2007年 03月の記事

March 2007
カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
 東京で出版社とセミナーの打ち合わせをすませた後少し時間があきました。健康を考えて散策をしていますと靖国神社へきました。ここはにぎわいがあります。あの靖国問題が嘘のように平和な雰囲気でいっぱいです。
 縁日の屋台もたくさん出店していて人はにぎわいが好きであると感じます。住宅の現場見学会も賑わいが必要ですが、この人の多さは春という季節のせいもあるのでしょうか?
 
null
null
 
 千鳥ヶ淵にやってきました。自然と懐かしい学生時代がよみがえってきます。「爆風スランプ」の歌に歌われた大きなタマネギを乗せた日本武道館が向こうに見えます。満開までは少し時間がかかりますが平日というのに、ここはもう人でいっぱいです。日本人の心の中には桜の花が生きているのでしょうね。
 甥が今年早稲田大学に合格しました。ハンカチ王子の斉藤君と同じ教育学部です。これも「桜咲く」というのでしょうか。早稲田ですから「稲穂実る」といったほうがいいのかもしれません。
 明日を見つめる人と、昨日を振り返る人の双方がこの時期桜を観に町へ出てきます。明日は雨模様と聞きますが、どうかせっかく咲き始めた桜の花が散らないでいただきたいと願わないではいられません。 

null
カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
 今日は東京から仙台へ向かっています。仙台までの新幹線「こまち」の車内です。お茶のサービスを受けながら駅弁をほおばります。僕の好物の海鮮もの、「いくら」と「ウニ」と「蟹」の盛り合わせのお弁当です。実は昨年は数えると156回にわたってホテルに宿泊していました。新幹線に乗車するのも頻繁のことで日本国中のいろんな駅弁をいただくことにもなりました。この弁当もお勧めの一つです。ほっとしてからの充実感のあるひとときでの食事は何ともいえません。大切な幸せな時間です。

null

 仙台で仕事を終えて帰り道です。駅構内でおみやげをみていましたら、ありました。仙台名物「ずんだ餅」です。仙台は「牛タン」がなんといっても有名ですが,この「ずんだ餅」も美味ですね。以前仙台で宿泊した時、市内で食した焼き魚「きんき」も脂がのっておいしいものでした。日々移動が大変な毎日ですが、いろんな方々、いろんな風景、いろんな食べ物が私をいやしてくれます。今日も一日いい日であったことに感謝して「いただきまーす。」どうやらおみやげがなくなってしまいそうです。
今回、伊達政宗像をみる余裕はなかったけれど次回の楽しみとしましょう。青葉城、広瀬川・・・仙台はもっと魅力がたくさんある町に違いありません。

 null
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 私のお世話になっている建築会社の建物が完成しました。この建築会社の社長、いつも夢を追いかけている方で人間的にも魅力のある方です。住宅も大きな丸太を使ったログハウスを作っています。この会社と出会って半年以上がたちました。いつの間にか毎月顔を出すようになりましたが、今日は完成したログハウスを見に行きました。家の中に入ると、いい香りが鼻を突きます。大きな地震が北陸でありましたがこの建物は全く揺れを感じさせません。威風堂々と建っている、そんな感じの重量感と存在感のある「家」です。夢のある社長と夢を求める社員の方々と一緒に時間を共有する事はとても気持ちのいい時間が過ごせます。

null null
カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
ボーリング調査を行っています。実は私の自宅近くの分譲地で地盤が弱かったことが判明し2軒の家が移転しました。それに伴い近所でもある私たちの住民が分譲主へ地盤の強度を再チェックするよう求め実行中というわけです。16年前に分譲されたものですが地耐力がなかったとは意外でした。「砂上の楼閣」という言葉がありますが、地盤調査は基本中の基本しっかりと調査しておいてほしいものです。
 私たちの業務もしかりですね。基本がしっかりとできているかどうか絶えずチェックしていきたいものです。業績のいい会社とそうでない会社の大きな違いは基本の徹底がされているかどうかにかかっています。「凡事徹底」といきたいものです。
null
カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
 先日、コンサルに入っている会社の社員の方と食事に行き、彼らのお勧めの店を紹介していただきました。実は先月は顧客満足の勉強を兼ねて彼らと一緒に「カレーハウスココ壱番屋」の第一号店に行ってきました。この店は私が新入社員時代に珍しい名前のカレー屋さんがあるなと感じて一度入ったことがあります。今やそのカレー屋さんが1080店舗をこえてハワイや台北、上海にも出店しています。名古屋市の郊外、西枇杷島町というところの貸店舗の一角に第一号店は昔と変わらない形で残っています。以前と違う点といえば入口に「ココ壱番屋第一号店」という表示がしてある事ぐらいです。カウンター席の18席も変わらず社是の「ニコッ」「キビッ」「ハキッ」の精神もここでははっきりと応対する社員の方に残っていました。また写真に写っている「グランドマザーカレー」という創業当時の懐かしい味が季節限定でメニューにありました。

