カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
名古屋・中京大学で行われた中部経済同友会主催の公開講座に顔を出しました。
この日のテーマは「AIはなにもの」~AIはどう動き、何をもたらすのか~
講師を勤められたのは名古屋工業大学名誉教授であられる岩田彰氏でした。

岩田先生、1950年生まれであられます。
講演は椅子に座りながら90分お話になりました。
様々に身振り手振りを交えながら・・・。
流石にAIの研究者であります。
途中で何度か動画が出てきたり、AIで作った声も数人登場です。

実は1950年代に生まれたニューラルネットワーク(人工神経回路鋼)がAIのエンジンです。
人間の脳神経回路鋼の仕組みをコンピューター上に実現してます。
幾多の研究を得て、2010年代、言葉を数字ベクトルに置き換える方法の発明が飛躍のカギとなりその後、2020年代のCHATGPTや生成AIの登場により爆発的に普及しました。
その歴史と仕組みを解りやすくひも解くと共にAIは私達に何をもたらすのかについて考察されました。

2022年11月 チャットGPTの誕生から随分と私達の身近にAIが訪れた感覚があるのじゃないでしょうか?
最近は僕もお世話になる事が出てきました。
これから先益々AIの関与が当たり前化することが予想されます。

一人一人がAIエージェントを活用する時代が・・・。
自分の代わりの秘書、スマートホームの操作、朝のスマート目覚まし、シニアの見回りサポート、健康医者のサポート・・・。

AIに仕事を取られるのではないかという疑問が広がります。

人間にできてAIには簡単でない事は何か・・・?
例えば、共感する事、創造性、人間関係、倫理的判断、高度の対人スキル・・・。
人間しかできない事がこれからはもっと大切になるような気がしてなりません。

そしてそれもまた近い将来(2030年ごろには)
AIは人間と同様の知能レベルとなり、感情という心を宿するものへ、さらに高度の判断をするようになり、法律を学べば弁護士にもなり、旅行プランを聞けば旅のコンセルジュにも・・・。

どうなるのでしょう…これから。













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author: Masahiko Kato
今年2025年度の新築住宅着工戸数は78万戸ぐらいでしょうか?
また持ち家はというと20万戸当たりとなるのでしょうか?
いずれにしても年々確実に着工戸数が減少しています。

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原因としては・・・・・
物価上昇と建築資材の高騰からくる消費者のマインドの低下
住宅ローンの金利上昇
人口・世帯数の減少・住宅の長寿命化…‥
といったところでしょうか。

かつて学生時代これからは住宅業界が伸びると、それまでのマスコミ志向から住宅業界に変身した僕にとってはここまで変化が大きいのかと驚きの数字です。
花形だった(厳しい競争もありましたが)時代が懐かしく思い起こされます。

逆に中古住宅の需要は伸びてきています。
価格もここ10年ずっと高騰してきています。
マンションよりも戸建ての需要が高まっていますね。
最近の住宅の質はかつての住まいと比較して随分と良くなってきている感覚です。
中古住宅をいかに付加価値を高めていくか重要ですね。

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またご存じの様に空き家が増えてきています。
過去30年間でなんとその数字は2倍に増え今や900万戸になろうとしています。
この数字ではおさまらず、今後も近い将来空家数は増え続け1000万戸を超える事が予想されています。
相続登記が出来ておらず所有者不明の建物も数多くあって社会問題にもなっています。
新築住宅の供給が多い一方で人口減少の現実があり需要とのミスマッチが生じています。

果たして日本の住宅業界は生き残れるのでしょうか?
実はここへきて大手住宅メーカーの海外進出が増えてきています。
<積水ハウス>
米国の住宅メーカーを7324億円で買収、米国で年間15000戸を供給する住宅メーカーとなりアメリカで販売実績トップ5社に入っています。
<大和ハウス工業>
アメリカやマレーシア等多岐にわたる国に進出しています。
<住友林業>
住友林業が海外売上比率が最も高く2017年度にはぜんたいの21%、2023年度には米国の住宅引渡棟数が日本の販売実績を上回ってもいます。
<旭化成ホームズ>
アメリカやオーストラリアで事業展開しています。

