2015年 03月の記事

March 2015
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 長崎県にある住宅会社です。
なんでも全国各地から家作りの相談があり、注文が来るそうです。
株式会社「小川の家」といいます。

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 この住宅会社、子育て優先の家作りがモットーです。
大きくは5つの特徴があります。
1、敷地の半分は庭・・・庭の森化
2、自然素材は標準仕様・・・家族の健康はオプションではない
3、仕切りが少ない間取り・・・光と風、遊び心と親子の交わり
4、親しみやすくシンプルな外観・・・丸窓・とんがり屋根
5、蓄熱温水式床暖房・・・冷えは万病の元

 家族の心身の健康が何より大切というところからの発想です。
・キッチンはガスコンロです。
・ビニールクロスやプリント合板は室内には一切使いません。
・システムキッチンも使いません。
・子供部屋にドアはつけません。
・家相・風水は考慮しません

 有害化学物質が揮発しないのでアトピー・喘息・頭痛・めまい・鼻水・鼻づまり・イライラを防ぎます。
 どこにいても明るく風通しがよく開放感があります。
 構造を単純化する事で地震や台風に強い。
 底冷えしません。
 室内の温度差が減りヒートショックを防ぎます。
 材料や手間の無駄がないためコストダウンにつながります。

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 代表の小川社長、設計担当の夏井さんのコンセプトはこうです。
「子供は自分の子供である前に一人の人間です。つまり子育ては正確に言うと人間育てです。一人の人間を育てるということは母親だけではできません。周りのすべての人の手によって健全な人格が形成されます。その重要な基盤となる箱=住まいは健康を害することなく家族同士が密接につながり、地域の人とも関わりを持ちやすい空間であり環境であるべきだと考え設計しています。」

 子供を大切にした、人間思いの住まい作りに拍手です。

 
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 甲子園では選抜高校野球が真っ最中、春の到来を全身で感じています。
桜の花もここへ来て開花宣言が相次いでいますね。

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 そんな中で住宅業界にとっては嬉しいニュースが飛び込んできました。
大和ハウス工業が65歳の定年以降も嘱託再雇用の形で働き続けることができる「アクティブ・エイジング」制度の導入を発表しました。
 これは年齢や勤務年数の制限を設けず「生涯現役」で仕事に向かえるのが特徴です。
大手企業では現状珍しいことで、こういったことが住宅業界から実行されていくことは画期的といってもいいですね。(嬉しいことです)

 同社は2013年4月に定年年齢を60歳から65歳に引き上げたばかり、今回の新しい制度は65歳以降も嘱託社員という処遇で年齢の上限なしに毎年の雇用契約の更新が可能となります。
 週4日勤務で給与は月額20万円、賞与は正社員の半分ほどとのことです。

 大和ハウス工業のCEO樋口武男会長も僕の記憶が正しければ76歳のはず、会長が元気で働いておられることがこういった新制度の発案につながったのかもしれませんね。

 大和ハウス工業の雇用制度が起爆剤となって住宅業界に働く社員のモチベーションアップにつながっていくことを望みたいものです。
 お客様の幸せを願って仕事に従事することが私たち住宅業界の使命であるとすれば、私たちもまた幸せであることが大切だと考えます。

 今回の雇用制度が当たり前になっていくことを期待したいと思います。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 3年ほど前から顔を出している愛知県の住宅会社で管理者研修を実行しました。
最初の頃と比べると随分と管理者の顔ぶれも変わりましたね。
若返ったように思えてなりません。
また現場中心であったこの会社のイメージが売り手である営業主体に変化してきたようにも思います。
何事も時代にあった動きが重要で望ましい傾向だと思います。

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 この日のテーマは部下のモチベーションをいかにあげていくか!です。
簡単なようでなかなか難題ですね。
いざ発表!となると皆さん苦労されている様子でした。

 組織の評価システムは頬っておけば減点主義に近づきます。
そのほうが楽だからです。
評価する人間は部下の目に付く欠点を上げていけばよいのです。
しかし減点主義での評価は時に困った問題にぶつかります。
チャレンジしない社員が有利に働くことにもなりかねません。

 体操競技で審査基準が変わりました。
ノーミスでなく何度の高い技へのチャレンジが必要になったのです。
普通に演技を行うだけではメダルに届かなくなったということです。

 私たちはみな良いところをたくさん持っています。
積極的な失敗は大目にみるという包容力をもって加点主義で評価したいものです。

 活気ある職場環境となって社内の閉塞感が解消されていくに違いありません。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 お彼岸です。
 朝早くから春日井市の平和公園はお墓参りの車でいっぱいです。
今月ここを訪ねるのは2回目ですが、父と母に会えるような気持ちがして嬉しいものです。
墓石を掃除していても自分自身の心を洗っているような感覚がします。
また両親の笑顔が浮かぶような感じもします。