null

 今日のもう一つの写真はオムライスのお店、上記のカレー屋さんの近くにあるお店です。写っているのはトロトロ卵の牛肉入りオムライスです。卵が巻いてあるスタンダードタイプとご飯にとろとろの半熟卵がかぶせてあるオープンタイプがあり写真はオープンタイプ。通常のオムライスよりは80円値が上がるのですがそのトロトロの食感が好評で人気があるようです。この店はソースもあんかけソース、ケチャップソース、デミグラソース、ホワイトソース、トマトソース、ミートソースと選べます。トッピングもいろいろチョイスでき楽しめます。ご飯の味付けはケチャップ味、しょうゆ味、ドライカレー味、キムチ味の4種類、すべてのメニューが玉ねぎとコーン入りです。

null

人気のお店にはそれなりの工夫があり顧客の立場を考えてのメニューがあるのですね。味めぐりは顧客満足の勉強にもなります。

カテゴリー:General
author: Masahiko Kato
null

 怪傑ハリマオ、鉄腕アトム、ウルトラマン・・・懐かしいヒーローがいる。人によって、時代によってヒーローは異なる。だがしかし誰の心にもヒーローやヒロインは存在する。そしてかつて住宅マンはヒーローだった。顧客は住宅営業の「熱意」に感動し、その証として契約書にサインを書した。営業の一生懸命さに心うたれ(あの営業だから買った)顧客は多かったはずだ。顧客は営業に、設計にマイホームの夢を託した。営業は顧客の夢の実現に日夜足しげく通い打ち合わせに専念し、出会いから契約まで現場案内、プランやプレゼンテーション堤出、土地調査とドラマ作りに専念し、工事担当は営業からの熱いバトンを受けて地鎮祭から着工、上棟、竣工、引き渡しと見事に舞台づくりを演出した。
いろんな業種の仕事がある。いろんな営業のパターンがある。だがこんなに顧客の心に入り込んでいく業種は他に類をみない。契約時に「どうかよろしくお願いします。」と顧客が手を差し伸べてくる。引き渡し時に「よくやって頂きました。本当にありがとうございました。」顧客の口から感謝の言葉が漏れる。住宅マンは間違いなくヒーローになりうるのだ。
ところが、どうやら住宅マンがヒーローから遠ざかっているという声を聞く。時代の変化に付いていけていないのだ。買い手市場の時代である。訴訟化時代の到来でもある。以前より増して顧客の要求水準値は高くなっている。そんな今、感動経営が叫ばれる。組織全体で顧客を満足させるべく時代がやってきた。顧客満足度の向上は単に一時的な流行現象であってはならない。住宅マンたちがヒーローとなって会社ぐるみで感動経営の烽火を上げた時、顧客は(あの会社だから建てる)と決断するに違いない。
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 以前このコラムで「エリアに強くなろう」と書かせてもらったが、ここで再度エリアの重要性を記す事にしたい。企業の研修などで受講生に尋ねる。

 「皆さんが仕事をしているエリアの人口はどれだけですか?」「ええっー」わかりませんとの答え。「世帯数はどれだけですか?」これもわかりませんとの答え。では「この1年の住宅着工戸数は?」当然わかりませんとの答え。「じゃあ、市長さんの名前は?」「誰だったかなあ」との答え。早速その場から彼らの担当エリアの役所へ電話をして教えてもらう。

 実は意外かも知れないがほとんどの営業が自分達の仕事をしているホームグラウンドである筈の地域の情報を熟知していない。住宅営業にとって自分達の仕事場を知るという事は大きな戦略になると私は確信する。会社員時代、人口30万人ほどの一つの街で実績の成果のせいもあって転勤を免れ17年間営業をさせてもらった。この地域では自社・他社を問わず誰にも負けないという自負があった。仕事場である地域には様々な企業が存在した。私の場合でいうと王子製紙、中部電力、航空自衛隊があった。そういった法人と提携して販売しやすくする方法もとったし、それらの法人の社宅には投げ込みや飛び込みを徹底していた。また地域には建替え地域が存在もする。調査すれば分譲開始時期や手がけたデベロッパーもわかる。その中に自社のOB顧客がどれだけ建築されているかも調べられる。建替え率も建替えを施工した住宅会社もわかる。当然、建替えの多い会社の戦略も、ヒト・モノ・カネの投下状況もわかる。そして自分達がどう動けばいいのかのヒントを見つける事も出来る。営業は重点エリアを定めもっとホームグランド戦略に徹することに努めるべきだろう。