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実は世界に目をやると人口増で住宅需要が大きく拡大している国が数多く存在します。
特にアフリカでは大きな住宅のビジネスチャンスが広がってもいます。
例えば、その不足数は・・・・
ナイジェリア 2800万戸必要
コンゴ 400万戸
エジプト 300万戸
タンザニア 300万戸
南アフリカ 230万戸
ケニア 200万戸
ガーナ 180万戸 <シェルターアフリック開発銀行発表資料から抜粋>

世界情勢は不安もありますが住宅業界も今後はインターナショナルな視点で経営に向かう事が不可欠になっても来ているようです。

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住宅は地域に根差した産業ですから、各々の状況をしっかりと把握・理解した上での展開が必要になりますが、これからの方向性として考えてよいのではないでしょうか。
環境問題しかり、地球的規模でこれからを生きていく事が住宅業界にあっても当たり前の時代になりそうな予感がします。







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author: Masahiko Kato
皆さんご存じの様に僕の専門は住宅業界の仕事です。
積水ハウスでのサラリーマン時代を得て住宅コンサルタントとして独立しました。
当初は殆どが住宅会社の社員研修を担当していました。

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ところが最初の書『すごい部隊のつくり方』を発刊して、変化が出てきたのは、住宅関連のみならず組織を強くしていくテーマでの講演や研修の依頼が増えてきました。
そして住宅業界(不動産・リフォームを含む)のみならず、業績向上を目的とした社員研修の講師を任される機会が多くなってきました。

現在ご縁を頂いて顧問を依頼されている企業の中には鉄鋼関連の企業もあります。
この鉄鋼関連で最近目立った傾向があります。
ご存じでしょうか・・・?
かつて鉄鋼関連企業のテレビCMは日常視なかったように思います。
ところが最近はというと・・・
日本製鉄・・・川口春奈さんが「工場見学やってます・・・」
愛知製鋼・・・吉田鋼太郎さんが「愛知製鋼ってどんな会社ですか?」
日本JFE・・・サンドイッチマンさんがおもしろおかしく会社をPR
そしてつい最近ですが、
大同特殊鋼・・・「すごい未来、特殊鋼と行こう」
などと目立ってきました。

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…なんで今また、鉄鋼関連企業のコマーシャルが出現してきたのか・・・・?

一言で考えられるのは人手不足でしょうか。
4社ともに著名な大手の企業ですが、人口減少からくる人材不足が起因していると言えるでしょう。

最近になって、住宅業界では大和ハウス工業や積水ハウスが新入社員の基本給を随分と上げました。
僕が積水ハウスに入社した時の基本給を僕ははっきりと覚えています。
大卒初任給は8万6千円でした。
嬉しかったのは、営業職には基本給とは別に営業手当が2万円ついていた事でした。
まあそれだけ営業職の仕事はハードだった訳でしょうが・・・。
それが今や大卒初任給293200円(2025年度)
そして来年度は30万円時代に突入しようとしています。
新入社員がこの金額ですから、当然ながら先輩社員たちの基本給も上昇ということになります。
(現実的には給与と賞与の関連もありますが…。)

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これもその理由をと問えば、人材確保、素晴らしい人材を社員として迎えたいという会社側の論理があるようです。

最近意外だと思ったことの1つが年功序列を望む人が増えてきたこと…これは驚きでしたが、そうかなと思う節はあります。
学生が企業を選ぶ傾向として安定企業への志向があります。
冒険をするというわけでなく安定した企業や、公務員への志向が高まっているようです。

また最近の傾向としてハラスメントやコンプライアンスの影響か、会社内で叱咤されたことのないという社員が増えても来ています。
その反面、ある程度の厳しさを求める社員も増えてきているようです。
つまりは会社が自分にとって成長の場でありたいという願望もあるようです。

組織を活性化して業績に結びつけてきました。
そんな僕が今思うのは会社を楽しい場所にするという事でしょうか。
これは仕事が楽であるという意味ではなくて、自分自身の成長の場、活躍できる場、自己実現にまで高めていく場にしていくという事です。

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トラバーユするのもよし、最初に入社した企業で終身雇用もよし、いずれにしても仕事は楽しいもの、社員の活躍の場としたいものです。





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author: Masahiko Kato
「よくまあ、続いてますね」
そう言われることは嬉しいものです。
? 何のことかと言いますと、実はこのブログの事です。