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 「お父さん。お母さん。いつもありがとうございます。」
この場所はいつも僕を従順にしてくれる場所でもあります。

 久しぶりに今日はオフィスでやり残したことをじっくりとこなしたく思います。
自分を取り戻す時間です。
また明日は静岡へと出かけます。
その準備もしっかりとやっておかなくては・・・。
つくづくこの仕事のやりがいを感じずにはおられません。

 かつて四国の住宅会社の危機を救ったことがあります。
スピードと変化が決め手でした。
社員皆が気持ちを一つにしたことも立ち直りの要因となりました。

 健康で社会貢献できることを両親のお墓にお願いもいたしました。
どうか安らかにお眠りください。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 北から南に移動しています。
つくづく日本は小さな国だと感じてしまいます。

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 熊本は今日は雨模様です。
そんな中で社員全員でコミュニケーション、組織の中における自分たちの役割認識を再確認してもらいました。
最初は研修ゲーム、日ごろのコミュニケーション度が露呈されます。
そして狙いは顧客目線で考える、行動する環境作りです。

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 変化していくことの重要性をいろんな機会にいろんな場所でよく訴えます。
また変わっていけることこそが活力ある証拠でもあるように思います。
・・・とはいえ人はみな変化が怖いものでもあります。
また変化には抵抗もつきものです。

 それであっても変化は必要です。
それは我々の周りが常に大きく変化してきているからです。

この会社にもたくさんの課題が存在しています。
一つ一つそれを超えていくことを導くことが僕の使命でもあります。
みなさん一歩一歩確実に実践していきましょう。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 今月2度目の北海道の仕事です。
僕には前から訪れてみたい場所がありました。
NHK朝ドラ「まっさん」の舞台=余市です。

 かつてヒッチハイクで北海道のほとんどを旅しました。
礼文島や奥尻にも顔を出しました。
ですが余市には足を踏み入れておりません。
この機会に是非というわけです。

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 北海道はまだ雪が多いですね。
気温が低いせいでしょうか、溶けないですね。
そんな中で「まっさん」の舞台は観光客でいっぱいでした。
この地でウィスキー作りに情熱を傾けたんですね。
まっさんこと竹鶴政孝氏と、まっさんを支えた妻リタさん。
大変だったはずです。本当に多くの苦労があったと思われます。

 印象に残った第1号ウィスキーがありました。
竹島政孝・リタ夫婦が住んでいた建物も・・・。
他にもニシン御殿を見学しました。
「まっさん」の舞台がまさに現実化しました。

 小樽では天狗山に登って市内を見つめました。
何でも北海道の三大夜景だそうです。(函館・札幌についで小樽)
小樽のニシン御殿ではなんと屋根には三州陶器瓦が使われていました。
瓦を使わない北海道では異例ですね。

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 小樽商科大学は高台にありますね。(地獄坂を上るのが大変です)
また石原裕次郎記念館にも顔を出してみました。
時間がもっといっぱいほしいという気持ちになります。
小樽は魅力いっぱいの町です。

 思い出をまた胸にしっかりとしまって、さあ明日から愛知・そして九州です。

 

 

カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
 学生時代、東京です。
練馬区でYさん宅に間借りしていました。
僕を含めて4人が2階に住んでいたと記憶しています。
当時僕の隣の部屋に住んでおられたのが堀井さんでした。
堀井さんの部屋からはよくギターの音と優しい歌声が聞こえてきました。
オリジナルでフォークソングを作っておられ、僕にもたくさん聞かせてくださいました。
またいろいろと歌作りを教えてもくださいました。
「加藤君、歌には色が必要なんだよ・・・」
人間的にも魅力あるお人でした。

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 堀井さんは卒業後地元北海道へ戻られました。
僕が積水ハウスの社内旅行で北海道を訪ねた折、自由時間を利用して一度お会いしたことがあります。
その時、堀井さんは親切に小樽を案内してくださいました。
雰囲気ある街小樽と堀井さんがお似合いでもありました。

 その後は音信不振でした。
北海道の仕事を終えて無性にお会いしたくなりました。
確か地元で不動産関連のお仕事をやっておられると聞いたような・・・。
駄目を承知で宅建協会へ問い合わせしてみました。
電話に出られた方がとても親切なお方でした。
「そういった方はおられません。ですが同姓同名の方を存じています。個人情報もありますので先方の方にご紹介して、先方が了解なら先方からご連絡していただきましょうか・・・」「はい。お願いします」

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 10分後、携帯電話が着信。
堀井さんでした。
諦めていましたので、感動でした。
ご一緒に夕食をとりました。
懐かしさと、堀井さんの昔と変わらない優しさが伝わってきました。
唯一つ残念だったのは、最近は歌っておられないことでした。
できればあの素敵な歌声を聞かせてもらいたかったのですが・・・。

