってご参加くだされば講師としては嬉しい限りであります。

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 その後茨城と仙台の顧問会社に向かいました。
仙台では間近に迫った七夕祭りの準備が進んでいましたね。
大きな吹き流しが仙台駅に圧倒的な存在感を見せていました。
暑い夏も本格的な季節です。

 皆さんお体を大切に・・・・・。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 前日、千葉での仕事を終えて夕方の飛行便で島根県へ入りました。
翌日の講演に備えて早めの到着です。
まずは空港の名前に驚きです。
なんと「出雲縁結び空港」です!
最近はネーミングに凝る傾向がありますね。(いいことだと賛成します)
高知竜馬空港も有名ですよね。

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 この日は朝から、一般の男女の縁のみならず「人」との縁が結びますように出雲大社にお参りさせていただきました。
 皆さんもよくご存じだと思いますが毎年10月は神無月ですが、ここ出雲だけは全国の神様が集まられるわけで10月の呼び名が神在月と申します。

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 出雲大社へのご祈祷の手法も多少変わっていて通常は2礼2拍手1礼ですが、ここ出雲では2礼4拍手1礼となっています。
また巨大なしめ縄も長さ6.5M、重さは1トン、ビッグですね。
しめ縄の締め方も通常とは逆、いろいろと特徴が存在します。

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 出雲そばを賞味させていただきました。
以前からお勧めされていましたので割り子の5段そばを注文しました。
出雲大社の周辺にはお蕎麦屋さんが目白押し、古の神々も出雲そばに舌包みをうったのに相違ないようです。

 いつもより厳かな気持ちでいい1日が流れていったようなそんな気がしています。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 静岡県でケイミュー様主催での『これからの主役はリフォームだ』とネーミングした講演を2回実行しました。
 住宅の新築着工戸数が落ち込む中、リフォーム建築は少しずつ増加傾向にあります。

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 今年は年初、住宅着工戸数が95万戸となって昨年を上回るのではないかという予想でしたが、消費税が延期になったことも影響してどうやら昨年並みというか多少下回りそうな状況です。
 そんな中リフォーム業界は右肩上がりで推移していくものと予想しています。

 この日僕が一番強く言葉にしたことは住宅業界のOB顧客に対する対応方法でした。
昨年リフォームされたお客様のうち自分が建築した(新築時)住宅会社でリフォームした人の割合はなんと17.9%という驚くべき現実数字です。
 まさにかつての我々のお客様に対する姿勢は「売りっぱなし」「売り逃げ」だったように思えてなりません。

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 あんな会社でリフォームするものか・・・・・というOB顧客の声が聞こえてくるようです。

 リフォームしようとするお客様にとって本来一番望ましいのは自分が建築した住宅会社に依頼すること、構造について一番よく理解されているのはまさにそういった建築会社であることに相違ありません。
 一昨年は14.5%でしたから多少は業界の改善運動が進展しているという事も言えますが、それにしても随分と低い数字ですね。

 将来は住宅会社の主たる仕事は新築よりもリフォームになると考えます。
そしてその場合の一番の契約ターゲットは何といっても自社のOB顧客となります。
 もっともっとお客様に近づいていく企業努力を徹底していきたいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 この日は地元愛知県の住宅会社の社員研修でした。
20代から30代の若いメンバーばかりで経験値や知識という点では、競合会社にこれから追いつくことが必須条件ですが、それよりも従順な勉強姿勢に好感を抱いています。

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 感情は知識に勝ると常々感じています。
お客様から好感を持っていただくことの方が重要になるという事です。
そういう意味では気持ちの良い社員さんばかりで講師冥利に尽きます。
仕事をしていて嬉しいですね。
彼らの知識吸収意欲の高さに喜びを隠しません。

「住宅コンサルタント」として、また「住宅会社顧問」として仕事のやり甲斐を感じています。(感謝)

 それにしても毎日が暑いですね。
炎暑といってもいい中で皆さんご自愛していただきたく願います。

 2つの顧問会社が業績も向上して任期満了となりましたが、すぐさま忙しくなってきています。
 ちなみに今後8月5日までのスケジュールです。
静岡・浜松・岡山・香川・埼玉・千葉・出雲・茨城・仙台・松江・浜田・鳥取・米子と続いています。
移動距離も結構な長さで疲れもたまってしまいますが、自分の天職と考えれば「なあにまだまだ乗り切れるはず・・・」と思っています。