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このブログの「記事一覧」をクリックして頂くと今まで書いてきたブログが全てご覧になれます。
ちなみに第1回目は2004年8月23日、友人からのアドバイスもあってとにかくブログというものを書いてみようと始めました。
とりあえず、挑戦しようと言った感覚で始めました。

「甲子園にての想い・・・」
大阪への仕事帰り、初めて甲子園球場へ足を運んで甲子園球児たちの熱い夏を心に刻んだ思い出を綴りました。
そしてその直後、アメリカ・ポートランドへ8日間、住宅視察に行ってきました。
住宅に関わる自分の仕事を真摯に見つめようとの気持ちの表れでもあったように振り返ります。

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最初のころはブログを書く頻度は月1回程度、しかも文章オンリー、あんまりおもしろいという感じではなかったですね。
「住宅コンサルタント」である自分の検索エンジンに少しでも寄与できればという根拠からという感じでしょうか・・・。

そしてブログに初めて写真を取り入れたのが2007年3月21日、「英雄伝説」と称して、住宅営業に携わる人たちにヒーローやヒロインになって頂きたいとの思いを綴らせて頂きました。
その後はずっと何らかの写真や絵をブログを一緒に表現させて頂いています。

日課として毎日書かせて頂いていた時もありました。
小学生時代の絵日記を思わせるような感覚でした。

2021年2月26日にブログを16年6か月継続して書いています・・・と書かせてもらいましたが、現在では20年10か月になろうとしています。
実はブログをどのくらいの数書いたのかが解らなくなってきています。(すみません)
細かくゆっくりと調べればわかるのでしょうが、推測で2850回ぐらいでしょうか。

かつて7年間に亘って業界新聞でしたが週に1回の連載(コラム)を書かせて頂いていましたが結構気を遣いました。
業界新聞とは言っても全国への発信ですから、新聞社の編集長さんにも毎回内容のチェックをして頂いていました。
実際に読者の方からのコラムに対してのご質問もありました。

それと比べるとブログは自由に書かせていただけます。
ですから内容が今一つチンプンカンプンの時もあるかと思いますが、お許しもいただける範囲かと・・・。

ブログの継続のおかげもあって「住宅コンサルタント」でグーグルでの検索順位はずっと第1位です。
「継続は力」と巷間よく言われます。

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時折、正直「何を書こうかな?」という日があります。
少しばかし悩んでしまう時が存在します。
そんな折、もう一人の自分が囁きます。
内容よりも楽しみながら気軽に書けばいいんじゃないの・・・と。

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そんな自分と戦いながらどこまで続くか不可解ですが、自分との会話でもあるブログをもう少し頑張ってみたく思います。
どうか今後もよろしくお願い申し上げます。






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author: Masahiko Kato
このブログにも時折登場していますが個人的にスポーツ観戦が大好きです。
スポーツなら何でも来いと言った感じなのですが、敢えて言えば野球・ラグビー・駅伝・サッカー・アメフト・相撲といったところは興味津々ですね。
特にアマチュア野球(高校野球や大学野球)は目が離せないというか、つい先日も東京6大学野球は釘付け状態でパソコンで観戦していました。
現在も全日本大学野球選手権大会が行われており、Jスポーツで時間が許す限り目が皿になっている状態です。

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そんな中で躍動する選手たちのプレーももちろんですが、その選手たちに向かってに熱い声援をする応援団の一生懸命さにも心が持っていかれます。
応援団は大きく分けると3つの組織で構成されています。
1つはリーダー部、2つ目はチアリーダー、そしてもう一つが吹奏楽団です。
その中で全体の士気を高揚させるリーダー部はかつて男たちの象徴、バンカラが何よりの売りでもあったように思います。
話しかけても無口でというか、ひたすら寡黙を守り、異様な雰囲気を醸し出していて独特の存在感があり、時として怖いと言った感じさえ漂わせていたものです。

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ところが最近では応援団のリーダーたちに大きな変化が見られるようになっています。
例えば現在の東京6大学でいえば立教大学の応援団長は林田萌恵子さんが担っています。この何年間6大学に在っては女性の進出が数多くみられるようになってきました。
勿論、過去には全く考えられなかったことです。
本人曰く、「これまでも女性がリーダーになるのが当たり前とみられるようになれば…という思いで応援活動をしてきました」と、学ランをまとって凛として選手たちに熱い声援を送っておられます。
他の大学や高校においても徐々にそういった傾向が現実化してきています。

