いろんな会社に顔を出させて頂いていて感じることです。実はその会社の業績は最初に顔を出したときに殆んど推測できます。例えば社員の応対態度、私はお客様の立場で伺うのではありませんが、「こんにちは」「いらっしゃいませ」と出迎えてくださる会社、それも笑顔でお迎えされるととてもGOODです。こういう会社はまず業績がいいですね。受付の方がいらっしゃる会社もありますが、訪問したときに立ち上がって挨拶をされるところとそうでないところがあります。これもそれだけの違いで随分印象が変わります。企業には様々な雰囲気があり、第一印象の大切さを痛感します。入り口で立っていると「ご用件はお伺いしてますでしょうか」と声を掛けてくださる会社もあります。気持ちの良いものです。顧客が企業を去る理由の一番はなんと68%までが企業から無関心にされた時といいます。愛情の反対は憎悪でなく無関心なんだという事を理解してみえるでしょうか。

 また社員間の横のコミュニケーションが円滑に取れている会社、一人ひとりの社員の魂のキャッチボールが出来ている会社はまず業績がよいと言えます。とかくセクショナリズムに陥りがちなのが現状です。これは結構現実にあるのではないでしょうか。時々は感情をむき出しにした仕事上のけんかも必要なのかもしれません。お互いを理解し、立場を思いやる姿勢が重要です。コミュニケーションの重要性を再認識してください。

 あといろんな案件に対してスピーディに結論の出てくる会社も伸びる会社、伸びている会社です。優柔不断でいつ結論が出るのか解らない会社もあります。そういった会社は衰退の一路をたどるような気がしてなりません。短時間高能率はどこの企業でも課題です。スピードを持って対応する事も会社が伸びていく要因だと再認識して頂ければと思います。

 第一印象、コミュニケーション、スピードの3つをキーワードとして企業の活性化を図ってみてはいかがでしょうか・・・。