住宅業界、そしてそこに働く皆さんを元気にしたい思いで・・・・・
「住宅コンサルタント」「住宅会社顧問」として 
「頑張ります!!」
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 震災後3か月経った熊本に顔を出しています。
ホテルの窓からは被災した天守閣の屋根が目に飛び込んできました。
そんな中、顧問先の住宅会社の玄関には「がんばろう!熊本」の文字が・・・。

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 またこの日朝乗車したタクシーの運転手さんがとても気持ちの良い運転手さんでした。
タクシー運転歴53年だそうです。
驚きの75歳、タクシーの運転に誇りを持っておられました。
朝一番にこういった方にお会いするとその日一日が充実した気持ちになりますね。

 この日の研修会は新入社員研修第3回目、元気な新人さんたちが熱心に受講してくれました。
僕自身も元気を出して講義しますが、元気な社員さんたちから僕もまた元気をいただくことも事実です。

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 この会社も顧問となってもう4年目、業績が上がってきていて嬉しい限りです。
元気印の会社には元気な社長さんがいて、また社員さんたちがいっぱいです。

 コンサルタント業について本当によかったと思っています。
また本当にプロの仕事だとも感じています。
自分への挑戦であることも事実です。
期待に応えていきたく自分と闘いながら頑張っていきたく思います。

 頑張ろう熊本、頑張ろうみんな・・・。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 かれこれ3年になる京都の北部の顧問会社、社員さんは気持ちのいい方ばかりです。
毎回ずっと決まって朝9時に宿泊先のホテルへ迎えに来ていただき恐縮しています。
また社長さんが一生懸命、毎回勉強会にも積極的に参加されます。

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 そういった姿勢が社員さんの目にはしっかりと映っているのでしょうね。
昨年のエリア内の建築シェアは初めてNO1になりました。
社長をはじめ社員さんたちの努力の結晶でしょう。
今年は競合他社からの巻き返しもあります。
追われる立場として「継続は力」なのですが、厳しい現実も存在します。
基本をしっかり徹底して実行していきたく思います。

 翌日は地元愛知の会社へ・・・。
今回初めての研修会を実施しました。
「一期一会」の勉強会でしたが継続の依頼を頂きました。

 この日受講された皆さん真摯で嬉しく感じました。
また営業の社員さんたちが若い人ばっかり、正直今は力はないように感じましたが、可能性は広がっていくはずです。
従順さをもってついてきてほしいとお願いいたしました。

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 いつも申し上げますが住宅業界は今後ますます厳しくなります。
しっかりと顧客目線に立って業務に就くことが肝心でしょう。
また社員全員営業の意識を持つことも必要でしょう。
OB顧客を大切にしていくことも重要です。
顧客感動が紹介を増やしていきます。
住宅会社は従業員満足や取引先満足も考慮していくべきです。

 しっかりと顧客を意識して日々の業務に付きたいものです。
頑張りましょう!!

 



 

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 今月暮れから来月初旬にかけて山陰地方で講演を行います。
主催は島根銀行様、講演テーマは「現場見学会の成功法」です。

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 おかげさまで全国各地で仕事をさせていただいていますが、仕事上顔を出していないエリアが4県あります。
 沖縄・長崎・島根・奈良の4県なのですが今回島根県での仕事の縁をいただきまして残りは3県という事になりますね。
 山陰地方の皆さんには初めてという方が多いと思いますが、この機会にぜひ顔を出していただければ幸いです。

 ちなみに日程は・・・・・
7月26日 出雲市 (出雲市民会館) 定員70名
8月1日  松江市 (くにびきメッセ) 定員80名
8月2日  浜田市 (いわみーる) 定員40名
8月4日  鳥取市 (鳥取商工会議所) 定員40名
8月5日  米子市 (米子市文化ホール) 定員50名

 かつて『住まいの参観日』に端を発した現場見学会の成功法をじっくりと90分お話しします。
住宅業界の集客の原点は顧客の住まいをお借りしての「完成見学会」であり「構造見学会」であります。
 住宅展示場ではなく実際に建てられたお客様の住まいこそ、真の住宅展示場であり、ショールームとも言えます。
 当日は見学会のノウハウ満載です。
 
