2015年 06月の記事

June 2015
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 昨年の住宅着工戸数は全国で88万戸でした。
一昨年との比較では10,8%ダウンです。
個人住宅に至っては27万戸、何とこれは21,2%のダウンでした。

 野村総研は先日2030年度の住宅着工戸数を53万戸と予想しました。
まさに来るべき物が来るという感じ、勝者と敗者の差が明確についてきている感じを僕もはっきりと体に感じています。
 そうなると全国の住宅会社が随分と廃業になる可能性は高いですね。
現実に2004年度7万社あった住宅会社が2014年にはその半分の3万5千社と激減してきています。

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 顧問会社の研修会で「契約に対してもっと住宅のプロとしての執着をみせよう!」と題してディスカッションしてもらいました。

 契約を頂くには・・・・・
1、顧客との人間関係作りをしっかりと構築する
2、土地なし客を契約予定と考えない・・・・もっと石橋をたたいて考える
3、今の時期、何が顧客を捉えるのか・・・・・
4、あなたが顧客だったらどんな会社・どんな営業に住まい作りを依頼するか
5、君は顧客からどのくらい好かれているか

 営業の皆さん方から、様々な意見が出てきました。
顧問会社の方々には住宅会社の営業として如何に戦うという使命感があります。
「言ったことは実行する!」

 僕の顧問会社の人たちは9割以上が業績アップしています。
この会社も頑張っていただき、業績アップと生きたいものです。、是非
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 静岡から5時間半、腰も痛くなるような時間ですが睡眠と読書を繰り返し熊本へ到着です。

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 熊本駅のホームに下りると「喜ばれることが喜びです」のおなじみの広告看板が眼に飛び込んできました。
いい言葉ですね。

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 熊本はもうかれこれ40回近く訪れているでしょうか・・・。
もうすっかり熊本ファンになりました。
熊本流に言えば「よかとこです」
確かに水の美味しさ、海のもの、山のものの盛りだくさんのグルメがあって、また馬刺し、辛子レンコンも名物です。

 人間もよか人が多く、たまに肥後もっこす(頑固者)に出会いますが、それもご愛嬌。
こちらで生活したいくらいの気持ちまで起きてきてしまいます。

 熊本の会社ではこの日は営業関係全員参加の擬似折衝トーク大会、いわゆるロープレ大会を実行しました。
展示場の女性スタッフも初めての経験、緊張感の中で時間が経過してゆきました。

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 しっかりした挨拶、そして雑談、自己プロフィールの提出やお客様への質問、営業折衝のみならず、礼儀作法やマナーも要チェックのポイントです。

 第一印象の強い営業に育っていくことが肝心ですね。

 この日、反省すること多々の人もありましたが、全体的にはハナマル合格点でした。
展示場や分譲地会場における名簿の取得の強化、着座、折衝時間、次回のアポイントの意識が身につき始めているという実感を感じました。

 今日からの折衝に是非生かしてほしいものです。



 
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 京都の仕事を終えて少しの時間が取れました。
「時間は資源」最近特にそういう気持ちが強いですね。
せっかくですから京都・・・ぶらり散策と洒落込みました。

 高校時代、修学旅行はこの京都を起点に姫路・倉敷・広島・錦帯橋・秋吉台・北九州でした。
「京都なんでも見てやろう!」と称して6人の仲間で清水寺から銀閣寺・平安神宮あたりまで、ちょうど哲学の道を歩いたことがあります。
 その後も様々な京都を味わってきましたが、京都は奥が深いですね。
季節と共に実にいろんな魅力的な顔を見せてくれます。
そして訪れるたびにいつも新しい発見がある素敵な街です。

 この日はといえば時間の関係もあって京都駅から周辺を徒歩とタクシーで巡りました。
東福寺・泉涌寺・光明院・霊雲院・伏見稲荷・東本願寺と散策しました。
スーツ姿でおまけに革靴ですから結構なハンデだと思われませんか・・・・?
おかげで足も痛くなってきました。
ちょっと運動が過ぎた様子です。

 東福寺は秋の紅葉が有名ですね。
今の時期は緑がいっぱい、この時期ならではの見所もあります。
御寺=泉涌寺はなんといっても皇室の菩提寺です。
タクシーの運転手さんの一押しでした。
さすが見事な庭園です。

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 この日一番印象的だったのは伏見稲荷、いまや世界一の観光地となった京都にあって、一番外人観光客が多い場所です。
僕も前から訪れてみたかったエリアです。
いやまあ朱色の鳥居の多いこと、千本鳥居どころか、一万本以上はゆうにあると思われます。(ホントすごいですね)
この朱色がいやがうえにも強烈に眼に飛び込んできます。
これが外人さんたちの心を掴んで離さない理由でしょうか。
色の影響力ってすごいですね。