話が変わりますが、
日本の企業においての女性管理職比率は2022年度は12、7%と記憶しています。
G7の中でも日本は最低、早急の改善の必要性が問われています。

世界を目にやれば・・・明白な女性の活躍が見られます。
インディラ・ガンジー(インド初の女性首相)
マーガレット・サッチャー(イギリス初の女性首相)
アウン・サン・スー・チー(ミャンマー・ノーベル平和賞受賞者)
エレン・ジョンソン・サーリーフ(リベリア・アフリカ初の女性大統領)
アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)

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一般に、 日本における女性の管理職の比率が低い理由として言われているのが・・・
1、管理職の負担が大きい(業務の増加・部下のマネジメントで拘束される)
2、過剰な配慮を行っている(周囲が一方的に子育て中の女性社員への配慮だと思い込
み、出張や部署異動・新規プロジェクトなどへの挑戦を加えない)
3、社内にロールモデルとしての女性が存在しない
‥‥という事でしょうか。

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2024年11月、厚生労働省は女性の管理職比率について従業員101名以上の企業に対して公表を義務付けました。(以前は301人以上でしたから多少の前進ですが…)
人手不足もあって女性の雇用には積極的な企業は多いと感じますが、更に夢を持って女性が伸び伸びと仕事に従事できる様、世界的レベルに追い付けるようスピードを持った変化を期待したいものです。

国は2030年までに女性の管理職比率を30%に引き上げるよう指導しています。
各企業に在ってはトップの意識が何より重要だと考えます。
女性管理職が増える事は企業に対してのイメージが上がるものと信じてやみません。




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author: Masahiko Kato
皆それぞれ人生において転機がありますが、高校時代に僕の大きな転機がありました。
中学校までの義務教育と違って高校時代からは、厳しい教育者であった親も随分と僕の自主性を許してくれました。
反抗期も手伝って、学校もよくサボタージュしたものです。
何とか最低基準の出席日数は確保して卒業はしましたがとにかく学校の勉強はしなかったですから成績は悪いものでした。
よくもまあ親が寛大だったと改めて感心したりもします。
それでもクラスから選ばれて生徒会の書記を務めたり、好きな吹奏楽でラッパ(トロンボーン)を吹いてパレードや野球の応援には参加していました。
また定期的に寝袋を背負ってヒッチハイクの旅に出ていました。

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そんな高校時代、当時学習研究社から毎月発刊されていた「高3コース」という受験生向けの雑誌に決まって投稿していました。
なんでも詩人の寺山修司さんが詩部門の選者で、憧れの寺山修司さんに自分の作品を診てもらう事が嬉しかった記憶があります。
ところが詩はなかなか入選せず、決まって入選していたのは川柳部門でした。
ちなみにその折の僕の川柳コーナーへの投稿ネームが「加藤笑月」と名乗っていました。
投稿の常連さん達の誌上座談会に誘われたこともあります。
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毎年恒例の「サラリーマン川柳」が今年も発表されました。
ちなみに川柳の起源は日本の伝統的な短歌にたどり着きます。
皆さんご存じでしょうが、川柳も俳句も5・7・5のリズムで詠む口語の定型詩です。
ところが俳句には季語がありますが、川柳には季語を用いる必要性はありません。
そして俳句は自然に関する内容が多く情景描写などを表現するものです。
一方川柳は人間・及び人間社会に関する内容を表現するものと言えます。

今年の「サラリーマン川柳」の入賞作はというと・・・
第1位 「AIの使い方聞くAIに」
第2位 「久しぶり 笑顔は出るが 名前出ず」
第3位 「セルフレジ 母に店員 二人つく」
第4位 「妻描く 老後プランに オレ不在」
第5位 「何食べたい? いった料理は 出てこない」
…といった感じです。
ついつい「なるほどぉ」と納得の川柳群です。

