来年2月に予定されている新書の出版に向けて時間を見つけてはパソコンと向かい合っています。
 ありがたいものですね。
共著を含めると11冊目になります。

 おそらくは200ページを超える著書となる予定です。
11月までには僕の原稿を提出することも約束しています。
 ということで、結構大変な状況です。(大丈夫かなぁ)

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 今日書いている文章に「褒め方と叱り方」という項目がありました。
その中でハインリッヒの法則を取り上げました。
「1:29:300」という数値で、どういうことかといいますと1件の大きな問題には29件の問題が存在し、さらには300件の些細な問題点が日常体験の中に隠されているという事実があるという話です。

 些細なことであってもやるべきことができているかをしっかりと検証することが上司の役目、部下に対する叱咤激励もそこには必要不可欠となってきます。

 心理学者のw・ジェームスは「人は皆、認められることを渇望して生きている」と述べています。
 褒められることで部下は自信を持ち、その上司の下で働きがいを感じるようになります。

 勿論叱ることも大切です。
 同じ失敗を繰り返したり、仕事がマンネリ化して新鮮味が薄れ、仕事への情熱が落ちたりした時はしかるべきです。
むしろ叱ることを恐れているような上司は失格といってよいでしょう。

 褒め方も様々ですが、些細なことでも具体的に褒める、みんなの前で褒める、結果がでなくとも努力のプロセスを褒める、お世辞でなく握手しながら真剣に褒めることをお勧めします。 

メリハリを利かせた叱咤激励を実行してほしいものです。