2011年 11月の記事

November 2011
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 11月27日埼玉県羽生市で「ゆるキャラグランプリ」が開催されました。
今回は熊本県のゆるキャラ「くまモン」が見事第1位の栄冠に輝きました。
なんと第2位の愛媛県今治市の「バリー」に4万票の大差をつけての優勝でした。
うん、確かに可愛いですね。

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 3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生れた「くまモン」は身近にあるサプライズやハッピーを見つけて、全国にPR活動するのがお役目です。
 立場としては公務員、なんと友人が熊本県知事という事になっています。

 今年は全国から何と200以上のゆる伽のエントリーがあったといいます。
昨年第1階の「ゆるキャラグランプリ」で第1位になった滋賀県の「ひこにゃん」が大人気で一躍脚光を浴びたのが大きく影響もしているようです。

 顧問会社に対して「ゆるキャラ」というわけではないのですが、会社のキャラクターの作成を勧めています。
 お客様からより親しみのある会社となるべく身近な手法ではないかと思っています。

 特に地域密着が必須の住宅業界にあっては、有効な方法の一つだといっても過言でないような気がします。
 どうですか、皆さんの会社でも自社のキャラクターを作ってみられたら・・・・・。

「ゆるキャラ」はブームではなく、定着する
ものだと考えますが・・・。
 千葉県船橋市で講演でした。
千葉での仕事は数多いのですが、この地での講演は初めて、今回はほとんどが経営者の方が参加されました。

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今回のテーマは「住宅業界、勝ち抜くための条件」です。
 僕に与えられた90分があっという間、話したい内容が半分で時間となってしまいました。
それでも講演を聞かれた方々の感想は良かったように感じられました。

 オフィスに戻ると嬉しいですね。
さっそく講演を聞かれた社長からのメールが届いていました。
「正直なところ、かなりの数、共感させていただきました。ありがとうございます。・・・・・さっそく社員さんにも”感動”を更に実践したいと思います。・・・・加藤先生に感謝いたします。・・・・短い時間でしたが”心にいいお話し”ありがとうございました。」

 嬉しいですね。
住宅産業に携わる方々に少しでも希望や勇気、やる気や感動が与えることができたのであれば、講師冥利に尽きるというものです。

 またこういった嬉しいメールをいただくことは、僕のモチベーションを上げることにもつながり、僕もまた感動させていただいている状態です。

 こちらこそ本当にありがとうございます。
住宅産業は感動産業、素晴らしい「家」づくりを期待したいものです。

 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 この日は北九州市小倉で講演でした。
飛行機からは雪景色された北アルプスが眺められ、とてもきれいでした。

 住宅業界は1972年に186万戸の建築戸数を記録したことがあります。
ところがその数は徐々に減少し、2109年には78万戸と大幅にダウンした建築戸数となっています。なんと42%にもなっているのです。

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 講演でもお話をしたのですが、住宅会社は諸外国から学ぶということがないように思います。世界で一番大きな住宅会社が何と積水ハウスや大和ハウス工業なのですから。
 車業界の話をすると、例えばトヨタ自動車はゼネラルモータースに追いつけ追い越せと学ぶべき点は学び、企業努力して世界のトヨタを築き上げました。
 そうは言っても、現実には韓国製や中国製の価格の安い、それでいて性能もよい車の台頭で販売面で四苦八苦もしています。

 住宅業界はと言えば、海外からの進出がまったくなく、危機感のないままに現在に至っています。ではどうしたらよいのでしょうか・・・?
我々住宅業界はもっと他の業界からヒントを得て、工夫・改善・改革を推し進めることが重要ではないでしょうか。
今後も住宅の着工戸数は減少の一途をたどることが間違いのない現実として存在します。

 住宅産業は感動産業、もっと顧客満足についても、技術面においても、他の業界から良いところは積極的に取り入れ変化していくことが必須事項と考えます。

 我々の仕事は一部の建売分譲などを除いては請負で仕事を成就させます。
・・・・となれば、会社の信用・信頼が業績に大きく影響するはずです。
もっともっと人間力を磨きたいものですね。
 お客様に対する、接客やマナーなどの対応、顧客視点に立った日常へと変化することが急務だと考えます。
 そういった顧客目線に立った住宅会社こそが生き残っていくと思われてなりません。
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author: Masahiko Kato
 今日は顧問会社に仕事で来ています。
いろいろと地域への話題性のある会社づくりをしようとの提案をいたしました。

