2010年 11月の記事

November 2010
 久しぶりに長野県での仕事でした。
一昨日が岐阜での仕事でしたから、何か最近は地元近くで仕事をしている感じです。

 マイカーを飛ばして2時間半、伊那市が今日の仕事場でした。不動産会社のコンサル業務で女性社長が僕の話に熱心に耳を傾けてくださったことが印象的でした。

 人口7万人のこの街にも秋が訪れていました。
写真は高遠城の紅葉です。さすがに伊那市は寒いですね。
この日は長野県北部で雪が降ったとのこと、ついついコートの襟を立ててしまいます。

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 伊那市は小沢の花公園の芝桜も有名です。
季節がゆっくりと、とはいってもしっかりと流れてきているのが解ります。

 今年は紅葉を見学に出掛けることもありませんでしたが、仕事先で秋を感じています。
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 広州アジア大会、陸上の男子やり投げで村上幸史選手が自己ベストを更新して金メダルを獲得しました。昨年の世界選手権で、この種目日本勢初のなる銅メダルを獲得した村上選手は。1投目でトップに立つと2投目で自己ベストを5センチ更新する83メートル15を記録したのです。「日本選手団の主将としての責任を果たせました。きのう女子で後輩の海老原が金メダルを取ったことが刺激になりました」と語った。また「来年は目標にしてきた85メートル台に挑戦する年です」とも・・・。

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 そう1日前には女子やり投げでは海老原有希選手が61メートル56の日本新記録を投げて優勝を飾った。二人とも新記録での金メダル獲得・・・・素晴らしいの一言ですね。

 住宅営業も自己新記録に挑戦してみよう。自分の行動新記録を創ってみよう。面談件数の新記録、アポイント面談数の新記録、プレゼンテーション提出数の新記録、TEL折衝数の新記録、なんでもいい自分の新記録にチャレンジしてみることだ。
・・・そして契約の新記録が出たらそれはもう最高!だよね。

 目的意識を持って自分の限界に挑んでみること。大切なことだと思う。

 
 TIME IS MONEY ・・・といいますが・・・
 最近とみに時間が資源であると思われてなりません。
他にも時間は命(大げさかな) 時間は宝(なるほど、なるほど)等とも思います。

 「貧乏暇なし・・・」というけれどいつも時間に囚われている自分がいます。
人はみんな一日に24時間という時間を与えられています。
なのになんでこんなに人は結果に個人差が出来てしまうのでしょうか。

 年齢を重ねるにつれ時間の過ぎていくのが早くなってきているような感がしてなりません。自分を取り囲んでいる社会の変化が激しいせいでしょうか?それとも人生の残りの時間が少なくなってきているせいでしょうか。幼かりし日、一日ってもっともっと長かった感じがするのですが・・・。

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 我が書棚を探せば時間に関する書が並んでいます。
あれっ・・・いつの間にか時間に関する本が増えてきていました。
時間に関する感覚が徐々に厳しくなってきている自分を感じています。

無駄な時間はとにかくもったいない。 
もっともっと時間を大切に使わなくては・・・。

 住宅は会社への信頼と、商品の魅力、そしてもう一つ社員とお客様との関係が良好であること、この3つがしっかりとそろわないとお客様は契約を結びません。

 今ほど建築現場が重要視されている時代はないでしょう。
住宅を考えてらっしゃるお客様は必ずと言っていいほどに、検討中の住宅会社の建築現場を見たいとおっしゃいます。

 またコンプライアンスが重要となった今、建築現場周辺の近隣配慮も大切です。
現場における職人さんたちの一挙一動が住宅決定の大きな要因となっていると言ってもよいでしょう。

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 この日は関東にある顧問会社の社員さんと一緒に建築現場のパトロールをさせて頂きました。
まさに現場こそ展示場であることを実感しました。

 住宅という商品はお客様にとって一生で一番大きな買い物、現場の充実が他社との差別化につながると言って間違いありません。
 
 厳しい時代である今こそ、現場力を武器に新しい住宅会社を目指してほしいものです。
 
 PHP研究所から新刊が出版されました。トップリーダーが綴る『元気をもらった一言』という本です。
174名の共著です。
一人当たり2ページずつでまとめられています。