 半日のぶらり旅はよき心の静養になりました。
また明日からの仕事のモチベーションアップにつながりそうです。
人生は旅、京都は是非再度闊歩したい街です。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 今月は随分と宿泊回数が多くなっています。16泊です。
また明日から4泊で京都・静岡・熊本と出かけます。
その後も東京・千葉、そして名古屋・静岡・茨城と仕事が続きます。
体調とモチベーションの維持には留意したいと思っています。
健康であることに本当に感謝ですね。

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 そんな中でトヨタ自動車の常務の事件が勃発しました。
豊田社長のスピードある対応は模範的だったように思います。
世間から何かささやかれる前に、先手を打って誠意を見せたことは、さすがトヨタという印象を与えたのではないでしょうか・・・。

 住宅営業担当者が一般にお客様に対して大切にしたいことは
1、丁寧な応対をすること
2、顧客を褒めること
3、関心を持つこと
4、謝るべき時にはしっかりと謝ること
・・・ではないかと思います。

 何か不祥事が起きたときに誠意を持ってしっかりと企業のトップが陳謝することに、我々日本人は好意的であるように思われます。
 かつて不祥事件を起こした「白い恋人たち」の石屋製菓や、「赤福」などは、トップ自身の真摯な陳謝によって、その後の売り上げアップに貢献したといって過言でないでしょう。

 クレーム産業と言われる我々住宅業界には教訓としたいものです。

 さて、昨今の新聞に野村総研の住宅着工予想が出ていました。
1930年には何と年間住宅着工戸数が53万戸になるというものでした。
縮小化が顕著である私たちはもっと積極的に変化に対応していかねばならないように思えてなりません。
 本腰を入れて顧客目線で仕事をしたいものです。





 

カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 一般に5Sと言われます
皆さんよくご存知ですね。
「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「習慣化」のことです。
安全、品質、環境、生産性など企業内におけるカイゼンを職場レベルで支える活動をさします。

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 意外かも知れませんが、これだけの改革で社内が随分とよい方向性に変わってきます。
仕事の能率が上がり、生産性がアップしてきます。
社内の活性化につながり、社員が明るく活き活きとなってきます。

 関西の顧問先で取り組みことにしました。
今までやっていなかったわけではありませんが、真摯には取り組まれていませんでした。
ですから今回は真剣です。

 昨年頑張って大きく売り上げを伸ばしてくださった社員さんたちが、もう一つ上を目指そうという試みのスタートです。
どんな職場であっても何らかのきっかけがあるとそれが起爆剤となって会社が動き始めるものです。
 一人ひとりの社員さんの心に火がともることが重要です。
変化には抵抗があるものですが、そこをしっかりと乗り越えていきたいですね。

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・初期徹底清掃
・発生源対策と困難箇所対策
・清掃点検基準の作成
・整理のポイント
・整頓のポイント
・清掃のポイント

 職場がこんなに変わるのかということの実践に取り組んでいただきます。
さあ今月末が楽しみです。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 かつて積水ハウス時代には『住まいの参観日』で来場されたお客様に対して、次なるクロージング手法として工場見学に誘致することを当たり前化していました。
 現在積水ハウスは全国にある工場をあえて「夢工場」と呼んでお客様に対しても夢を与える場所として提供しています。

 住宅コンサルタントとして独立してからも顧問会社で「工場見学」を実施し新しい販売促進策として業績向上のステップにしました。


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 仕事で北海道へ来ています。
キリンビール千歳工場が顧問先の近くに存在します。
時間の谷間に、予約していませんでしたが見学の許可をいただきました。
 
 かつてビール業界はキリンの一人勝ちだった時代がありました。
独特の苦味がキリンの戦略でありビールはキリンだったのです。
ところがアサヒがコクとキレでスーパードライで台頭してきます。
また現在はノンアルコールビールも出てキリン・アサヒ・サッポロ・サントリーとビール業界は乱世を迎えているといっても過言でありません。

 こういった工場見学は我々住宅業界にも参考になる点が多いですね。
企業にとって大切なことはお客様に近づくことに相違ありません。
キリンのソフトドリンクをいただきながら、顧客満足の大切さを感じています。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 様々な住宅会社で仕事をしていますと意外なことがあります。
不思議ですが、ほとんどの住宅会社で自社の住宅を高いと思っている営業が多いですね。
「高いから売れない」「高いから値引きする」売れない営業から当たり前に出てくる口実です。

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 2014年の大手メーカーの戸建て単価・床面積の実績が出ています。
それによると主要9社の昨年度の住宅単価は積水化学を除いて上昇しました。
 平均坪単価は最高値の三井ホームが92万2千円、住友林業89万1千円、旭化成ホームズの84万2千円、積水ハウスの84万1千円と続きます。
なんと坪単価100万に近い状況となっています。(税抜きです)
 最近は住宅がスマートハウス化したことや太陽光の搭載などが価格に影響しているといってよいかもしれません。
住宅性能が随分と随分とよくなっているといって間違いないでしょう。

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 こういった現実が住宅営業には認識されていないことが多いですね。
自社の強みを知り、また他社の動向を読んで日々の住宅営業に生かしたいものです。

 大切なことは自社の建物に自信を持って付加価値をつけて販売していくことではないでしょうか・・・。
 そしてまた自分自身を商品化していくこと、信頼を勝ち取ることです。
頑張りましょう!!