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毎年思いますが実に巧妙にタイムリーな話材を表現しますね。(感心します)
確か今年で38回目になるのではと記憶していますが、かつての第1位作品を並べてみると当時の時代背景がくっきりと浮かび上がってきます。
・31回 「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」
・26回 「いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」
・21回 「空気読め それより部下の 気持ち読め!!」
・15回 「デジカメの エサは何だと 孫に聞く」
・11回 「我が家では 子供ポケモン パパのけもん」
・6回 「いい家内 10年たったら おっ家内」

・・・なるほどといった内容がいっぱいですね。

川柳には3つの要素があります。
1、うがち
物事を正面からでなく、斜めやうしろ、様々な角度から見るという事。
2、軽み
少ない言葉の中に庶民性や通俗性を含ませること
3、おかしみ
日常の中から醸し出された意図しない笑いや滑稽さ

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個人的には俳句ではなく川柳と相性がよさそうです。
また現在のコンサルタントの仕事にも川柳が通じるものがあるように感じています。
江戸時代にも同じような時代へのメッセージが存在したように思えてなりません。
時代を透徹した確かな「眼」で見つめながら、足をしっかりと「地」に着けて歩いていきたいものです。







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author: Masahiko Kato
最近の『住宅産業新聞』賃貸住宅に暮らす人からのご意見が掲載されていました。
出典は住宅改良開発公社、執筆・監修は千葉大学の鈴木雅之教授です。

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以下、賃貸住宅への不満を並べてみますと・・・・・
1、冬寒い 32.9%
2、隣の音が聞こえる 24.5%
3、収納が狭い 24.0%
4、料理がしにくい 23.7%
5、家賃が高い 22.3%
6、狭い 18.1%
7、日当たりが悪い 14.7%
8、夏暑い 13.9%
9、上の階の音がうるさい 12.9%
10、傷や汚れに気を遣う 12.9%


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かつて、僕は積水ハウスの東京の支店長時代、事業所長の仕事の他に東京営業本部のアパート委員長を任されてもいました。
その折、感じていたのは一般の戸建て住宅がお客様と直接向き合っての商談をするのに対して、賃貸物件(アパート・マンション)は大家であるオーナーさんとの打ち合わせはするものの、直接入居者とは話し合いがありません。
オーナーさんは自分のアパートであっても実際入居はしません。
つまりは、ここに入居者の声が直接届かない現実が生じます。
そこでもっと入居者の声を聞いた形の賃貸住宅を創ろうと考えました。

今から23年ほど前の実話です。
一番感じていたのはお風呂とトイレが一体になっている現実でした。
アパート委員長の僕は住宅業界のトップである積水ハウスのアパートを変えれば、他の住宅会社も右に習うと考えました。
トイレとお風呂を別にする事を当たり前にしました。
キッチンがお粗末なものが殆どでした。
これはキッチンをグレードアップして一般住宅並みに仕上げるようにしました。
同様に収納量の少ない下駄箱を辞めて、天井までの下駄箱クローゼットに変更しました。
結果というと高い評価を頂きました。

今から振り返るとみんな実行して良かったことでしたが、これだけのことを変化させることにも一部には反対意見もありました。
人は変化しない事が一番楽なんだという言う現実に失望感も味わいましたが、自信を持って改良に取り組みました。(今は皆当たり前になっています。ほとんどの住宅会社が改良されました。)

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今回の入居者からの声(要望)も、しっかりと活かしていきたいものです。
「寒い」と答えた入居者は3分の1です。(すぐ改善です)
遮音の悪さ、収納率の低さ、料理のしにくさも改善の余地がありますね。
またこのアンケートには出てきていませんが、共用部分に関わるもので、「24時間ゴミ出しシステム」や、「宅配ロッカー」、「駐車場」、「駐輪場」、にも着眼していく必要がありそうです。

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もっとお客様に近づくこと、入居者の気持ちに近づくことが大切ですね。
顧客目線、入居者目線での住宅建設を望んで止みません。
私達はZ世代のニーズやウォンツにしっかりと応えていきたいものです。





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author: Masahiko Kato
人間には当然ながら寿命というものがあります。
私事ですが、5年ほど前から毎日の健康チェックを実行するようになりました。
オフィスに顔を出した時は、決まって血圧を計り、体重、続いて体脂肪、内臓脂肪、骨格筋率、BMI、基礎代謝と計測します。
たまたまでしょうが、体年齢も表示され、日々の計測が日常化していく中で健康への意識も少しづつではありますが意識化されてきているように思います。