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 「不安に襲われ立ちすくんだ時、困難に直面し挫けそうになった時、そこに希望の光が見えれば、私たちはまた頭を挙げて前を向き、歩み続ける事が出来ます。各界で勝医薬するトップリーダーの方々が。これまでの人生においてその傷ついた心を癒し。力や温もりを与えてくれた言葉、苦しみから解き放しててくれた言葉について、エピソードと共に綴った書です。」

 ユニー社長 前村哲路さん
 東京海上日動火災保険会長 市原邦夫さん
 (株)壱番屋特別顧問 宗次徳二さん
 ワタミ(株)CEO 渡辺美樹さん
 スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄さん
 日本財団会長 笹川陽平さん
 (株)エスワイフード会長 山本重雄さん・・
・・・などたくさん著名人の中に、不肖
 私も稚拙ではありますが、サラリーマン時代の思い出を書かせて頂いています。

 有難いことに私にとっても7冊目の出版物となりました。
コンサルタントとして独立後、毎年1冊ずつ書が世に出ていくことは非常に光栄に思っています。

 どうかご一読いただければ幸いに思います。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 名古屋にて社団法人、中部産業連盟にてセミナーを実施しました。
今日のテーマは「営業マネージャーの役割と任務」今回で5回目のセミナーです。

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 この中部産業連盟は1948年経済産業省の所管の公益法人として設立されました。
今年創立62年になるわけですね。
 主にコンサルティング事業、企業診断・指導・研究開発、ISO受信指導、マネジメント開発・研修事業、経営全般における各種セミナー・研修会、企業内における教育・訓練・海外視察等の編成派遣、優良企業・機関見学会などを事業内容としています。

 会員数は800社近くあり、主に中部地区の企業を中心に活動しています。
この日も様々な業種から受講される方々がお集まりでした。

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 中部産業連盟のリーフレットには講師のトップに僕の名前がありました。
現在、僕には平成24年まで講師の仕事が入っています。

 ちなみにこの日の僕のセミナーに対する満足度は、一生懸命の講義の甲斐あってか満足度(評価)が随分と高かったようです。
 受講者の真剣さが伝わってきて6時間もの長時間でしたがあっという間に時間が過ぎてしまいました。
 セミナーを終えて、心地良い疲労が全身を覆いました。
 今月は5日に広島でセミナーを実施しましたが、偶然ですが、今回は講演で広島県福山市に来ています。
 福山駅のすぐ前に大きな建物がそびえていました。

福山城です。こんなに駅の近くにあるお城は初めてです。
 この福山城、関ヶ原の戦い以降は福島正則がこの地域を治めていたのですが、武家諸法度違反により改易され、その後は徳川家康のいとこである水野勝成が毛利氏など西日本の有力外様大名に対する抑えとしてこの地に赴任し築城したものです。

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 この日、講演前に駅の構内にあるレストランで「牡蠣ご飯」をいただきました。
旅に出ての一番の楽しみはといえば、その土地の名物である食べ物を食することでしょうか。
 この地方の名物である、牡蠣と蕎麦の定食をごちそうになったのですが、気分的にそのエリアを知ったような気持にもなるから不思議ですね。

 この日の講演では「地域密着の重要性」をお話しさせて頂きました。
住宅業界にあっては「地域密着」は大きな戦略といって間違いありません。

 地域に根差した住宅会社こそ厳しい時代を乗り越えていくものと信じてやみません。
 千葉市で社員研修の仕事でした。
千葉といえば「ディズニーリゾート」が有名ですよね。
 1983年オープンしたこの遊園地ですが、何と言っても顧客満足度NO1です。
そのリピーター率は97%ともいわれます。(凄いですよね。)

それまであった遊園地はお客様に従業員が「こんにちはぁ」「いらっしゃーい」と挨拶をしていたでしょうか。
 ディズニーではお客様をゲスト、自分たちの事をキャストといいます。
つまり従業員一人一人が主役と考えられているのです。

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 このディズニーを運営する会社「オリエンタルランド」のキャストディベロップメント部・部長、安藤吉克さんにお話を伺ったことがあります。
 何とこのディズニーリゾート、クレームがすごいそうなのです。
「嘘でしょ!」と思ったのですが、つまりはこういうことです。
クレームとはお客様の期待の声なのですね。
期待されているディズニーだからこそクレームも存在するということです。

