地球の温暖化でだんだんだんだんと暖かになっていくばっかりかと心配していたので寒い日が来てほっとしています。とはいうもののメチャ寒いですね。勝手なもので寒い日が続くとあの暑かった夏の日々が懐かしくもなるのですから不思議というか自分勝手なものです。そんな中で今年は絶対風邪はひかないぞ!!と自分に言い聞かせています。何故かというとありがたいもので皆さんのお陰で忙しくなってきております。で、講演も増えてきました。セミナーもあります。「2月8日のセミナー69名集まっています、もっと動員できるよう頑張ります」・・・「2月10日104名受講希望がきてます・・・」なんてメールを見るととても風邪なんてひけません。僕の話をわざわざ聴きにきてくれる人がいる。しかもお金を払ってまでして・・・ということで、いつのまにかマスクを持って出かけるのが日常になってきています。電車に乗った時や、人ごみの中では防御の為にそっとマスクしています。そしていつもにまして咳やくしゃみに敏感になっています。実は1人になってから・・・つまり独立してから、また新たに人の心の優しさが身にしみるようになりました。辛い事もあります。誤解されたりする事もあります。そんな事があるからこそ人の心の温かみが身に沁みるのかもしれませんね。いえ、きっとそうです。寒い日が続くからこそ人の心の温かみがグッとくるのでしょう。そしてそんな人たちの期待に応えるべく使命感を持った仕事に打ち込んでいます。本当はもっと余裕があって充電をしっかりとしながら・・・という生き方をしたいのですが上手くいかないのが人生です。どこかで軌道修正をしなくてはと思ってはいるんですけどね。
  昨年の暮れから気になっていることがあります。実は父親の調子が良くありません。僕が会社を辞めてよかった理由のひとつに親孝行まではいかないのですが、両親のもとに顔を出せるということがあります。振り返れば随分と親不孝をしてきたものだと後悔もしたりします。だからという事も手伝って1週間に1度は両親のもとに顔を出しています。会社の登記も両親の家が会社になっています。母親の手術が上手く行かなくて身障者になってしまってから父が母の面倒を見るような形で二人で暮らしていましたが最近はどうも逆のパターンで母が父の介護をするような形になっています。尤も85歳になろうとしているのですから元気であるのがおかしい年かもしれませんが。両親がいてくれる事の喜びは感じていますし、今の僕を何よりも両親が支えてくれているのも事実です。欲でしょうが、もう少し生きてほしいと願っています。衰えていくばかりの身体ですが僕にとっては静かだけど強い言葉の響きを父から感じることがあります。そしてまた、田舎も寒いのですが、その口から発する言葉は温かい事も事実です。