2011年 01月の記事

January 2011
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 2009年は住宅着工件数が45年ぶりに80万戸を割りましたが、2010年度は多少上向きに転じたようです。
 我が家でもテレビを購入した際にエコポイントを意識したのですが、住宅の場合はエコポイントのみならず、フラット35S、大型ローン減税、長期優良住宅などバックアップ体制があったといって良いですね。
 但し長期的に視た場合、需要が前倒しになっていると考えられ今後は2009年以上に厳しい現実が待っていると考えるのが一般的であると言えるように思います。
 長期優良住宅の1、2%ローン減税は今年で終了、我々は今こそ体質強化を考えていかねばならないといって過言ではないでしょう。

null 20110119-Image1741.jpg

 名古屋近辺の住宅展示場を見学に顔を出しました。
この日見学した会社の展示場は顧客視点を意識した装いでした。
顧客の感性を意識しての作りとなっていたように思われました。

 おそらくこの1年、もっと強く住宅会社の優劣が鮮明になってくる筈です。
「顧客視点」に立つことの重要性、「人」が商品となる事、「OB顧客を戦力にしていく」ことなどが望まれるに違いありません。
 
 そんな会社のお力になれるよう、しっかりと支援していく新たな決意をしたところです。
 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 有難いことに今年も多くの方々から年賀状をいただきました。
その中から印象的な年賀状を紹介させて頂きます。

 まずは皆さんよくご存じの志茂田景樹さんです。
最近はマスコミ出演を控えてボランティアを中心にした活動をしてらっしゃいます。
幼稚園や保育園を「読み聞かせ」で全国を巡回してらっしゃいます。
直木賞作家でもあり、尊敬できる大学の先輩でもあります。
積水ハウス時代、御自宅を作らせてもいただきました。

null 20110113-Image1752.jpg

 次は設計士として国土交通大臣賞を受賞した友人の岸一さんです。
昨年は一緒に全国セミナーを実施しました。賀状はインド・ガンジス川でのスケッチですね。さすがと言わせるタッチです。今年もまた一緒に何か行動を起こしたいと話しあっています。

 3番目はテレビCMの「かんな社長」で有名なアキュラホームの宮沢社長です。
賀状もかんなで削ったような「和」のイメージです。先月たまたま講演の仕事をいただきました。厳しい住宅業界ですがますます業績アップで活躍してらっしゃいます。

null 20110113-Image1749.jpg 20110113-Image1753.jpg

 他にも「世界の山ちゃん」の山本社長、「手羽賀新年」としゃれていますね。
日本経営士会中部支部長の加藤健二さん、センスの良さが光っています。

多くの人達に支えられて生きている事を実感します。
 ありがとうございます。
今年も頑張らなくては・・・という気持ちになってきますね。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 何と160万部を突破し、アニメ化も決まったという岩崎夏海氏の「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。
 こういった本が若い人にも読まれてピーター・ドラッガーの「マネジメント」も、多くの人が関心を持ってくれればという思いがよぎりましたが、案の定ドラッガーの「マネジメント」も随分と売れ行きがよいと聞きます。

null 20110109-41AY8WEF74L__SL500_AA300_.jpg

 1、「自らの組織に特有の氏名を果たすこと」    
書の中のみなみちゃんはこれを「甲子園に行くこと」と解釈します。
 2、「仕事を通じて働く人を生かす」    
みなみちゃんはこれを、野球部にかかわる全ての人を生かすことだと解釈する。
 3、「自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する」    
みなみちゃんはこれを、野球部にかかわるすべての人に「夢と希望と勇気を与えること」だろうと解釈する。彼らに感動を与え、それを彼らの生きる力に変えてもらうことこそが、ドラッガーのいう「社会の問題について貢献する」事だろうと確信する。
 
 若い人のみならず、社員の一人一人が組織とは何なのか、経営とは何なのか・・・という命題に関心を持ってくれれば・・・この本を読んで終わったという一過性のものではなく、もっともっと経営参画する人達が増えてくれれば組織はぐっと強くなるのでは・・・などと感じました。
 この小説に出てくる登場人物の何人かは AKB48のメンバーがモデルになっているらしいのですが、組織作りに興味・関心を取ってくれる人が増えることを期待したいものですね。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 毎年1月5日は熱田神宮の「初恵比寿」です。
この日は午前0時から多くの人で神宮はいっぱいになります。
恒例となったこの日の参拝、午前8時半はすいている時間でしたが、それでも数多くの人で神社は活気にあふれていました。

null 20110106-Image1720.jpg

 昨年1年の感謝をして、今年の新たな「はたらきえびす」と「あきないえびす」のお札を買い求めました。この1年が良き年でありますようしっかりと祈願もいたしました。

20110106-Image1722.jpg 20110106-Image1739.jpg

 今年の経済の予測「日経ビジネス」によれば、決して予断を許しません。
益々優勝劣敗の荒波が我々を襲ってくるといってよいでしょう。
 主要30項目の予想が書かれていましたが、住宅業界にとっても厳しい年となるのは間違いありません。1%を割る水準にまで低下した住宅ローン金利や政府の景気刺激策は追い風ではあるのですが、市場の不安要素は増える一方であり日本国内の高齢化や人口減少の現実で新築需要は確実に減少となるからです。

 大手は富裕層狙いで奪い合いがますます激化してくるでしょう。海外への戦略もはたしてどうなるか不安が付きまといます。元気印なのはローコストを中心に展開する住宅会社ということでしょうか。

 そんな状況下ではありますが、今年もまた勝ち残る住宅会社作りのアシストをしっかりとしていきたく考えております。まだまだ生き残る手法は間違いなく存在するのです。