 クレームに対してネガティブな気持ちを持つ必要はありません。
クレームはポジティブにとらえお客様の期待にこたえていくことが大切なのですね。
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 10月の名古屋を皮切りに大阪・福岡・広島・仙台と進めてきて・・・早いものですね、最終回の東京を迎えました。
 個人的には全国のセミナーは3回目、先回は世界で一番住宅をたくさん売った営業マン田中敏則さんと二人でのセミナー実行でした。
また、当時は住宅産業研究所さんからの御依頼でした。

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 今回は目先を変えて営業・設計・現場の3名で開催しました。
しかも我々だけでの自主実行でしたから準備が大変でした。
敢えて言えば反省点は準備不足、3人とも多忙でして段取り不足でした。
もう少し時間の余裕があれば全会場満員に出来たように思われてなりません。

 設計を担当してくださった岸さん、画家を目指していただけあって素晴らしいスケッチでしたね。
現場の立場で話しをしてくれた本多さん、味のある語りが大評判でした。
終了後のアンケートでは受講者全員から満足をいただくことができました。
お手伝いをしてくださった皆さんもお疲れさまでした。

 そして何よりも来場してくださった受講者の皆様方に感謝です。
本当にありがとうございました。
 仙台です。
全国セミナーでの仕事で訪れましたが、楽しみの一つはビジネスホテル部門で顧客満足度NO1のリッチモンドホテル仙台に宿泊することでもありました。

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 第一印象、フロントの対応はどうか気になるところでしたが・・・さすがですね。
素晴らしい笑顔で迎えてくださいました。
「おかえりなさい」といわれているような感じです。
「宅急便を預かっています」丁寧に荷物を手渡してくれました。
このリッチモンドホテルでは全国のホテルに働く従業員の笑顔の表彰をしているとも聞きました。
すばらしいですね。
笑顔は営業の原点、お客様を気持ち良くする工夫はとっても重要と思います。

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 ホテルに宿泊して思うことは・・・
部屋の広さ、清潔さ、アメニティーの充実、食事のおいしさ、チェックアウト時間、デスクワークのしやすさ、お風呂のスペース、宿泊料金・・・ですが何と言っても従業員の対応が一番なのではないでしょうか。

 このすべてをこのホテルは満足させてくれました。

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 この仕事について7年、年間100~150回ぐらいでしょうか、御蔭さまで数多くのホテルに泊まる機会に恵まれています。
ビジネスホテルであれば全国のランキングがつけられるぐらいでしょうか。
 このリッチモンドホテル仙台のようなおもてなしのホテルが全国に増えてくれる事を期待してやみません。

 チェックアウト時、「行ってらっしゃいませ」の声が仕事へのモチベーションアップを約束してくれました。

 
 プレジデントとの11月29日号に激減している日本人の給与が特集として取り上げられていました。

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 ここ数年減少気味であった我々の給与は2009年には最大の下落となり、かつての上昇が夢のようですね。また業種を問わず減少しているのも大きな特徴です。
 住宅業界も厳しい現状ですが、製造業、卸売り・小売業、医療福祉、運輸、生活関連業、宿泊・飲食業はより大変な状況に追いやられています。
 業種別のトップは電気・ガス・水道業ナドインフラ系で705万円、それに対して宿泊・飲食業は337万円でワーストです。
 昇給・昇格といったかつての当たり前が崩れてきているのも現実です。
 仕事を終えての楽しみであったビールが発泡酒に変わり、第3のビールへと変化しているのもよくうなずけます。

 地域別の平均給与では東京が595万円でトップ、沖縄が327万円で最下位となっています。貯蓄ゼロ世帯が20%を超えているとのデータもあります。
 我々を襲う生活不安、安心できる会社はどこへ行ってしまったのでしょう。

 ローコスト住宅についつい顧客の眼がいくのも納得してしまいます。

 毎日が勝負の緊迫感なるご時世がここ当分続きそうです。
 
 
 
 興味深い記事がありました。 
電通総研の調査にとると何と彼氏がいる独身女性は30%ということです。驚きでした。
ちなみに23歳から49歳までの独身女性へのアンケート結果です。

