「ご協力お願いします」
岡山駅構内にいます。元気な声が響いていました。
JR西日本が顧客満足のためのアンケートを配布していました。
A4の大きさで14ページ、しっかりとした内容です。

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 「JR西日本をご利用いただき、誠にありがとうございます。私どもは『お客様満足度調査』を定期的に実施し、鉄道サービスの向上に努めております。・・・・・さらにお客様に安心して心地よくご利用いただけるJR西日本を目指してまいります。お忙しいとは存じますが、どうぞアンケートへのご協力をお願い申しあげます。」

 アンケートは全部で41問、「安全性への取り組み」から「定時運航への取り組み」「列車が遅れた際での情報提供」「駅係員の対応」「駅の整備・環境」「車掌の応対や車内放送について」などです。

 全体に真摯に会社改革に取り組んでいこうとする姿勢が感じられ好感の持てる内容でした。

 企業にとってお客様満足度を上げていくことは目的でなく手段であることは周知の事実ではあります。
 あのオリエンタルランドがクレームで満ち溢れているというとなんだか薄気味悪い悪い感じもしますが、それだけ顧客から期待されているからこそクレームが多いのだと判断すれば理解できますね。

 JR各社にはまだまだかつての国有鉄道時代の名残を感じることがあります。
現実に1年の200日余りを交通手段に頼りながら仕事をしている立場からものを申せば、まだまだ民間企業となり切っていないようなそんな感覚さえ受けることも存在します。

 今回のアンケート内容にはそんな僕の気持ちを払しょくしてくれるべく内容が網羅されていました。
今後の改善に期待を込めたく思います。

 我々住宅業界にあっても顧客満足は切っても切れないものです。
買い手市場の現在、販売側の住宅会社にとって一番の営業手法は紹介であることも事実です。
 顧客満足、もっともっと真剣に深く考えていきたいものです。