学生時代、東京です。
練馬区でYさん宅に間借りしていました。
僕を含めて4人が2階に住んでいたと記憶しています。
当時僕の隣の部屋に住んでおられたのが堀井さんでした。
堀井さんの部屋からはよくギターの音と優しい歌声が聞こえてきました。
オリジナルでフォークソングを作っておられ、僕にもたくさん聞かせてくださいました。
またいろいろと歌作りを教えてもくださいました。
「加藤君、歌には色が必要なんだよ・・・」
人間的にも魅力あるお人でした。

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 堀井さんは卒業後地元北海道へ戻られました。
僕が積水ハウスの社内旅行で北海道を訪ねた折、自由時間を利用して一度お会いしたことがあります。
その時、堀井さんは親切に小樽を案内してくださいました。
雰囲気ある街小樽と堀井さんがお似合いでもありました。

 その後は音信不振でした。
北海道の仕事を終えて無性にお会いしたくなりました。
確か地元で不動産関連のお仕事をやっておられると聞いたような・・・。
駄目を承知で宅建協会へ問い合わせしてみました。
電話に出られた方がとても親切なお方でした。
「そういった方はおられません。ですが同姓同名の方を存じています。個人情報もありますので先方の方にご紹介して、先方が了解なら先方からご連絡していただきましょうか・・・」「はい。お願いします」

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 10分後、携帯電話が着信。
堀井さんでした。
諦めていましたので、感動でした。
ご一緒に夕食をとりました。
懐かしさと、堀井さんの昔と変わらない優しさが伝わってきました。
唯一つ残念だったのは、最近は歌っておられないことでした。
できればあの素敵な歌声を聞かせてもらいたかったのですが・・・。

 堀井さん、たくさんの思い出をありがとうございました。
お元気でいてください。
また是非お会いしたいものです。
北海道の今回の仕事は昔の恩人との出会いにまで発展しました。
感謝ですね。