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
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 時間は資源だと思っています。
僕の人生というレースも最終コーナーを回り始めています。
毎日があっという間に過ぎていく現象に充実感は覚えるものの、怖さも感じることもありますね。

 仕事から離れる時間、自分を変えていくことも大切ですね。
東京でそんな少しの時間を見つけました。
 大好きな浅草に宿を取りました。
北野武さんがかつて修行した東洋館で、様々な芸人さんたちの芸を堪能し、すぐさま大衆演劇を(これ初めての経験なんですが・・・)観劇、そしてその後には、ミュージカルを楽しみました。

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 東洋館はもう何度も足を運んでいます。
12時から16時まで数多くのこれからの芸人さんたちの個性的な芸を楽しみましたが、飽きが来ません。自分でも好きなんでしょうね。
 特に落語や漫談など奥の深さを感じることもあります。
仕事へのヒントも頂くこともあります。

 大衆演劇はそういえば、幼い頃に田舎で観賞したことがありました。
浅草木馬座へ入場しましたが、あまりの女性客の多さに圧倒されそうでした。
 大衆演劇はそれなりに人気を持っている様子です。
もう一つ馴染めない部分もなくはありませんでしたが・・・。
もっとも何度か見ているとファン化するのかもしれませんが・・・。

 もう一つ、ミュ-ジカルっぽい演劇は(これは好きなんですね)浅草虎姫一座の公演、1960年代をテーマとした歌と踊りでしたが堪能しました。
懐かしい昭和の当時(たとえば「夢で会いましょう」など・・・)がよみがえってきました。
うんうん、心うきうきでしたよ。

 忙中閑、自分を取り戻すにはうってつけですね。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 全国的に住宅建材を扱う企業における全国大会での講演でした。
2時間たっぷりとお話しましたが、皆さんしっかりとお聞きくださり感謝です。
いつもですが、多少は脱線しながら、笑いもいただきながらお話していると2時間もあっという間ですね。(とはいっても結構疲れますが・・・。)

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 ご熱心な受講者の方々から質問も飛びました。
・業績アップの為にどのように目標設定したのか?
・同業他社との差別化をどのように図ったのか?
・社員の総合力を底上げするために必要な指導方法、または環境作りで気をつけることは?
・マネージャーとして100名以上の部下をどのように管理・マネジメントしていたのか?

・・・・などです。

 真剣にお聞きくださる受講がいらっしゃるといつもモチベーションアップしてお話しすることができますね。
 嬉しい限りです。

 講演後、大学時代の仲間5人で久しぶりの同窓会でした。
すっかりと閉じていた青春の思い出のページが本当に久々にオープンしました。
恩師が来てらしゃると勘違いしてしまいましたが、それほど友人たちもみな一様に年を重ねていました。
 食事をして、その後のカラオケでは全員で校歌を肩を組んで大合唱、久々に青春がよみがえりました。
 「また元気で会おう!」
またみんな元気のままで再会したいものです。
楽しみです。
 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 顧問先の分譲住宅を見学しています。
いろいろと諸条件はありますが、売りやすい(お客様の心を捉える)住まいを考えてみました。
 今回の企業の場合は、住宅部分の床面積を多少大きめに考えました。
価格競争に巻き込まれないようにという一面もあります。
つまり安いということで販売することは避けました。
また家族が一生住む住まいとして考えた場合、後悔のないように考えました。
住宅に一番多くの時間滞在する(住まう)奥様目線でも考えました。

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 具体的には・・・
1、収納部分を多くとりました。
2、主婦にとって重宝な家事室があります。
3、トイレは広めで作ってあります。
4、エコがうたいです。
5、・・・ですから床面積は120平米をこえています(広めの住まいです)。

 また販売手法も人の感性にアピールしようと考えました。
1、家具はしっかりと調えました。
2、気持ちのよい音楽が流れます。
3、生活小物も沢山配置してあります。
4、大きな画像があります。
5、個々がポイントですというポップが置いてあります・・・・。

・・・・など他にもいろいろと工夫があります。
後一番肝心なことは・・・何か!?

 対応する販売員・・・つまり営業担当者の接客態度です。
持論ですが、70%はそこに尽きます。
すばらしい分譲住宅が完成しました。
早期の完売を期待したいものです。