また毎年の人間ドッグの結果も大きな健康の目安となっています。
年々老いていくのが当たり前なのでしょうが、結果として手元に頂くデータの数値を恐々として見つめてしまいます。
少しでも健康状態を維持したいというのは、年齢的に我儘かもしれませんが、体への関心度が徐々に増していく事は事実です。
友人と会ったり知る機会ごとに多くなっていく話題は健康談議です。
健康に良いものと聞くとついつい試したくなって、健康器具を購入してしまったりもするし、食べ物に至ってはなおさらそういった傾向は強くなっているようにも思います。

そんな中で毎年目標を立てています。
今年も念頭に自分なりの健康目標を立案しました。

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1、毎日30分以上の運動の徹底
2、水を一日2ℓ以上飲む
3、間食を辞める
4、毎食野菜を食べる
5、甘いものを口にしない
6、大盛は厳禁、腹八分を心がける
7、ストレッチを毎日5回実行
8、食事はゆっくり味わいながら食べる
9、お菓子はほどほどに、徐々に減らしていく
10、毎日の健康チェックを欠かさない


今年もあっという間に3月になってしまいました。(本当に時間のたつのは早いですね)
現状を検証すると、3・4・5・8・9あたりの食に関わるところがどうやら実行がおろそかとなっているようです。(食欲がしっかりあります)
逆に1、2、7、10は出来ているように思います。

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2年以上前に大きな手術をして、現在は日々リハビリを欠かさないようにしています。
実はインターネットで大正製薬が運営している健康情報サイトが存在します。
「あすけん」というのですが、これがなかなか親切です。
無料で、遠慮なく、ありがたく使わせて頂いています。
ダイエット初心者でも解り易い表示画面と使い易い機能が嬉しいサポートのアプリです。
食事のカロリーと14項目の栄養素が見やすいグラフで表示され、摂取するものの過不足を一目で把握できます。
毎日のアドバイスもして下さり従順になって謙虚に耳を傾けています。
(大正製薬さん、素晴らしいです。)

人には平均寿命と健康寿命がありますね。
健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を言います。
この健康寿命に必要なものとして栄養と、運動、社会参加が挙げられます。
毎日美味しく食を頂き、しっかりと運動をして、可能な限り社会参加もしていきたいものです。

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仕事でいつも思う事です。
企業に寿命がある事を不可思議に思われている社員さんが結構いらっしゃいます。
経営者である社長はじめ管理者の皆さんは、ご自身の企業の健康状態を絶えず意識しておきたいものですし、社員さんに対してもこの辺りの意識を高める工夫をなさっておきたいものです。
経営意識の高い社員さんが多い企業さんほど、生産性も高いと言えますね。

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author: Masahiko Kato
名古屋・中京大学の公開講座に足を運びました。
目的は将棋の藤井聡太七冠の師匠であられる杉本昌隆八段のお話を聞くことです。
興味津々、何か面白いお話が聞ければといった期待もありました。

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日本の将棋人口は460万人という事だそうです。
そのうちプロと呼ばれる人は140名とのことですから確率的には0.003%ということになります。
ちなみに囲碁人口は120万人、内プロは356名、0.03%という事でしょうか・・・。
大学受験者数が62万4千人、その内東京大学合格者は3084名ですから0.05%という事を考えると、いかに将棋の世界のプロになる確率が大変かが解りますね。

将棋のタイトルは8種類あります。
ご存じでしょうか?
「竜王」「名人」「叡王」「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」の8タイトルです。
そのうちなんと7種のタイトルを保持しているということは、凄い事というか、とんでもない事であるというお話でした。(納得です)

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ちなみに「竜王」と「名人」のタイトルが一番大きな意味を持つタイトルだそうで、「竜王」は4400万円、「名人」は4200万円の賞金があるそうです。
7つのタイトルの合計賞金金額は1億2千万円になるそうで、弱冠22歳の藤井聡太七冠の偉大さがうかがえます。

師匠としてどんな指導をしているかについての話がありました。
1、個性に合わせて指導する
2、モチベーションの維持を考える
3、一門以外の若手と対戦させる
4、スランプの時に声掛けをする
5、デジタル機器の活用(AI)