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 女性が男性を選択する条件が随分と変化してきています。
かつては「三高」と言われた時代がありました。
「年収の高」「高学歴」「背が高いこと」が男性に期待する3項目でした。
それが最近の調査では「信頼できる人」「価値観が近い人」「安心できる人」「一緒にいて楽な人」・・・の順となっています。

 恋愛に関して相手からのアプローチを待つタイプが女性で73%、男性に至っても64%という結果が出ていて、お互いに待ちの姿勢が感じられます。またこれにも増して驚いたのは「恋愛はしてもしなくてもいい」という人が58%で「恋愛は必要である」という考えの人の42%を上回っていました。

 コミュニケーションが苦手な人が増えてきたのではないでしょうか?。
何事にも興味、関心を示し様々なネットワーク作りを望みたいものです。

 
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 昨日の福岡に続いてこの日は広島でセミナーを実施しました。
昨日の福岡での大きな国際会議場と違って今日はYMCAホール、小会場です。
こういった会場はまたそれなりに温かみを感じますね。
嬉しかったのは過去の僕の講演やセミナーを聞いてくださった方が再来場してくださったことですね。中には久しぶりと地元名産のお土産迄いただいた方もあって恐縮いたしました。ありがとうございます。

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 10:00~16:30まで長時間でしたが皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
我々講師3人も熱を込めての講演でした。
名古屋を起点として始まった今回のセミナーもこれで4回目が終了、受講された皆さん方のアンケート結果は全てが満足という結果をいただいています。

 残り仙台会場と最後の東京会場、しっかりと務めさせていただきたく考えております。
今からでも遅くありません。席の方はまだ若干の余裕もありますのでご参加ください。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
 8月26日に福岡県は久留米市で講演をいたしましたが、それ以来の福岡での仕事です。
博多の街はなんとなく活気に満ちているように感じました。「いいですね」九州は何かロマンを感じてしまう場所でもあります。

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 宿泊先のホテルの部屋に有名な辛子明太子の「ふくや」さんを紹介した漫画本が置いてあり、興味もあって瞬時に読破しました。すでに故人とはなってはいますが「ふくや」の創業者川原俊夫さんは1949年から明太子の製造を始めました。何度も何度もチャレンジして味の改良に努め「味の明太子」としてスタートしたこの商品が今では博多名物となったわけです。

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 商標登録もせず、製造法特許も取得せず地元同業者へ製造方法を教えた為に様々な風味の明太子が生み出されました。

 平成15年度には経済産業大臣から消費者志向優良企業として資生堂やP&Gと共に、表彰を受けています。

 この辛子明太子ご飯に合って、ご飯がよく進みます。美味しいですよね。
辛口のあの味わいが何とも言えません。
 美味しい味は、創業者の絶え間ぬ努力から生まれてきたものなのですね。
 妻の両親がめでたく結婚60周年を迎え親族で「ダイヤモンド婚」のお祝いをいたしました。この日は朝9時に自宅を出て、東三河の西浦温泉「銀波荘」にて食事会をしてゆっくり温泉に浸るという段取りでした。この日ばかりは僕も久しぶりの休日をとっていました。

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 この日の主人公は勿論両親ですが、80歳を超えた二人がみんなの祝福に若干照れながらも喜びを隠しきれない状態でした。
 結婚記念日は特別な日ですね。
二人が力を合わせて積み上げてきた、家族の絆が証明される、大変意義深い日でもあります。
 ちなみに結婚記念日は1年目から名前がついています。ご存知でしょうか?
イギリス式ではありますが・・・1年目の紙婚式から始まり、綿婚式、革婚式、花婚式、木婚式、鉄婚式、銅婚式、青銅婚式、陶磁器婚式、錫婚式、鋼鉄婚式、絹婚式、レース婚式、象牙婚式、水晶婚式と続きます。

 25年は銀婚式、30年は真珠婚式、35年目が珊瑚婚式、40年目がルビー婚式、45年目がサファイア婚式、そして皆さんよくご存じの50年目は金婚式ですね。55年となってエメラルド婚式、60年目がダイヤモンド婚となるわけです。

 生きていくことすら大変なのに、結婚60年を迎えることは素晴らしいことと思われます。両親の姉は102歳まで延命しました。結婚75周年のプラチナ婚を目指して頂きたいものです。