ところで、 皆さんはご存じでしょうか・・・?
「富士宮焼きそば」です。

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 当初、富士宮市で中心市街地の活性化のためのワークショップで、関心のある市民が地元のB級グルメ「焼きそば」に目を付けたのが最初だったようです。
だが費用がなくて、そこで「何か面白そう」「なんだか楽しそう」という要素を作りました。名称を「やきそば学会」と怪しい感じに、TVドラマ『Gメン75』になぞって「やきそばGメン」とし、街中をパフォーマンスして映像を流し、焼きそばで街おこしをした横手市と太田市と提携し「3者麺談」を実行し、「3国同麺協定」を結びました。

 実に10年間の経済効果は439億円、富士宮市に2000年に救世主が出現したと「ヤキソバイブル」には書かれてあります。

 話題性はとても大切な要素ですね。
僕もかつて積水ハウス時代に「いつでもどこでも何かをやっている積水ハウス」というお題目で現場見学会をはじめ、講演会、フリーマーケット、メンテナンス塾、OB客様向け感謝イベント、雑誌の発行、ラジオ番組、市長との雑誌対談、・・・・いろいろと実践しました。

 それにつれて業績もアップしました。
地域に関心を持ち、地域に話題を投げかける会社づくり、地域に明るい話題を提供する会社づくりをしたいものです。
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author: Masahiko Kato
 「ピンポーン・・・」
オフィスに顔を出したのは佐川急便さん、もうすっかりおなじみの顔になっています。
今日も笑顔が気持ち良いですね。(たぶん疲労困憊なのでしょうに・・・・)
僕が不在続きだったせいでご迷惑をかけてしまっていました。
今回も夜、最終の時間となっています。

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 サインをして佐川さんに尋ねます。
「今日は何件回ったの…?」「ちょっと待ってください、正確に出ますから・・・」
データの端末機をチェックして、「今日は少ないですよ、108件です
「エーー!!」(すごいなあ~)

 住宅業界の営業の1カ月当たりの顧客との面談件数はというと・・・・
ほとんどの会社で100件は達していません。
平均して50件ぐらいではないでしょうか。
何と佐川さんの1日分にも達していないのです。
勿論商談件数よりも商談時間が大切ではありますが・・・。

 心理学者ザイアンスは「人は会えば会うほどにその人を好きになる」と言っています。
面談量は重要ですね。
特に入社したばかりの新入社員は質よりも量をこなすべきというのが僕の持論です。
住宅会社でのマネージャー時代「量は質に転化する」と言って、顧客との面談を重要視しました。
年齢層ごとに基準を決めて実行を促したのです。

 人は感情で動きます。
顧客と親しくなることはとっても重要、また熱心さは人の心をも動かします。
あなたも面談をもっと重要視しませんか・・・・!?

カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 お土産を買いたくて行列に並んだ思い出はありませんか。
待つ間の長い時間も、差し上げる人たちの喜ぶ顔を思い浮かべると辛くはありませんでした。

 そう一時的に爆発的にブームとなった生キャラメルの話です。
田中義剛さんの花畑牧場は脚光を浴びましたね。

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 最近そんな光景を見ることが少なくなりました。
ほとんどの人が一度は口にして生キャラメルを味わったからです。
もう一度食べたいという思いにならなかったのでしょう。

 世の中のヒット商品はほとんどが再購入率の高いものです
東京ディズニーリゾートのリピーター率は何と98%とも言われます。

 住宅業界におけるトップ営業もその契約のほとんどが紹介です。
一人ひとりの顧客を大切にしていることで次なるリピートにつながります。

 ヒット商品も営業の世界も再購入率の高さが決めてとなります。
会社のファン、商品のファン、自分自身のファンを創っていきたいものです。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 このところ、スケジュールがきつくて身体が悲鳴を上げそうです。
前日は早朝から自動車関連の企業のベテラン社員対象の研修を実施、終わってから東京入りしました。

 錦糸町にある宿泊先のホテルは、来年の東京スカイツリーのオープンを意識してか、レストランも一新しており、スタッフの対応も随分と感じよくなっていました。(笑顔が素敵でしたね。おかげで癒されました。)

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 久しぶりにゆっくりとさせてもらい、錦糸町から千葉へ、その後成田線に乗り換え、1時間40分かけて目的地の近くの下総橘の駅に到着、その後お迎えの車で30分、講演予定の工場へ無事着きました。(結構遠いです。)
 ここは茨城県とは言っても、千葉県銚子市に近い場所、なんとなく海の匂いも感じます。

 参加者の方々とともに工場見学もさせてもらって、その後2時間たっぷりとお話をさせていただきました。
 レジュメのすべてをお話しすることは無理でしたが、充実した時間でした。

 その後葉高速バスで東京駅へ、新幹線、中央線を乗り継ぎ23時に帰宅、自分の身体との戦いが続きます。