裏話となるかもしれませんが、杉本八段は藤井聡太七冠の師匠なわけですが、藤井聡太さんが小学校4年生の時に初めて師匠である杉本八段が敗北したという事です。
まあそれだけ藤井聡太さんが天才棋士ということになるのでしょうね。

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最近では人工頭脳との戦いも注目されてきています。
1972年 チェスの世界で世界チャンピオンであるカスバロフ氏が敗北します。
2016年 囲碁の世界でアルファ碁に韓国の王者が敗北します。
そして2017年 将棋の世界でもPONANZAに佐藤天彦氏が負けてしまいました。

藤井聡太七冠がAIと戦ったらどうなるのか…という話にもなりました。
何でも将棋のソフトは1秒間に1億の手を読むらしいのです。
だとすると…難しいかもしれませんね。

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ただこんなことも杉本八段は言われていました。
AIには「心」「気持ち」「五感」「倫理」というものはありません。
私達には「人間味」「人間らしさ」というものがあると・・・。

私達人間は自分の個性をAIを使って伸ばすことが出来るのでは…という事でした。

感情指数(EQ)の高いマネージャーやリーダーがビジネスの世界でも活躍しています。
これは将棋にもビジネスにも当てはまる事かなという感じがしました。





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author: Masahiko Kato
様々な企業とご縁を頂いている中で一番数多く「テーマ」となって依頼されるのがマネージャーやリーダーの意識を高めて欲しいというものです。
僕が最初にテーマとして書かせて頂いた書も『強い部隊のつくり方』でした。
現実にサラリーマン時代の成功体験は、まさにリーダーが頑張った証そのものでした。
実体験としての成功ストーリーは机上論とは違って受講者のみなさんの心に響くものがあると思います。

今回も顧問会社の管理者研修の題材でいかにしてマネージャーやリーダーはメンバーの心に火をつけていくかをテーマアップしました。
今回は「叱り方・褒め方」の勉強会でした。
最初に皆さんに質問をしてみました。

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<メンバーに対して>
まずは叱り方
・叱る目的は何ですか?
・叱ると怒るの違いは何ですか?
・上手な叱り方の例を挙げてみてください。
・叱る前にしておくべきことは何ですか?
・メンバーを叱って成功した例がありましたらお書き下さい。


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もう一つは褒め方
・褒める事の目的は何ですか?
・具体的に、どう褒めたらよいでしょうか
・褒める事と、おだてる事はどこが違いますか?
・照れをどう克服しますか?
・メンバーを褒めてうまくいった例を挙げてみてください?


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このブログでもかつてのサラリーマン時代を振り返っての話を紹介してきました。
褒められるなんてことがなかった若き営業マン時代、ほとんど毎日が叱られることの連続だったような記憶があります。
「うちの会社は頑張って結果を残しても褒められませんね」という若かりし頃の僕の質問に、上司からは「何も言われない事が褒められていることと思え」と言われたりもしました。

ハラスメントが叫ばれるようになってからは、上司のパワハラが問題視されてきて、メンバーに対してもいろいろと考えながら気を遣って接するようになってきました。
どうやら現在は、褒める事が主流になってきたような感覚で、大きな声を出してメンバーを叱咤する上司の姿を見る事が少なくなってきているように僕の目には映ります。

ただ、この褒める事と、叱る事は双方ともに大切な事と考えたいものです。
少なくとも自分たちの組織を業績向上に結びつけていく為には、リーダーやマネージャーは覚悟を持ってメンバーに接していく事が不可欠です。

それが出来るかできないかが、良きマネージャー、良きリーダーの大きな目安になると言ってよいでしょう。

そこにあって大切な事は常日頃からメンバーとのコミュニケーションをしっかりと取っておく事に他ありません。
またどこまでメンバーの気持ちを汲んで、愛情を持って成長に結び付けていくかも重要ですね。

褒める事が甘やかすことにならないように、メンバーのモチベーションが上がっていくように、例え成果に結びつかなくとも感謝の気持ちを伝えて、あのリーダーの為なら頑張れると思われるような関係つくりが出来ればと思います。

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簡単ではないでしょうが、メンバーの話を真剣に聞いてあげる事も大切な務めですね。
メンバーの目線で叱る事、叱った後のフォローも忘れないようにしたいものです。