 堀井さん、たくさんの思い出をありがとうございました。
お元気でいてください。
また是非お会いしたいものです。
北海道の今回の仕事は昔の恩人との出会いにまで発展しました。
感謝ですね。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 ご紹介を頂いて北海道・旭川市の住宅会社で研修会をいたしました。
外はまだ雪がいっぱいですが研修を受講された社員さんたちは熱いハートで溢れていました。

 旭川といえば・・・・「形態展示」を「行動展示」に切り替えて人気爆発した旭山動物園が有名ですね。
 6年ほど前に津川雅彦さん(監督名はマキノ雅彦さん)の映画「旭山動物園物語」を観て感動したことがあります。

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 旭山動物園は1967年に開園、当初の入場者は年間40万人で閉園の危機にありました。
そしてその対策として考えられたのが従来型の「形態展示」から「行動展示」への思い切った転換でした。
 つまりはより見学者の視点や心に訴える動物園へ変化したのです。
そして今や全国屈指の動物園として定番化しています。

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 この日僕はペンギンの散歩に心打たれ、カバの生態に触れ、キリンを目の当たりにし、オランウータンの親子と間接的にふれあい、ホッキョクグマの泳ぎに感動いたしました。

 住宅会社も会社目線から顧客目線への転換が大切ですね。
生き残りをかけて住宅業界の「ペンギンが空を飛ぶ」事への変化を期待したいものです。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 時々はおそばを食したくなります。
幸いにも僕のオフィスの近くに評判のお蕎麦屋さんがあるのです。
・・・・がなにせお昼時は常に行列付の満員状態、ついつい足が遠のいてしまっていました。
 
 最近知りました。
以外に夜が穴場であると。
9時過ぎまでやってくれてもいます。
この日、久々にアシスタントさんと美味しいおそばを頂きました。

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 アシスタント君はあなご天丼と温かいそば、僕はほたて天丼と冷たいおそば・・・そばは打ちたてがいいですね。
蕎麦湯をすすって腹八分、美味しく頂きました。

 実は、このお店にはとても大きな熊手が「どーん」と存在感を出して座っています。
何でも熱田神宮で一番大きな熊手5万円だそうです。
このお蕎麦屋さんにはよく似合っています。

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 このお店の名前は「三心」店主はまだお若いですね。(30歳ぐらいでしょうか)
とても感じのよい方ですよ。
そばも美味しく雰囲気も素敵なお勧めのお店です。
お近くの方は一度ご賞味ください。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 北は北海道から南は鹿児島まで、全国43都道府県で仕事をさせていただきました。
その中で思うのは住宅業界は間違いなく動いているという現実です。
決して目には見えないですが厳しい会社が増えてきているのも事実ですね。

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 先日某住宅会社で講演したときに全社員さんに対して「全員が変化しましょう!」とお話いたしました。
 そうです。
社長をはじめ皆が変わっていくことが重要ですね。
日々の業務を白紙になって見直してみるとよいでしょう。
お客様目線で業務の再点検をしてみることもお勧めです。
勇気を持ち、敢然と時代に挑戦していくことが大切なのだろうなと考えます。

 ここへ来て益々リフォームは時代の花形になってきていますね。
外壁・キッチン・浴室・トイレ・・・・見直すところが満載です。
奥様の一番の関心はキッチンですが、
1、まずはサイズを測る
2、給排水のチェック
3、換気設備の確認
4、電気機器の増設。変更
5、オープンキッチンにする場合・・・
いろんなパターンでのチェックが必要です。

 新築においてもリフォームにあっても顧客との信頼関係を作ることがまずは営業のスタートですね。
 自分をいかにお客様に理解してもらい信頼に結びつけるかが受注には大きく左右します。
そのためにもいい笑顔、しっかりとした挨拶、お客様の話を聞く力・・・・・営業の人間力が大きく受注には左右しますね。

 お客様から仕事を頂くことは嬉しいことです。
楽しく仕事に向かいたいものです。


 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 ご紹介を受けて東海地区の住宅会社数社に顔を出させていただいています。
今日の会社はこれが3回目、地元では順調に業績を向上させておられます。
真摯な情熱家社長、笑顔の素敵な営業社員、この会社の本社があるエリアでは市場占有率第1位です。(頑張っておられますね)

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 今回は建築現場と分譲住宅を見学させていただきました。
「油断大敵」といいますが、現場ではいろいろと指摘させていただくことがありました。
社長にも正直に現場の現実、改善点をお話いたしました。
「な・る・ほ・ど」という感じで静かに耳を傾けておられました。

 業績アップするとつい気も緩みがちです。
変化に対して臆病になりがちです。
・・・ですが、変化は大切です。
さらに会社が業績向上するためにも是非、現場改革に取り組んで頂きたく希望します。

 従順さは才能だと思います。
順調に業績を作り上げられた努力に拍手したく思います。
今後さらに飛躍されんならば、改善にも力を入れることにつきますね。
この会社、さらに大きく羽ばたいていただきたいものです。