ぜひお気軽にご参加ください。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 出版社・・・「建築技術」の橋戸社長から連絡が入りました。
2013年4月30日に発刊された『住宅営業の教科書』が初版が完売に近い状態とのことです。
全国の住宅営業の方々に支持されたという何よりの証明といってよいといわれました。
光栄ですし、「住宅コンサルタント」として、とても嬉しいことです。

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 嬉しいですね。
懸命にパソコンに向かって原稿をまとめていたのが3年半前でしょうか。
すでに懐かしい思い出となろうとしています。
その後共著ですが、PHP研究所とダイヤモンド社から3冊の出版をすることができて、僕の書も15冊になりました。

 そしてもう一つ嬉しいことには新しい本をまた書いてほしいとの依頼も頂きました。
(また忙しくなりそうです)

 今秋にはPHP研究所から新刊が決定しています。
これもまた嬉しいことですが、体との闘いがまた続くことにもなりそうです。
住宅業界の更なる発展のために前のめりになって仕事していこうとまたその意識を高めたところです。

 全国の住宅会社の現状を見るとまだまだ他業界から見て未熟な点も数多く存在します。
私たちはもっと顧客目線でそして従業員や取引業者の満足も考えたうえで仕事に向かっていくことが不可欠に思います。

 今よりももっと胸を張って、お客様の目をしっかりと見つめて、街の景色つくりに全力投球したいものです。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 住宅コンサルタントとしていろんなことを研修いたします。
東関東の会社で5S運動の学習会を開きました。
皆さんご存知でしょうか・・・?

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5Sとは整理・整頓・清潔・清掃・躾(習慣化)の五つを指します。
「エエッ」と思われるかもしれませんが、この5つをしっかりと実践するだけで会社の業績が向上するものです。
「ウソッ」と感じられる方は試しに是非実践してみてください。
5Sの実践で間違いなく仕事がテキパキとおこなわれるような土壌ができてきて、時間の使い方がうまくなり生産性が高まり、会社の利益に貢献いたします。

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 そう仕事を進めていく上での決まりを作ってそれを社員全員が守っていくことです。
もうそこには個人の集まりである集合体は存在せず、塊度の高い組織が出来上がっているはずです。

 この日講師として、多少は厳しめに申し上げました。
自分たちの職場をきれいにして、もっともっとお客様に安心していただけるようなそんな環境を作っていきたいものですねと。

 センスが重要です。
お客様が会社に来社されて、会社内のセンスの良さにも感じられるようになってこそ、いい商談が可能になるものです。

 人は環境の動物です。
いい環境を作れば間違いなくよき人が育つものです。
5S活動を侮ることのないようにしたいものですね。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
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 毎月1回顔を出している東北の住宅会社に来ています。
郊外に建てられたという移動展示場を見学させていただきました。
こじんまりとしていますが若年層にはヒットする「住まい」です。
全体の色合いもよく、和室をあえてとっていないのも頷けます。
営業次第で近日中の販売も可能度と推測されます。

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 分譲地内に建ててあり展示場としてお客様にお見せしながら販売するという手法をとっています。
「どうすれば売れるんですかねぇ」という声がありました。
建物がどんなに素晴らしくても販売する人が商品となってお客様に接しないと住宅は売れませんね。

 つまりは我々販売員がもっと魅力的な人になっていくことも大いに重要です。
このブログ上でも書いたことがあるかもしれませんが、
会社10%、商品20%、販売する社員の対応70%が僕の持論です。

 その意味では、過去来素晴らしい商品(住宅)を数多くの地域のお客様に提供してこられたこの会社ですが、更なる営業力のアップが期待されています。
 この後見学会のアドバイスもさせていただきましたが、すでに販促用のチラシが出来上がっていました。
顧客の目線で広告チラシができていることも大切な要素です。
もう一歩踏み込んでお客様の気持ちになることが必要な気もしました。

 なんでもトライが重要です。
成功した人は成功した以上に失敗も経験しているものです。
学習していくことです。
学習効果を次の機会には出していきたいものです。